水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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我がDIY歴

私の履歴書的な表現をすると、趣味の欄には二つ書き込んできました。
一つは油絵、一つは日曜用大工です。
しかし、この記述には、括弧書きがあって、お休みが水曜なので正確には水曜大工です、と。
まあ、今なら、DIYとでもいうのでしょうか。
そういえば、それこそ50年前のホームセンターにも、
DIYのコーナーがあって、そこにはD・I・Yと書かれていました。
英語のDo It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)の略語なんですが、
ある意味、DIYをする人の数がそれほどではなかったんでしょうね。


当時は、何故か3文字の中間にナカグロと言われる「・」が入ってD・I・Yと表記していました。
ま、いつの間にか、DIY人口も増え、言葉自体も広く知られるようになり、
いちいちナカグロを付けることもない、と省略されるようになったんでしょうね。
まあ、これも、DIYの世界では、一つの進歩です。


で、病気を経験して、いささか体力も落ち、この趣味は私の中では下火になったのですが、
矢張り、好きは好きなので、なかなか離れられないのです。
松風町から紅谷町のマンションに引っ越すときに、
さすがにマンションでは今までのようなDIYはやってられないだろうと、
ごっさりと持っていた道具類の大半を廃棄しました。
ともかく、まあ、なんでもかんでも一通り道具は持っていました。
トンカチも数種類。
安物から、まあまあのものまで。


そういえば、トンカチの話ですが、
私が懇意にしていた大工道具などを専門に扱っている播州屋さんに、
当時ちょくちょく出入りしていて、世間話を楽しむとともに、道具類の調達などしていたのです。
で、ある時、トンカチの話になって、
なかなかのトンカチが入荷したんだ、と岡崎さん。
だって、トンカチなんか、くぎを打つだけの道具ですから、要は鉄の塊に過ぎないじゃないか、と私。
で、いい悪いってどこにあるのかよく理解できていなかったんですね。
それこそ100均のトンカチだって、道具やの数千円のトンカチだって、
要は釘が打てればいいんでしょ、と。
ところが、彼が見せてくれたトンカチは、

確かに彫り物までしてある、いかにも高級品と言う風情なんですが、
その値段に驚きました。
なんと10万円だそうです。
トンカチのあの頭の部分一つの値段がです。
まあ、見た目もなかなかだけど、これは道具として優れているのか、
と聞いたら、それはそれなりの価値があるんだ、と。


私はもちろんこのトンカチは眺めただけですけど、その後、この話の影響を受けて、
いくらかいいトンカチを買ってみたんです。
まあ、とはいえ万まではしません。
今までの千円前後から見れば、そこそこの高級品です。
で、実際、くぎを打つと、これがなかなかのものなんですね。
これは経験がないと理解できないと思いますが、
トンカチなんかただの鉄の塊、と考えると、大間違い。
いいトンカチはそれなりにいい仕事ができるんです。


こんな具合ですから、ついつい大工道具に目が無く、
基本的には、電動工具になるのですが、
電気丸鋸、ハンドソーと言われるもの、またテーブルソー、
電動カンナ、ドリル類に至っては今までで、10台は買いましたね。
いや、なんだかんだとバッテリーが劣化しますので、ついつい買い換えてしまうんです。
そういえば、おたくっぽい道具で、電動のタッカー、
ホッチキスのでかいもので、しかもバッテリで動くという道具なのですが、
これひとつが4万ほどしましたので、いやきりがないものです。
これは、どこかで失くしてしまったんですね。
いや高価な道具をなくしてしまった、と思ったんですが、
何処でどうなったのか記憶にないのです。
あきらめるしかない。

 

そういえば、お店の改装とか、新装とか、いわゆる大工さんや職人さんが入って、
店を作る現場を何度も経験しましたが、
仕事が終わると、当然片づけて引き上げてゆくのですが、
何故か、現場の片隅に、一つ二つの道具を置き忘れるんですね。
まあ、巻き尺の場合もありますし、ペンチやドライバーだったり、
大したものではないのですが、忘れ物はするもんなんです。
でも、4万の道具はちょっとでかかったですね。

 

電動の道具では、電動糸鋸、ジグソー、角ノミ、グラインダー、
さらには、回転式の砥石など、いつの間には増えてしまい、
とうとうスチール物置2個になってしまったのです。

まあ、そういう意味で、私が作ったさまざまな家具や棚など、
いろいろあったんですが、道具類と共に、その大半を廃棄しました。
で、マンションに移っても、趣味としてのDIY精神は衰えることないのですが、
なんせ、引っ越しの時に持ってきたささやかな手持ちの道具では、大したことができないんです。
それに、何よりも、年中棚ばかり作っても入れれませんし、

一番の基本は、新たな仕事のニーズが無くなってしまったんですね。

 

しかし、このDIY精神は不滅なんです。

そこで目を付けたのが七夕飾り。

もともと私のDIY歴は七夕の飾りを作るところから始まっているのです。

ですから、今年の七夕は、何とかあちらこちらを説得して、
いささか、DIYの能力を発揮した飾り物をパールロードに下げさせてもらうことになりました。
もう、今からわくわくです。
昨日はユニディで、ついに電動丸鋸を買ってしまいました。

 

以前、友人に、いつまでDIYを続けるつもりか、と聞かれたので、
わが生涯最後の作品は、自分が入るガンバコだ、と言ったのです。
ま、冗談ですが。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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