2016.02.25 Thursday
いよいよ開幕です
今朝、起きてびっくり。
7時に目が覚めたのですが、窓の外を見ると、ちらちらと雪。
この部屋で、丸2年過ごすことになりましたが、牡丹雪交じりの雪が降ったのは初めて。
ま、どうせ、平塚の雪は根性なしだから、そうそう降り続くことはないだろう、
と思っていたら、案の定、30分もしないうちに止み、早くも晴れ間、と言った感じで、
確かに気候は温暖ないいところですね、このまちは。
さて、この間、中心街で繰り広げられたベルマーレワンダーランド。
相変わらずの賑わいでしたね。
今年は、新顔さんが9人も加入したとか。
期待も大きいのでしょうが、
お目当ての選手の所でサインを欲しがっているサポーターたちの列が
どちらでも長々と作られていました。
ステージでは、チョウ監督がトークをしていて、
相変わらずの厳しくも先鋭的なコメント。
今年5年目、ということで、重みのある発言で、聞く人たちを楽しませていました。
私の友人で、サッカーを学生の頃やっていて、今は1サポーターなんですが、
その彼が、ある時、テレビなどで、中継される試合後の監督インタビューを聞いて、
あのチョウ監督はすごい、と。
ともかく他の監督のコメントなんて、いわば試合後のただの感想程度だけど、
チョウ監督のコメントは、試合の分析やら、監督としての戦略やら、
それは精密に分析されていて、なかなかのリーダーだ、と褒めていました。
私も、一度、ナパサの1時間番組で、ゲストとしてチョウ監督をお迎えし、
対談をしましたが、その視点の鋭さと、サッカーのあるべき理想のゲーム展開など、
信念を持って戦略を組み上げている、と、ほとほと感心しました。
ちなみに、ベルマーレの特徴と言えば、とにかく走る。
攻守の切り替えの早さ、アグレッシブなプレスなど、
走り回ることによって、優位を作り出す、ということですが、
昨年Jリーグの中で、1試合当たりの選手の総走行距離は、全18チーム中1位でした。
つまり、他のどんなチームより、走り回ったチーム、ということです。
多分、で、なんで、去年はやっとこ中位なんだ、
と言われそうですが、以前にもこのブログで触れましたが、
テームの強さ、つまり戦力は、選手強化費に準じがちなものなのです。
平たく言えば、平均年棒の高いチームが強いのです。
でも、ベルマーレは、18チーム中、平均年棒は17位。
ですから、コストパフォーマンスが抜群にいい。
それは、ただひたすら、監督、コーチ陣の能力と、
その方針をきちんと理解し、実行している選手の努力のたまものなんですね。
しかし、今年は、昨年までの中心選手だった、遠藤、永木が引き抜かれたので、
どのような布陣になるのか、
正にお手並み拝見、という所でしょうか。
チョウ監督が棋士だとすれば、飛車角落ちでも、勝ちに行ける、
というタイプですから、その意味でも今年はとても楽しみです。
話は変わりますが、
日本サッカー協会の上川徹審判委員長が、
24日に行われた、G大阪−広島での試合で、
ガンバの選手が、相手ボールをクリアーしたさい、
ハンドの判定をし、PKを与えましたが、
これは誤審だった、という見解を発表しました。
どうも、両腕は上げていたものの、実際は顔面に当たっていて、
ハンドではない、と、当該の選手は抗議したんですが、判定は覆らず、
結果として、一点に結びつき、そこから敗色濃い空気に変わり、
3−1で負けてしまったんですね。
まあ、サッカーのゲームにタラレバはつきものですが、あの時、PKでなかったら、
勝ち目がなかったわけじゃない、と思いますね。
審判がゲームを作ることは実はしばしばあるんです。
特に拮抗したゲームでは、ファールとしての判定、イエローカードの出し方、
ペナルティーエリア内での反則、ましてレッドカードの判断など、
微妙な解釈がありますから、審判しだいのゲームもよくあることなんですね。
実際、テレビを見ていると、かなり近くにカメラが寄るときもあり、
あれ、と思う判定はしばしばあります。
私も、ベルマーレとともにサッカーファンになったんですが、
最初のころは、これ等の誤審に近いこと、解釈の隔たりなどから、
ビデオ判定をすべきだ、と思っていました。
だって、テレビが普及していないころは、審判の判断に疑問を持っても、
それを覆すだけの根拠がなかったですから。
でも、実際テレビでは、例えば、オフサイドの判定などの場合、
画面に、仮定のラインを入れてなおかつスローモーションで再生しますから、
判定の正否は一目瞭然です。
しかし、サーカーを見るようになって、何年かたち、ふと考えたのですが、
サッカーって、実はかなりの部分、曖昧なプレー、不正確なプレーの連続で、
ラッキーな部分が積み重なると、得点シーンが生まれる、ということが多いんですね。
つまり、運不運のゲーム要素が大きい、と。
でも、そこを打破するのが、サッカーのだいご味ではない、かと、思うんですね。
その、一つの要素が走る、ということです。
走ることで、ゲームの側面が広がる。
例えば、ただ立って、ボールを待っていては、アグレッシブなサッカーにはなりません。
でも走ることによって、側面が大きく広がるんですね。
つまりです、プレーヤーがボールに触る可能性が広がる、ということなんです。
逆に、ベルマーレと言えど、ふと、足が止まるときがあるんです。
で、その時、相手が走っていると、これが失点に結びつくことがあるんですね。
走ることと、得失点は因果関係がある、ということでしょうか。
もちろん、相手の選手との技術的なレベルが拮抗しているという前提です。
ですから、その微妙なやり取りは、時に、運不運としか言いようのない状態で、
勝ち負けにつながる、というわけで、
審判の誤審も、ある意味、その運不運の一部なんですね。
先日、ネットで見た記事ですが、南米のある国のアマチュアサッカーのゲームで、
審判が、あるプレーに対して、レッドカードを出したのです。
すると、退場した選手が、ベンチに置いてあった自分の荷物からピストルを取り出し、
ゲーム中のピッチにいた審判に向かって一発、発砲。
不運にも、審判はなくなったそうです。
でも、これは運不運で片づけられませんね。
話は戻ってベルマーレの話。
いよいよ27日、午後3時、ベルマーレ、今期の初戦が、ホームで開催されます。
今年もまた応援してください。
7時に目が覚めたのですが、窓の外を見ると、ちらちらと雪。
この部屋で、丸2年過ごすことになりましたが、牡丹雪交じりの雪が降ったのは初めて。
ま、どうせ、平塚の雪は根性なしだから、そうそう降り続くことはないだろう、
と思っていたら、案の定、30分もしないうちに止み、早くも晴れ間、と言った感じで、
確かに気候は温暖ないいところですね、このまちは。
さて、この間、中心街で繰り広げられたベルマーレワンダーランド。
相変わらずの賑わいでしたね。
今年は、新顔さんが9人も加入したとか。
期待も大きいのでしょうが、
お目当ての選手の所でサインを欲しがっているサポーターたちの列が
どちらでも長々と作られていました。
ステージでは、チョウ監督がトークをしていて、
相変わらずの厳しくも先鋭的なコメント。
今年5年目、ということで、重みのある発言で、聞く人たちを楽しませていました。
私の友人で、サッカーを学生の頃やっていて、今は1サポーターなんですが、
その彼が、ある時、テレビなどで、中継される試合後の監督インタビューを聞いて、
あのチョウ監督はすごい、と。
ともかく他の監督のコメントなんて、いわば試合後のただの感想程度だけど、
チョウ監督のコメントは、試合の分析やら、監督としての戦略やら、
それは精密に分析されていて、なかなかのリーダーだ、と褒めていました。
私も、一度、ナパサの1時間番組で、ゲストとしてチョウ監督をお迎えし、
対談をしましたが、その視点の鋭さと、サッカーのあるべき理想のゲーム展開など、
信念を持って戦略を組み上げている、と、ほとほと感心しました。
ちなみに、ベルマーレの特徴と言えば、とにかく走る。
攻守の切り替えの早さ、アグレッシブなプレスなど、
走り回ることによって、優位を作り出す、ということですが、
昨年Jリーグの中で、1試合当たりの選手の総走行距離は、全18チーム中1位でした。
つまり、他のどんなチームより、走り回ったチーム、ということです。
多分、で、なんで、去年はやっとこ中位なんだ、
と言われそうですが、以前にもこのブログで触れましたが、
テームの強さ、つまり戦力は、選手強化費に準じがちなものなのです。
平たく言えば、平均年棒の高いチームが強いのです。
でも、ベルマーレは、18チーム中、平均年棒は17位。
ですから、コストパフォーマンスが抜群にいい。
それは、ただひたすら、監督、コーチ陣の能力と、
その方針をきちんと理解し、実行している選手の努力のたまものなんですね。
しかし、今年は、昨年までの中心選手だった、遠藤、永木が引き抜かれたので、
どのような布陣になるのか、
正にお手並み拝見、という所でしょうか。
チョウ監督が棋士だとすれば、飛車角落ちでも、勝ちに行ける、
というタイプですから、その意味でも今年はとても楽しみです。
話は変わりますが、
日本サッカー協会の上川徹審判委員長が、
24日に行われた、G大阪−広島での試合で、
ガンバの選手が、相手ボールをクリアーしたさい、
ハンドの判定をし、PKを与えましたが、
これは誤審だった、という見解を発表しました。
どうも、両腕は上げていたものの、実際は顔面に当たっていて、
ハンドではない、と、当該の選手は抗議したんですが、判定は覆らず、
結果として、一点に結びつき、そこから敗色濃い空気に変わり、
3−1で負けてしまったんですね。
まあ、サッカーのゲームにタラレバはつきものですが、あの時、PKでなかったら、
勝ち目がなかったわけじゃない、と思いますね。
審判がゲームを作ることは実はしばしばあるんです。
特に拮抗したゲームでは、ファールとしての判定、イエローカードの出し方、
ペナルティーエリア内での反則、ましてレッドカードの判断など、
微妙な解釈がありますから、審判しだいのゲームもよくあることなんですね。
実際、テレビを見ていると、かなり近くにカメラが寄るときもあり、
あれ、と思う判定はしばしばあります。
私も、ベルマーレとともにサッカーファンになったんですが、
最初のころは、これ等の誤審に近いこと、解釈の隔たりなどから、
ビデオ判定をすべきだ、と思っていました。
だって、テレビが普及していないころは、審判の判断に疑問を持っても、
それを覆すだけの根拠がなかったですから。
でも、実際テレビでは、例えば、オフサイドの判定などの場合、
画面に、仮定のラインを入れてなおかつスローモーションで再生しますから、
判定の正否は一目瞭然です。
しかし、サーカーを見るようになって、何年かたち、ふと考えたのですが、
サッカーって、実はかなりの部分、曖昧なプレー、不正確なプレーの連続で、
ラッキーな部分が積み重なると、得点シーンが生まれる、ということが多いんですね。
つまり、運不運のゲーム要素が大きい、と。
でも、そこを打破するのが、サッカーのだいご味ではない、かと、思うんですね。
その、一つの要素が走る、ということです。
走ることで、ゲームの側面が広がる。
例えば、ただ立って、ボールを待っていては、アグレッシブなサッカーにはなりません。
でも走ることによって、側面が大きく広がるんですね。
つまりです、プレーヤーがボールに触る可能性が広がる、ということなんです。
逆に、ベルマーレと言えど、ふと、足が止まるときがあるんです。
で、その時、相手が走っていると、これが失点に結びつくことがあるんですね。
走ることと、得失点は因果関係がある、ということでしょうか。
もちろん、相手の選手との技術的なレベルが拮抗しているという前提です。
ですから、その微妙なやり取りは、時に、運不運としか言いようのない状態で、
勝ち負けにつながる、というわけで、
審判の誤審も、ある意味、その運不運の一部なんですね。
先日、ネットで見た記事ですが、南米のある国のアマチュアサッカーのゲームで、
審判が、あるプレーに対して、レッドカードを出したのです。
すると、退場した選手が、ベンチに置いてあった自分の荷物からピストルを取り出し、
ゲーム中のピッチにいた審判に向かって一発、発砲。
不運にも、審判はなくなったそうです。
でも、これは運不運で片づけられませんね。
話は戻ってベルマーレの話。
いよいよ27日、午後3時、ベルマーレ、今期の初戦が、ホームで開催されます。
今年もまた応援してください。