水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
崖っぷち、とはこのこと

案の定と言うか、まあ、多くの人が微妙に不安がっていましたが、
ベルマーレの残留が微妙になってきました。
何しろ、ルバンで優勝の祝杯を挙げたのはいいものの、その後ぱっとせず、
いよいよ崖っぷち、と言うところで何とか1勝を挙げたものの、
降格候補チームが全チーム勝つ、ということになり、
これまた振出しに戻ってしまいました。

 

冷静に考え、要は危ない同士の名古屋が最終戦ですので、
ここでの勝ち負けが大きく影響します。
ベルマーレ残留の条件をざっと整理しましょう。

 

まず名古屋戦で勝てば、残留決定です。
まあ、形としたらこれが一番ですよね。
とは言え、名古屋はホーム最終戦ですし、負けたら後がないので、
とてつもない圧力がスタジアムのみなぎっているはずなんで、
実力プラスアルファ―の力が働かないと、厳しい戦いになりそうです。
で、名古屋戦を引き分けたとすると、ともに勝ち点1を足しますが、
これで、安心とはなりません。


まず、名古屋戦引き分けで、かつ鳥栖が鹿島にまけたら、
ベルマーレ・名古屋が残留です。

で、鳥栖が鹿島に勝つと、勝ち点差で、ベルマーレの残留が決まります。
つまり、最低で名古屋戦引き分けが残留の条件です。

 

で、名古屋戦負けの場合です。
点差にもよりますが、鳥栖が負けると、現在得失点差が同じなので、
最終戦のそれぞれの得失点差が1以上ひらくと、多い方が残留。
同じなら、ベルマーレが総得点が多いので、ベルマーレ残留、ということになります。

 

いささかややこしいので、ざっとですが、原則、名古屋戦に勝利、
これは単純に望ましいことです。
次が、鳥栖が負けると、幾分か可能性が出てきます。

言い換えれば、名古屋に負けて、鳥栖が勝つとなると、ベルマーレは
J2からプレーオフでJ2から勝ち上がってきた、

ベルディーか横浜かのどちらかと対決することになります。
まあ、これにも負けるとなると、
仕方なかったか、残念、ということになります。

 

いずれにしても、名古屋に全力で立ち向かう事ですね。
だって、ルバンカップに優勝して、なおかつベルマーレ創立50周年と言う時に、
J2降格はないでしょ。

 

いままで、このブログでも何回か触れてきましたが、サッカーチームのチーム力は、
なんだかんだと選手強化費、つまり、選手への年棒総額が影響して来る、と書いてきました。
ベルマーレは基本は市民球団ですから、
大旦那がいません。
市民のささやかな財布の中からお金で賄われてきました。

つまり、Jリーグ中20番目位の経済力で、まさに貧乏所帯なんです。
そこに来て、RIZAPが資金的な援助をしてくれそうだ、
という情報が入った時は、なんとなく一安心、と思ったんですが、
ここに来てRIZAPの経営状態が赤字転落した、ということで、
当然、各種の支出を締めてくるはずです。
ベルマーレも影響ないとは言えないでしょ。


そんな空気の中ですから、ここは歯を食いしばっても、
来年に展望できるようなポジションで、今シーズンを締めくくってほしいと切に切に願っています。


ちなみに、SCNクラブの新年1月の市民TVの枠では、

ベルマーレを取り上げることになりましたが、
一応、前提としては、J1に残留している、と言うところを想定したシナリオになっています。
まあ、勝手な思いですが、そんなことも絡んで、
12月1日は頑張ってほしいものです。
ちなみに、まちかど広場でパブリックビューイングを開催するとか。
最終戦盛り上がりたい方は、是非とも足を運んで下さい。

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 13:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
いやあ、勝ちましたね

昨日の午後は、かみさんは出かけていたので、テレビを一人で見ていました。
もちろん、ルヴァンカップ決勝戦の中継です。

 

私がベルマーレの湘南市民応援団の活動に携わったのが、
ベルマーレがJリーグに加盟を表明してから、市民の支援が必要だ、と聞いた時からです。
前商工会議所会頭だった福沢さんと一緒に応援団を立ち上げたのです。
1993年のことです。
で、その年、下部リーグで見事優勝、Jリーグ、今でいうJ1に昇格しました。
翌、1994年、まずまずの成績だったんですが、
なぜか、天皇杯では、あれよあれよと勝ち進み、

確か元旦に決勝戦が行われたんじゃないかと思います。
もちろん、国立まで出かけてゆきましたが、これに見事勝利。
天皇杯を勝ち取りました。


いわゆるカップ戦の優勝は、以来、縁遠く、
それよりも、J2陥落、J1昇格を何回か繰り返すほど、戦力は不安定でした。
基本的には、フジタが責任企業の立場を放棄し、市民球団として、資金も少ない中、
細々とやっていかざるを得なくなったことが、チームの弱体化につながったのです。

そこに、救世主のごとく登場したのが諜裁(チョウ・キジュ)さんで、監督に就任。
彼は独自の考えを持って、チーム作りをしてきました。


私は、三年前にFM湘南ナパサの番組で、対談をさせていただきましたが、
その時、その信念の強さに、感服した次第です。
ともかく走力が重要だ、と。

確かに、以前から感じていたんですが、選手がピッチの上を走り回っているときは、
基本的に、失点しないもんなんですね。
一試合90分、走り続けるというのは大変だと思うのですが、
なんかの拍子に、ある時間帯で、ふと足が止まるときがあるもんなんです。
もちろん疲れもたまってくるのでしょうが、こういう時に、微妙にマークがヅレたりして、
失点に結びつくことが多い。
逆に、これを攻撃と考えると、相手に走り勝っているときは、得点のチャンスがある、と言うことです。
諜裁監督は、このスタイルを曲げることなく貫いてきました。
攻守の切り替えを早くし、ともかくゴールに向かって走る。
そして、直線的なパスでチャンスを造る。

9回失敗しようと1回の成功でいいんですね。

そもそもサッカーとはそういうものです。


まさにその通りのゲーム展開が昨日の決勝戦でした。

これは、併せて守備についても同様に展開され、
後半、マリノスの猛攻をしのぎ切ったのも、チョウ流のゲーム展開が実ったのではないか、と思いました。
もちろん、ピッチの上の具体的なゲーム展開は、選手の能力によるところが多い、と思いますが、
そこを、日頃の指導を体現できれば、結果にコミットするわけです。
まさに、RIZAPですね。
胸にRIZAPのマークがついていたのも、いささか心強い事でした。

 

監督就任7年目。
幾多の思いがあったんだと思うんですね。
降格した時の悔しさ、育て上げた選手が、他のチームに持って行かれた時の悔しさ。
でも、なにくそと信念を貫いてきたハズです。
決勝戦に勝利した直後、人目をはばからず泣いていました。
まさに、苦節7年のさんざまな思いが、脳裏に去来したのだと思います。

1:0の拮抗した展開に、最後は、サンドバックのように叩かれ、コーナーキックの連打。
これに耐えきって、終了のホイッスルを聞いた時に、私は思わずテレビの前で、拍手をしました。
いやあ、嬉しかったですね。


下世話な話ですが、
優勝のカップの授与などの後で、赤いボードを手渡され、それに優勝賞金の額が書いてありました。
え、いったいいくらなんだ、と。
その桁数をなぞってみたら、なんと1億5千万円。
いやあ嬉しいボーナスでしょ。

 

さあ、これに弾みをつけて、一試合でも早く、降格圏を抜け出してもらいたいものです。
カップ戦に優勝しようと、J2降格ではシャレにならないでしょ。

 

ま、ともかく優勝おめでとう。

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 09:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
いよいよバックストレッチに差し掛かりました

久しぶりにベルマーレの話題。


いよいよ、第4コーナーを回り、バックストレッチに差し掛かりました。
何しろ、テーマは、J1残留。
せっかく昇格したJ1に、できれば残留したいでしょ。


J1とJ2って、幕内と十両ぐらいの差がありますね。
情報の配信量もそうですし、十両で、懸賞金が付いた取り組みを見たことがないですから、
その収入の差も推して知るべし、でしょ。
ですから、幕内の下の方の番付だと、何とか勝ち越して、幕内にとどまりたい。
そこで必死になるのですが、成績が悪ければ十両陥落。
代わりに十両で成績がいいものが幕内に入ってくる。


ま、Jリーグもこれと同じです。
ただシステムが明確で、J1の下位2チームは自動降格。
下から3番目は、入れ替え戦。

さて、われらがベルマーレは、27節現在13位。
下には5チームがうごめいていますが、これは単なる順位表の位置。
決して安穏できないのです。


先ず、勝ち点で行きますと、ベルマーレは32。
その下の14位名古屋は、32。
以下、15・16・17位と勝ち点30の鳥栖、柏、ガンバ大阪が並んでします。
単純な数字で言えば、次節ベルマーレが負けて、勝ち点を積み上げられないと、
32のままです。
で、下位4チームがそろって勝つと、勝ち点3がプラスされますから、勝ち点33(名古屋は34)。
つまり、順位が入れ替わるわけですね。
13位とは言え、薄氷の上にいるようなものです。
いや、崖っぷちと言うのが正しいかな。
どっちにしても安心はできないですよね。

 

で、最悪、降格圏に入ってしまった場合なんですが、
今年の場合、ちょっと事情があって、J2からの昇格チーム数が一つ減ります。
つまり、降格チームが減るという事ですね。
それは、町田が、J1のライセンスが取れなくて、たとえJ2で優勝しようと、
J1に昇格できないんですね。

これは、Jリーグの規定があって、
ホームのスタジアムの収容席数が規定に満たないとか、
正規の練習場の施設基準が規定に満たないとか、
まあ、いろいろあるんですね。

 

そもそも、サッカーチームの戦力と言うのは、
その裏付けとなるものは、選手に支払われる金額の総額に、ほぼ一致します。
お金持ちのチームはそれなりの戦力を保持できますが、
大半のチームは、資金繰りに四苦八苦しています。
そもそもが、選手へのギャラが低いと、選手としては

ちょっとでも条件が良い方へ移動しますので、
年がら年中、選手が入れ替わるんですね。
と言う事は、チームの所属選手の構成が変わります。
つまり、微妙にチームの構成が変わるという事です。
これによって、チームプレーが影響を受け、
前年、強かったチームが、今年はさほどの成績が上げられなくなる、といいう事が起きます。

 

まあ、言い訳がましいのですが、資金力が少ないチームの成績は、
不安定になりがちである、という事です。
ですから、J2とか、J3のチームの場合、この資金力不足が影響し、
チームの運営を含めた能力が低いため、
いくつかのハードルがあって、それを超えられない場合、
いくらその時が強くてもライセンスが得られないことがある、と言うわけです。

 

平塚の場合も、一応J1のライセンスはありますが、本来的には、
競技場の収容客数が17000人台と、他に比較し低いので、

これを何とかしたい、とあれこれ模索があるようです。
湘南エリア内の他都市への移転とかが、噂に出ていましたが、

もう少し大きめのサイズのスタジアム建設を目指しているのです。
これは、収容客数が、チーム資金にもろに影響するからです。
ゲームが開催された場合、ホームチームが、入場料の上りを、そっくりもらえます。
そういうシステムなんですね。
相手チームには支払われません。
ですから、ある意味、ホームアンドアウェーという方式は、

経営的な観点でも、当然のシステムなわけです。

 

ま、ともかく、ベルマーレは、勝ち点1当たりのコストパフォーマンスは、
Jリーグの中で、1位と言う経営効率がいい所なんですが、
なんせ、総収入額において、20位前後という事ですから、
まずはここの改善ですね。
噂ではRIZAPが支援してくれそうとか。

ですから、今年は、歯を食いしばってでもJ1に残留し、
来季に掛けたい、と言うところですね。

 

年間は34試合がリーグ戦として開催されますが、
あと、7試合。
怪我無く元気に戦って、悔いのない成績を残していただきたいものです。

 

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 13:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ともかく走れ

まあ、当然と言えば当然なんですが、
多くのネットのコラムでは、ほぼワールドカップの情報ばかり。
TAHOOでは、最初の10項目の下に、いくつかのコーナーが並ぶんですが、
その中で比較的大量の情報を項目として並べているコーナーがあって、
ずらっと多種多様な項目が、ばらばらと並んでいます。
一部、PR系のものもありますが、それらを除いても
140項目ほどがアップされているんですね。
で、この140項目中およそ半分の70項目がワールドカップがらみ。
他のサイトも、似たり寄ったりで、ワールドカップ情報にいかに関心が高いか、
という事です。


これはテレビのワイドなどでも、同様で、
番組のおよそ半分近くがワールドカップネタで占められています。
まあ、ガサツな世情ですから、
どうでもいいようなマイナスなネタなど切り捨てられるので、
結構と言えば結構なことです。

 

さて、かく言う私もサッカーネタ。


私は、以前は野球ファンでした。
野球オンリー。
そしてジャイアンツファン。
ですから、ジャイアンツが負けた翌日は機嫌が悪い。
当然勝った翌日は機嫌がいい。
私の友人で、当時、さる会社のサラリーマンをしていた者の話です。
その友人の職場の直属の課長がいて、この人が、大のジャイアンツファン。
ともかく、負け試合の翌日は、会社を休んじゃおうか、と思うほど機嫌が悪い。
反対に、勝ち試合の翌日はやたらと機嫌がいい。
で、その勝ち試合の翌日は、駅の売店で売っているスポーツ紙を全部買ってくるのだそうです。
そして、自席で片っ端から新聞を読み漁る。
ある時友人が機嫌のいい課長に、どうしてそんなに、何紙も買ってくるのですか、
と聞いたところ、
だってさ、どの新聞も、ジャイアンツが勝っているんだぜ、と。
当たり前でしょ、と友達は言い返せなかったそうです。

 

そして、平塚からベルマーレがJリーグのチームとして加盟し、
以来サッカーファンになり、おかげさまで、ジャイアンツの勝敗に影響されなくなりました。
もっとも、反対にベルマーレの勝ち負けに影響はされるのですが。

まともかく、1994年以来、サッカー一筋のような所があり、
その中で、サッカーの面白みをもっと深く味わうことができるはずだ、
という観点でいろいろ考えたのです。
そこで、野球と比較をして見ました。
野球とサッカーの最も大きな違いは、そのデータの分野の広さがあります。
例えば、打者で言えば、打率、出塁率、2、3塁打の長打率、ホームランンの本数。
得点圏打率、得点数、盗塁数、四死球数、犠打数、三振数など、
相当の項目が絶えず公表されていて、試合の勝敗以外でも
ゲームを楽しめるようになっています。


例えば、どう見ても負け試合の雰囲気。
そして9回ツーアウト、走者なし、登場したバッターが、
現在29試合連続ヒットの記録更新中で、今日は残念ながらノーヒット。
でも、この最終打席でヒットが出れば、連続ヒットを30試合に伸ばせる、
となると、もう勝ち負けより、その選手の記録のために、試合を眺めるわけでしょ。
これに近いものが、野球では絶えずデータが公表され、

見るものをその観点からも興味を持たせてくれます。
ところがサッカーは、これがあまりない。
例えば選手名鑑などで、その選手の記録的観点で能力を見ようとすると、
先ず出場試合数、詳しい所では、先発か途中出場かの区分。
で、それ以外の項目では、ゴール数。
当然ですが、ゴ―ルーキーパーは、得点数はゼロです。
フォワード系の選手が、いくつかの数字が並ぶだけ。
で、選手の戦績ともいうべき数字は、この試合数とゴール数の二つなんです。
どう見ても守備的なポジションの選手には不公平な数字でしょ。
せめて、走行距離数はコンスタントに表示すべきです。
短時間の場合も含め、1分当たりで結構。
それと枠内シュート数。
インターセプト数。
また反対にボールを取られた数。
まだまだ試合中に、各選手の能力を示すデータは取れるはずです。

 

で、最近どういう測定方法なのか、走行距離数が出されるようになりました。
例えば、先日のセネガル戦です。
FIFAが公表したデータを見ると、やはり走り勝ちしているんですね。
チームの「走行距離」は日本の105・088キロに対して、
セネガルは102・449キロ。
選手別でもDF長友が両チームトップの走行距離11・088キロを記録し、
MF柴崎が10・661キロで2位、
MF長谷部が10・580で3位、
DF酒井宏が10・245キロで4位。
セネガルで最も走ったのは、FWサルの10・143キロで、
両チームで5位にとどまっています。
さらに、走行距離だけではなく、
「スプリント」(短距離ダッシュ)の回数も公表されています。
日本の総スプリント数は、両チームトップだった長友の53回を筆頭に計367回。
対するセネガルはMFゲイの47回がチームトップで計356回。
要は、まちがいなく、走るという面だけでも、優れていたのです。
チーム力としては、セネガルの評価が上でしたが、
これを引き分けに持ち込めたのは、日本が走ったからです。

 

以前このブログでも指摘しましたが、
矢張り同等の技術力なら、走る方が優位に立てるんですね。
ポーランド戦でも、まずは走りに勝ってほしいです。

 

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 11:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ガンバレジャパン

今更、素人が解説しても、何の意味もないのですが、
私なりのサッカー観を述べてみます。

 

実は、ベルマーレの応援団を結成するまで、サッカーを見たことがありませんでした。
で、平塚を本拠地とするフジタがJ1に参加を表明し、
へえ、平塚にもサッカーチームが!と驚いたわけです。
それでも、世間が騒いでいるJリーグの実態も、生半可な知識で、
まあ、まちの活力の一つになれば、それはそれでいいじゃない、と。


ところが、どうも町の中では、それほど関心がない。
1993年、下部リーグでそこそこの成績で、
このままいけばJ1に昇格、と言うところが見えてきても
サッカー音痴が多かった平塚では、半ば他人事のようだったんですね。
そこで、ともかく応援団を作ろう、と。
前福沢商工会議所会頭とともに動き出したのです。


まあ、その頃もすでに、サポーターのグループは数多くありましたが、
正直、中年のおじさんにはなじみ切れないスタイルの応援だったのです。
ゴール裏で、試合中立ったまんまぴょんぴょんと跳ね、
時に大声で歌を歌うなんて、先ずは体力的に無理。
そこで、大人の応援団を結成しようというわけです。

そう、座ったままでも応援出来るという応援団です。
で、できたのが湘南市民応援団。


当初、設立のかかわりから、副会長を仰せつかりその任を全うしましたが、
その後、仕事の事情など加わり、ほぼ自然退会してしまったんですが、
この初期の活動の時、ベルマーレの試合が平塚で開催されると、
当然ですが結成したての応援団が、大挙して競技場に出かけて行ったのです。
正にゴール裏に陣取り、当時は土の応援席に座り込んで観戦です。
まだ記憶にあるのですが、
その応援席に一本の木が植えられていて、それがいまにも枯れそうな様子でしたが、
その木の後ろで見ていたのです。
ゲームは行ったり来たり、攻防が続いたのですが、これと言った決定機がない。
で、後半半ば、誰か(全然覚えていないのですが)が蹴った球が、
ちょろちょろとゴロのように地べたを這って、ゴールの片隅に入ったんですね。
その瞬間の総毛だつような興奮を覚えています。
いわばあの時の感動が、サッカーのとりこになった大きなきっかけだったのです。

 

以来、時々ですが球場に足を運び、観戦しましたが、

その中で体得したサッカー観はたった一つ。
それは走ることが基本だ、という事です。
失点をしなければ、原則的にサッカーは勝てるんです。
つまり、失点をゼロに抑える守備力があれば、得点能力以上に意味を持つんですね。
確かに、失点は相手の攻撃能力の表れではありますが、
不思議と、相手の実力指数が100で、こちらが80ぐらいでも、
トントンのゲームが展開できます。
逆に、天皇杯など、ほぼ、数段階格下のチームとの戦いでも、
楽勝と言うゲームはあまりありません。
数字の上で、やっと勝ったというのがサッカーなんですね。
で、先ずは相手の攻撃力より守備力が上回り、何とか失点を少なく抑えた、
その上で、得点できた、というから勝てるのです。


で、負ける時、失点する時の共通のパターンがあります。
一つは、ちょっとしたミスを付け込まれ、守備が破たんした時です。
これは、あっと思ったときは、押し込まれていて、手の打ちようがない。
もう一つは、足が止まった時です。
以前よく見た失点シーンは、何故か、全員が申し合わせたように足が止まり、
その隙にゴールを奪われる、ということ多かったと思います。
ですから、ベルマーレは、そこをよくよく承知していて、
ともかく走る、ということをチームの戦法にしてきたのだと思うんです。
そもそもが負け試合は、なんだかんだと走り負けた時です。

ですから、もう20何年、サッカーを見てきましたが、
この走るという要素を上回るのは、

数段階技術の上回るチームに対しては通用しないかもしれませんが、
ほぼ、対等のチーム同士なら、十分に通用する戦術なんですね。
野球で言えばチーム打率が多い方が勝つ確率が高いでしょ。
サッカーの場合、チームの総走行距離の多い方が勝つ確率が高いと思うんですね。

ここ数回行われた親善国際マッチですが、

走る香川と走らない本田の差が歴然と出たじゃないですか。

 

さて、いよいよW杯は開幕です。
日本は、どのような戦いをするのか楽しみですが、
ワールドクラスとは言え、サッカーの原則である走るという事で
後塵を拝したら、先ずは勝てるはずがありません。

いいゲームを観たいものですね。
走れジャパン、頑張れジャパン。

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 09:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
来季に向けて

ベルマーレ、先ずは優勝とJ1昇格を果たし、めでたい限りなんですが、
前回昇格の時に、やはり弱小球団としての悲哀を味わいました。
それは、球団運営費、ま、行ってみれば企業規模のようなものです。
さまざまな項目がありますが、単純に、総売り上げで言えば、
J1・J2の計40チーム中、22位。
人件費、まあ、選手のギャランティの総額のようなものですが、
これが40チーム中、21位。
つまり、ほぼほぼ真ん中あたりという事です。


J1レベルで考えれば、ともに最下位という事です。
市民球団ですから、まあこんなところで上等なんでしょうが、
経営規模が小さいと、当然ギャランティが少なくなります。
つまり、選手に対して、十分な報酬が払えない、という事になります。
したがって、ちょっとばかりいい動きをする選手がいると、引き抜かれてしまいます。
つまり、ベルマーレより高い報酬を提示するんですね。
これを義理だ温情だで縛れない。
選手の寿命は短いですから、できるだけ稼げるときに稼いでおきたいんですから、
この選択は仕方ないと思うんです。
昨日の味方は今日の敵という事になります。


ここがサッカーと野球の大きな違いですね。
チームへの所属を強く拘束しているのが野球で、
所属チームの選択権が広いのがサッカーです。
ですから、前年の選手が何人残っているのか、なんてことが、
チーム力を想定する大きな要素になってきます。
つまり、うちのチームという構成は、年々変わるので、
チームそのもののサポーターなのか、選手のサパーたーなのか、
ここが悩ましい所です。


日本人的には帰属意識が強いですから、
サッカーチームの猫の目的な人事に、正直戸惑ったことがありました。
ですから、シーズン初めの何試合かは、背番号と選手名が
なかなか一致しない、という事があります。
まあ、そういうこともサッカーのだいご味、と言う人もいますが、
やはり、せめて主力は何シーズンか、維持している方が、親愛の情もわいてきますよね。

 

選手が移動する要因は、当然、ポジション的に活躍できそうなチームという事と、

年棒の金額だと思います。
ちなみに、ベルマーレは総人件費およそ7億ちょっと。
で、香川一人の年棒が、7億ちょっとですから、あれれ、という感じでしょ。
メッシやロナウドは別格ですが、海外でプレーする日本人プレーヤーは、
ほぼ、億単位の年俸を得ています。


これは、野球でも同じでしょ。
言葉や習慣に不安がある中、大リーグに次々と有力選手が流出するのは、
ひたすら、年俸の高さでしょ。
田中マー君は23億円、ダルビッシュは12億円、岩隈は16億円、
前田は12億円、とそれぞれ言われています。
まあ今度出てゆく大谷はどのぐらいなんでしょうね。
本人が安くてもいいとか言ってるとかですが、それでも10億20億の世界でしょ。


張本さんが、次々と日本から有力な選手が流出するが、

これでは日本のプロ野球がダメになる、とか嘆いていましたが、

じゃあ、どこの球団が、10億20億だすんだ、という事でしょ。
残念ながら、そういう意味でのプロスポーツのレベルは、まだまだ日本は低いんですね。

 

今季は、巨人がリーグ優勝を逃し、CSすら手に届かなかった体たらく。
もし来年も優勝できなかったとすると、球団ワーストタイの4年連続のV逸となってしまいます。
そこで、若手の育成に力を入れているものの、
ここは例の札束攻勢で、即効性のある選手補強をする、とオーナーが言ったとか。
これって、今年に限った話ではないでしょ。
巨人って、まさに金に飽かせて、出来上がった選手を集めてきましたよね。
それで戦力を維持してきた。
まあそういう体質なんです。
だから、なかなか若手が育たない。
逆に選手育成能力が弱いんじゃないか、と思います。

 

そこに行くと、ベルマーレのチョウ監督は、
育成上手ですね。
時に、再生工場とか言われるほど、
不調だった選手をよみがえらせる。
多くの選手が、育成された、と実感しているようです。
ただ、不安なのは、サッカーは、所属チームを変えることを何とも思っていない世界なので、
せっかく育てても、ほいっとよそに移ってしまうことが普通ですので、
来年は果たして何人残るのか、とびくびくしています。

ま、いずれにしても補強も行われるでしょうから、
J1でも十分に戦えるチームとして、来年も頑張ってほしいですね。
ちなみに、19日最終戦、対町田がホームで開催されます。
一年間の労をねぎらい、活躍をたたえて、応援しましょう。

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
いよいよゴールへ!

昨日、26日は、馬入のアリーナで開催されているテクノフェアの会場で、
お弁当売りをしていました。
で、いささか客足もまばらになってきた昼過ぎ、
数人の女性の方がロビー入口に現れ、
入っていいかしら、とか聞くわけです。
見ると、全員長靴を履いているんですね。
で、ピンと来たんですが、先日の台風21号で相模川が出水し、
河川敷までそれが及び、ベルマーレの練習グランドが水浸しになってしまったのです。
泥は流れ込むは、ゴミで覆われるはで、ちょっと使い物になりそうもない、という事で、
リーグ戦終盤の大事な時に、ちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまったわけです。
で、急遽、ボランティアが集まり、泥の排除や、ゴミ拾いなど、整備を手伝うことになったんですね。
で、彼女たちは、そのボランティアでお手伝いに来た人たち。
昼の休憩に、ついでにお弁当でも買おうか、と立ち寄ったわけです。

 

さて、年間42試合の中で、29日日曜日が、39節、ホームで岡山戦。
ここで、勝ちか引き分けでも、いいので、
おそらく優勝決定という事になると思われます。
現在、2位とのゲーム差は12点。
つまり、4試合負け続けて、2位チームが4試合勝ち続けて、
勝ち点で並びますが、
負け続ければ得失点差が減りますし、
勝ち続ければ、得失点差が増えます。
したがって、勝ち点が同数の場合は得失点差の大きい方が優位になりますので、
場合によっては、優勝決定とはいかないのです。
ですから、せめて引き分ければ、勝ち点1が付きますので、
これで優勝、という事になるんですね。


今年のベルマーレは、強いというより手堅く勝ちを拾ってきたチームです。
チーム得点は、54。
リーグ全体では6位タイ、と言うところで、特段攻撃力が優れている、とは言い難い。
何しろ、個人で、最多得点者はジネイで、11点、全体で15位。
ベスト20に、一人しかいません。
要は、エースがいるのかどうか、よく分からなくて、
そのたびに、誰かが点を入れる、という感じなんですね。
実は、スポーツの世界で、特にリーグ戦のように長く試合を重ねる形態では、
日替りヒーローが登場するチームと言うのが、
チーム状況としては望ましいと思っているんです。
絶対エースの存在もいいのですが、時に、エース頼みのゲームの流れになりがちです。
当然、対戦相手も、対応を絞り込んでくるわけですから、作戦が立てやすいんでしょうね。
ですから、エース不在でも、ある意味準エース級がゴロゴロしていると考えれば、
それはそれなりにチームの強みだと思うんですね。


さらにベルマーレの強みは、守備のかたさでしょうね。
無失点ゲームが21試合あります。
ざっと2試合に1試合は失点なし、という事で、失点数ではリーグ随一。
湘南と言うと駆けずり回って、果敢にアタックする、というイメージですが、
実は、守りのチームなんですね。
いや、今年はよく守った、と言うべきでしょうか。
攻撃力に不安がある分、守りで勝負してきたと言えるかもしれません。

 

私は、自分の癖なのかもしれませんが、

データを見て、そこから読み取れる様々なものを推測するのが好きなんです。
で、いつも思うのは、サッカーって、極めてデータの項目が少ないでしょ。
例えば選手名鑑など見て、出身地やら、身長、体重、これまでの在籍チームやら、

また、試合出場回数やら、色々なことが書いてありますが、
選手としての能力、成績にかかわるものとしては、
たった一つ、ゴール数と言うものがあるだけです。
要は守備系の選手には、何ら成績を評価するデータが記録されていないんです。
当然ですが、分かりやすいのは、出場試合数、で、あとはと言うとゴール数。
これだけです。


さまざまなことをもっと数値化できると思うんですね。
最近、一試合当たりの総走行距離と言うのが出てきましたが、
これ以外に、インターセプト数とか、パス精度数とか、
ファール数、被ファール数とか、イエローカード数とか、
いわばファインプレーを象徴するデータなど、
もっともっと、あってもいいのじゃないか、と思っています。


日本人の特性として、このようなものの見方を持っていると思うのです。

このある意味民族的な特性をサッカーと言う競技に付加してゆかないと、
サポーターを開拓することが難しくなるのでは、と心配しています。


聞くところによりますと、Jリーグも、高齢化の波が押し寄せているとか。
Jリーグが幕開けしてから、かれこれ四半世紀。
あのころ20代だった若者も、結婚して子供ができて、
その子供も、中には社会人になっている人もいるでしょ。
私は、50歳の時のことです。
ですから、あのころの仲間も、皆、高齢者の枠に入ってきましたし、
中には、後期高齢者の人もいるわけです。
新しいサポーターの開拓は、これからのJリーグには、
否応なしに取り組んでいかなければならないことです。

勝つためのチーム作りもさることながら、
チームを取り囲んでいる熱狂的なサポーターだけに目をやっていると、
どこかで、大きな穴を作ることになってしまうかもしれません。

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 08:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
快調、ベルマーレ

Jリーグの試合日程もだいぶ煮詰まってきました。
プロ野球で言う、優勝マジックが、そろそろベルマーレにつきそうな感じですね。


次の名古屋戦に勝ち、かつ福岡が負けるとJ1に昇格が決まります。
その意味では、現在マジック2とか3とかでしょうか。
これって、野球と違って、勝ち負け以外に引き分けがあるので、

ちょっとばかり計算がややこしいのですが、
まあ、どう見たって、優勝8割、悪くたって準優勝2割と言ったところです。


この好成績の背景は、守りが固いという事が勝因でしょうか。
ともかく失点の少ないこと。
一試合当たり0.77で、22チーム中最小。
逆に得点は51で、7位で、まあまあ。
ともかく、誰がエースと言いきれないほど、攻撃の主軸が分からないのです。
なんとなく、誰かだどこかで点を入れる、と言ったところでしょうか。
でも、なんだかんだと負け知らず。
ここ最近11試合で負けがないんですね。
立派なもんでしょ。
これと言ったエースがいないまでも勝つという事は、
やはりチョウ監督の采配なんでしょうね。
昨日のゲームなんか、前半0−0で折り返し、
後半突入とともに、野田を入れ、その10分後野田がにゴール。
後半30分で高橋を入れ、その3分後に高橋がゴールですから、
正に監督の采配の妙でしょ。


以前、ナパサでこの人と60分と言う番組で、対談をしたことがありましたが、
覇気にあふれ、かつ理想を掲げ、知性豊かで、ロジカルな戦略を持った監督だ、

と思いました。

試合終了後の監督談話のゲーム分析に、その人柄が出ていますね。
今年の活躍ぶりは、監督の手腕によるもの、と言っていいでしょうね。

一昨年度シーズンが終わると、遠藤、永木、秋元が他チームに移籍し、
挙句の果てに、フォワードのエースウェリントンが、ブラジルに帰ってしまい、
大丈夫か、と思ったんですが、まああれだけ主軸を抜かれたら、戦力は低下しますよね。

案の定、17位で、たった2年でJ2に降格。
なんであんなにごっそりと引き抜かれたのか、と思ったら、
そりゃ、年棒を高く提示されればチームを移ってしまいますよね。

これはある意味、チョウ監督の選手育成の巧みさで、
その指導で、力をつけるわけです。
すると、はたから目を付けられちゃう。
で、声を掛けられ、移籍、という事になるのです。
ま、サッカー選手の寿命は短いですから、
これは稼げるうちに稼いでおこう、という事で当然と言えば当然ですよね。

 

そもそも、Jリーグの選手の年棒は、あまり高くないですね。

最高の選手は、ガンバ大阪の遠藤で、1億5千万円ですって。
比較するのがおかしいですが、
世界では、とんでもない年収のようです。
あのロナウドは、95億円と言われています。
メッシも75億円とか。
もうめちゃくやでしょ。
ちなみに、香川が9億ぐらいらしいです。
これって、ベルマーレの選手の年棒総額が、7億ぐらいですから、
チームの30なにがしかの合計より、香川一人の方が多いわけです。
ま、そもそも選手の年棒は、その人の能力の評価ですから、
多い人は少ない人よりうまいに決まっているんです。
ですから、ぶっちゃけ、チームの力は選手の力ですし、
力のある選手は年棒に比例するんですね。
もっとも、正確に比例するわけではありません。
例えば、名古屋グランパスですが、
現在、勝ち点でベルマーレに15点の差を付けられていて、
順位は4位。
もう今年はどうあがいてもベルマーレを抜くことが出来そうもありません。
そのチームの選手の年棒総額が、20億ちょと。
およそ、ベルマーレの3倍です。
つまり、同じポジションのゴールキーパーの年棒が、3倍だとしましょう。
かたや700万円で、かたや2000万円です。
当然、2000万円の選手の方がうまいに決まっているでしょ。

これはフォワード同士でも同じこと。

3倍だとしたら、単純に多い方がうまいに決まっていて、それだけ点を取るんでしょ。
という事は、名古屋の場合、3倍の年棒の選手の集団が、
勝てないどころか、成績としてはかなり離されて下位に甘んじている、
という事です。
まあ、こう言うことはしばしばあるんですが、

でも、まあ、正直なもので、ほぼ、資金力がそのまま成績につながってゆくんですね。

 

J1・J2合計40チームを通じて、ベルマーレの経営状態は、
チーム運営費は、20位前後。
そして、大体ですが、その総額の45%前後が選手の人件費になっています。
ほぼ半分です。
ですから、選手の年棒総額もほぼ20位ぐらい。
つまり、J1では最下位ですが、J2では上位に位置してます。
まあその意味で、J2から昇格する位置にいるのは、ある意味当たり前なのかもしれません。

ま、このような数字的な視点で見れば、J1とJ2を行ったり来たり、
と言う経済的な事情があるんですね。

 

ま、それにしても、ここ何試合か、観客動員数が6000人台。

これってちょっとさみしくありませんか。

ホームゲームはあと3試合。
彼らの颯爽としたプレーを、ぜひ、スタジアムで観戦してください。

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 06:35 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
後味すっきり

ベルマーレ好調ですね。
シーズンを折り返したところで、まずは首位をキープ。
2位アビスパ福岡とは、僅差の勝ち点1つしかありませんが、
1位は1位。
立派なもんです。


各試合をつぶさに観戦したわけではありませんが、
まずはなんだかんだと守備が固いですね。
秋元が復帰してきたのがよかったんでしょうね。
で、2位の福岡は、攻撃力があります。
以前、ベルマーレで活躍し、

記録ずくめの好成績でJ1に昇格した時の攻撃のかなめだった

ウェリントンが、福岡の得点に多くからんでいます。
一昨年の昇格時に、彼のずば抜けた攻撃感覚が目に焼き付いていたので、
翌年、J1復帰時に、ウェリントンの名前が無くて、
がっかりしたんです。
これは私見ですが、遠藤も永木も持って行かれたのは痛いと思いましたが、
ウェリントンの不在が一番応えたんじゃないかな、通っています。
で、昨年は敢え無く降格。
ま、しかし、チョウ監督が残ってくれたので、今年に期待したんですが、
まあ、見事に頑張っています。


攻撃力がいささか弱いので、後半はそこをどう修正するのか、
ともかく、けが人を出さないように、気を付けて、頑張ってもらいたいです。


さて、1994年、J1に当時のベルマーレ平塚が昇格し、
それまでサッカーなんか見たこともないものが、観戦するようになったのです。
で、最初にサッカーの持つゲームの進行で、疑問に思ったものが、
観客の視点と、レフリーの判断の誤差でした。
ま、よくあることなんですが、
ハンドとしての認定の仕方とか、ファール、しかもイエローカードなどが絡んだ場合とか、

時にPKの判断とか、思わず、そりゃないだろう、と思うような誤差が、
レフリーと観客の間に生ずることもあって、
最初のころは、どうしてレフリーをもっと増やさないのか、と思ったんですね。
まあ、単純にピッチ内をもう一人の副審がいるだけで、
かなり近くで進行が見れるわけですから、
誤審は減るだろう、と。
こう言う主張をすると、
いや、サッカーはそもそもそういうスポーツなんだ、と言われましたが、
実態を言えば、観客たちはあとで、ビデをで確認できるわけで、
誤審は誤審で残るんですね。

まあ、一度出た判定ですから、受け入れますけど、心底素直に受け入れているわけじゃない。

そんなビデオなどの道具がなかったころは、
一番近くで見ているのはレフリーなんだから、
観客席の判断と違っていようと、
彼らの判断でいいのだ、と言う言い分が通っていたわけです。

しかし、再確認をスローで鮮明に確認できるようになると、

これらの意見も、少しづつ色あせてきた訳です。
つまり時代の進化に併せたゲームの在り方と言うのが、求められる。


特に、誤審によって、勝ちと負けが逆転したような場合は、
余計怨念が残りますよね。
そもそも、そのゲームは相手のチームとともに、レフリーの笛の吹き方によって、
有利になったり不利になったりします。
大体、試合を開始して10分ぐらいたった時点で、
このレフリーでは勝てない、という印象を持つことがあります。
これは、ほぼ当たります。
なぜなら、サッカーは流れのゲームですから、
流れを作りやすい笛の吹き方と、チームのゲームの組み立ての相性が良いかどうかも、

勝ち負けに影響するんですね。

 

まあ、時代の流れと言いましたが、
やっとそのへんの兆候が出てきたようです。

 

ビデオアシスタントレフェリー勉強会が開催されました。
「日本サッカー協会審判委員会は、
都内で行われたレフェリーブリーフィングで、
将来的なビデオ判定の導入に備え、
22日の国際親善試合鹿島アントラーズvsセビリアで
ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の勉強会を行うことにした」そうです。
これは、電子機器メーカーの協力を得て、
本番さながらのカメラなどが設置され、
リプレーなどの手順や操作などを学ぶそうです。

実にいいことですね。

様々な競技がビデをを活用しているのに、

サッカーだけが取り入れが遅かったと思うのです。


一番肝心なことは、サポーターが納得する判定に修正できることです。
明らかな誤審で試合の流れを決められ、まして敗戦となると

帰り道の気の重いこと。

 

後味すっきりと言うのもスポーツのだいご味でしょ。

 

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 12:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ビデオで判定

ベルマーレ快調ですね。
とりあえずは、1位。

とりあえずと言う半端な表現は、
まだまだ、各チームの内情が見えてこないからで、ある意味暫定1位、と言うことです。
3年前の記録づくめのJ2でのぶっちぎり優勝の時のメンバーが、
翌年から、他チームに移籍し、
たかだか3年で、ほとんど新顔に近いメンバー構成になってしまいましたね。
これがサッカーの欠点と言えば欠点ですね。
シーズンが始まると、ピッチで走り回る背番号を、手元のメンバー表と見比べて、
頭に叩き込む、と言う観戦方法を、毎年、繰り返してきましたが、
ここ数年、それが著しいですものね。
主力選手がごそっと抜けてしまう。
そのたびに、選手の背番号を覚えなくてはいけないなんて、正直あまり好ましいことではないでしょ。
プロ野球では、それほどのことはないですもんね。
ここがサッカーと野球の大きな違いでしょうか。
特に、サッカーは野球と違って、選手が動き回り、移動します。
野球でしたら、試合中に、ライトの選手がレフトに回り込む、なんてことないですからね。
あそこに立っているのは、だれそれだ、と分かりやすいでしょ。
所がサッカーは、年中居場所が変わる。
だから頼りになるのは背番号なんですが、
これが、シーズン初めは、なかなか番号と選手が一致しない、と言うことなんです。


それと、ついでにユニフォームのことなんですが、
きっとおしゃれなんでしょうが、ちょっとデザイン化された数字だと、
遠くからは判別しがたい。
これは、年寄りには苦手なことなんです。
ですから、できるだけ、明瞭な字体を使ってもらいたいんですね。


で、このことをあるサポーターと話していたら、
その人が、だから、もっとスタジアムに足を運んで、さっさと覚えてしまえばいいんです、
と、背番号のことの不満を、軽くいなされてしまったんですね。
まあ、熱烈なサポーターにとっては、私のこのような考えは、
もっと熱くなって、ゲームを見るようになれば、解決しますよ、
みたいなところがあるようなんです。
でも、それって、もう少し、サッカーとの距離を詰めてみようか、
と考える人にとっては、時に、カチッとくる言葉ですよね。
チームとして、そういう思いやりがあるかどうかが、
サポーターを増やすかどうかにかかわることだと思うからです。

 

さて、以前から大いに疑問だった判定についてなんですが、
いよいよ、改善が手がけられるようですね。
サッカーを見始めたころ、ムム?と思うような判定がしばしばありました。
いや今でもありますが。
で、なぜ審判数を増やすとか、ビデオでの判定を補助的に使うとかしないんだろうか、
と、ずっと疑問だったんです
何より、通常の試合は、ビデオの記録が残っていますから、
ど素人でも判定の正否が分かってしまいます。
ところがサッカーサポーター、しかもディープな連中は、
あのスピード感がいいんだ、と。
いちいちビデを見てたら流れが止まっちゃうだろ、と言うんですね。
ま、確かにそれもありますが、
どう見ても、あれはPKだろ、みたいなものが、見送られて、しまうと、
明らかに勝敗にかかわりますもんね。

 

私は、運不運を含めて、サッカーの勝敗は、ずいぶんな確率で、
審判の良しあしで決まってしまう、と思っています。
実際、ベルマーレの試合を見に行って、この審判では勝てない、
といった笛の吹き方を感じると、ほぼ、それで勝敗は決まってきましたから。


そこで、いよいよ、こんな動きが出てきました。
日本サッカー協会の審判委員会が、

今季のJリーグ公式戦の判定に関するブリーフィングを行ったのだそうです。
今季から試合終了後に判定に関する異議があった場合、
審判団から聞き取りを行った審判アセッサーと
クラブの代表者の意見交換が行われることになっているのだそうです。
で、J公式戦で意見交換が行われたのは17試合、23事象。
のべ20クラブと意見交換を行ったところ、
23事象のうち、PKに関するものが16。
判定は覆ることはないのですが、
得点となったシーンでよく見ればオフサイドだった、と言った判定ですね。
また、相手を倒し本来はPKだった、と言う判定も出たそうです。
さらに、ある判定で、レフリーのポジションが遠いため、
正確な判定ができなかった、と言うことなど、
いわゆる誤審について、判断のし直しをするんですね。
もちろんかといって、試合結果には結びつきません。
審判の能力向上のため、と言うことでしょうね。


負けた方は、負けはそのままですが、
やはりそういう判断を覆してもれえれば、溜飲が下がるんでしょうね。
これは、ビデオを使って行う作業なんですが、
こんなこと、熱いサポーターはとっくにやってきたことですよね。

ただし、何の権限もありませんが。

 

もっと速やかにビデオの活用を広範囲に進めてもらえれば、
勝っても負けても納得のいく試合が増えてくるんじゃないでしょうか。
正直、サッカー界はちょっとその辺が遅いですね。

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 13:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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