水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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カタカナ、ひらがなの文字文化

日本の文字は、ある意味多様すぎて、世界でもなぜこんな複雑なのか、
と言われることが多いそうです。
基本は、漢字とひらがなとカタカナの三種ですが、
まあ、文字だけに限れば、アルファベットの26文字ですから、
確かに、比べようがないほど、
こと、文字に関しては複雑です。
で、微妙に漢字とひらがな、さらにはカタカナの使い分けが、
法則があってないような所もあります。

かつて、ひらがなだけの小説もありましたくらいです。

正直驚きましたけど。
当たり前ですが、漢詩となれば漢字だけ。
ひらがなとカタカナの使い分けも、いささか明確な区分がありません。
一番妙なのは、よく名前を書き込む欄の上の部分に、
ふりがなとかフリガナとか表記してあります。
で、ほぼ、この比率は半々に近いものの、ややカタカナが多いでしょうか。
いずれにしても何が基準で分かれるのか、分かりません。
そう言う票を作った人の感性なんでしょうか。
ですから、カタカナでフリガナと書いてある場合は、ミズシマカズアキと振りますし、
ふりがなと書いてあれば、みずしまかずあきと書きます。

ですから、正確には、氏名の読みを表記させるのには、

フリカタカナか、ふりひらがなのどちらかの表現が正しいんでしょうね。

 

そして、私の最大の疑問は、なぜ外来語はカタカナなのか、
という事がわからなかったんですね。
さ、そこで、調べものが始まりました。
ざっとまとめると、
元々文字がなかった日本語が最初に手に入れた文字は中国から渡来した漢字です。
ところが、漢字は、日本語の使い方とは全くそぐわない文字なんですね。
考えてみてください。
表音の手段とした漢字で、日本語を表現すると、
めちゃくちゃ手間がかかります。
とても複雑な表現になります、を漢字で表すと、
止手毛、複雑奈表現仁奈利真寸、と書かくのでしょうか。

いずれにしても意味を持つ言葉と、音だけの言葉が混在するのですから、

どこかで、音をあらわす文字が必要になったわけです。
そこで、平安期にカタカナとひらがなが生まれ、広く使われるようになったそうです。
ご存知の通り、カタカナは漢字の部首を音で表したものです。
アは阿のコザトヘンを使ったもの、イは伊のヘン、ウは宇のカンムリ、
エは江のツクリ、オは於のヘンをそれぞれ転用しました。
ま、漢字の一部分を簡略的に使った、と言うことですね。
ひらがなは、漢字の草書体です。
あは安、いは以、うは宇、えは衣、おは於、のそれぞれの草書体を
さらに簡略化させました。
当時は、それぞれの目的のもとに使われ始め、統一されていったようですが、
ほぼ、カタカナは男文字として、ひらがは女文字として伝承されたようです。

 

で、現代ですが、正に混合で使われています。
基本的に助詞とか送り仮名などの漢字で書くとややこしくなるものは
ほぼ、ひらがなを使っています。
で、なぜ、外来語をカタカナで表記するようになったのか、

と言ういきさつは、いささか漠然としていて、決定的な答えがないようです。
ただ文章を書いてみると、
基本的には読みやすさが要求されるわけですから、ひらがな続きの場合、
時に敢えて句読点を入れます。
また、外来語以外でも文中のアクセントとして、カタカナ表記をすることがあります。
やや学問的な表現だとすると、鳥の種類など、
セグロセキレイなどのように書くこともありますし、
例えば、食べ物の話をしているときは、鰻と漢字で書きますが、
資源として環境問題の一つに登場すると、ニホンウナギなどとカタカナになります。
ま、特に厳密な区分ははありませんが、
文字面として、多少のアクセントと、読みやすさと、
時に字面の美みたいなものにこだわることもあります。
特に、ポスターのデザインなどの場合、漢字、ひらがな、カタカナの使い分けは
かなり重要ですね。
いわばデザインとしての表現方法なわけですから。

 

日本語の文字は、漢字3千あまりとひらがな、カタカナの三種ですから、
文字面としての表現は実に多様になるわけで、
その組み合わせの妙は、他の国の言語、文字には遠く及ばないような気がするんです。
そんな文字文化を持っていることは大いに誇りにすべきだと思うんですね。


漢字は確かに複雑ですが、それはそれとして伝承してきているんですから、
覚えるのが大変だから、と余り簡略化しない方がいいですね。
中国の漢字が、ひたすら識字率を上げるために簡略化されてしまいました。
ちょっと味気ないと思うんですね。
ですから、日本では、最後の漢字国として、
せめて、カタカナ、ひらがなの活用で、漢字の保護をできるだけする方がいいのではないかと思うんです。

 

さて、最初の疑問にまた戻ります。

なぜ外来語はカタカナ表記なのか、ですが、
少なくとも納得行く答えは見つけれられませんでした。
ま、その始まりはなんだったのかはともかく、
間違いなく、カタカナの方がおさまりがいいですね。

イギリス、フランス、ドイツの方が
いぎりす、ふらんす、どいつよりピンとくるでしょ。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:07 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
確かに。外来語はカタカナのほうがしっくりしますね。でもほんとになんでなんでしょうね?
| まさやん | 2018/01/26 9:25 AM |
まさやん、お久しぶりです。
元気でしたか?
| mizushima | 2018/01/27 9:44 AM |









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