水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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要はやっちまった結果なんですね

前に、ネットでヤギとヒツジの合いの子が生まれた、
と言うニュースが載っていました。
今時で言えば、ハーフとでもいうんでしょうか。
ともかく産んだのはヤギのお母さん。
で、産まれてきた子を見ると、どうも毛が長く縮れている。
このヤギとヒツジは同じところで飼われているんで、
もしかしたらと、DNA鑑定をしたところ、
お父さんはヒツジであったことが判明。


このヒツジ、なんとなく催したんでしょうね。
で、うろうろしている雌のヤギとやっちまったわけです。
でも、可能であるというのがすごいですね。
いや、ハーフを作れる、という事です。

 

現生人類、つまり、ホモサピエンスのことですが、
地球上のホモサピエンスは、一種なんだそうです。
平昌冬季五輪が、寒い中、過熱していますが、
ここに集う人たちは、国も肌の色も異なりますが、同一種なんです。


で、とはいうものの、どうして、髪の毛も目の色も、
まして肌の色も、異なっているんだ、と私は疑問に思っていたんですね。
そもそもが、ホモサピエンスが、それまでの
現生人類として、最後の枝分かれをし、種として確立したのは、
およそ20万年前、と言われています。
これは、ミトコンドリアと言う、私たちの体を構成する細胞内の
細胞小器官で、生命活動の重要な役割を負っているものを調べると分かるんだそうです。
このミトコンドリアは母系にのみ遺伝するもので、
このDNAを丁寧にたどると、母方から母方への遺伝的流れが解明でき、
これをどんどんさかのぼると、人類の祖たる母にたどり着く、と言われています。
これをミトコンドリアのメカニズムから、しばしばミトコンドリアイブなる表現が使われますが、
何もこのイブが唯一無二の人類の先祖、とは限らないようで、理論的にそういうところにたどり着く、という話です。
で、まあ、それまでの種の系列から枝分かれしたおおもとにまでたどり着くことができるわけですから、
そのイブが存在した時から、現代にいたるまでの間に、
どうしてこのような少なくとも表面的に異なる生物体になったのか、が疑問なわけです。


このミトコンドリアのタイプを分類し、その広がりを追跡すると、
およそ20万年前にアフリカに発生し、やがてアラビア半島を経由して、
一方は西北に進みヨーロッパに定住します。
また一方は東に進みアジアに広がってゆきます。
さらに数万年をかけて、全地球に人類は広がるんですが、
このヨーロッパに進出した人類は、ご存知の通り白色系の身体を持ちます。
髪の毛も目の色も、それこそ鼻の高さも異なります。
東に進んだ人類は、アジア系、要するに黄色人種としての特徴を持ちます。
で、残ったのが、アフリカ系で黒色の肌を持ちます。
この大きな違いは、単に環境に順応したから、という事では説明ができないんですね。
かといって、突然変異をもととしても、その後の子孫の形態を説明できないんです。


そこで、最近のDNAを基にした研究成果によると、
どうも以前から先行して生活領域を広げていたネアンデルタール人と、
混血があったんではないか、と言われ、その裏付けとして、
DNAの配列を調べた結果、その可能性が認められるようになったのです。
つまり、もともとのアフリカ系の容姿だった人類は、
世界の各地に散らばりながら、ネアンデルタールとやっちまったんではないか、
という事なんです。
私達は、その混血の子孫なんですね。
アフリカ系の人は、もともとネアンデルタールのいない地域でしたから、
混血が行われることもなく、要はそのまんまだったんですね。
ですから、今の人類の基本的な形態は、
混血によって分かれて、それぞれが作り出されたのだはないか、と考えられるようになったんです。

 

ま、ヤギとヒツシだって、場合によってはやっちまうんですから、
人類の遠い遠いご先祖様が、洞窟をウロウロしているネアンデルタールの女を見かけて、
やっちまったとしてもおかしくないでしょ。
またその逆もありですね。
ネアンデルタールの男に、ホモサピエンスの女がやられちまった、という事だってありうる。


みんな仲良くしているとそういうことが起こりうるわけです。
その結果が、さまざまな地域で、様々な形態の人間に進化して、
さらには、国を形成して、今があるわけです。


赤、青、緑、黄色、黒の輪っかが重なって、
平和の祭典として、全人類が集まって、その体力と技を競う、

と言うオリンピックが成立しているという事です。


ま、よくよく考えれば、人類も動物ですから、
物は試しとやっちまうことがあったとしても、目を三角にすることもないでしょ。
そういう生きざまの結果が現在なんですから。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 11:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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