水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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ガンバレジャパン

今更、素人が解説しても、何の意味もないのですが、
私なりのサッカー観を述べてみます。

 

実は、ベルマーレの応援団を結成するまで、サッカーを見たことがありませんでした。
で、平塚を本拠地とするフジタがJ1に参加を表明し、
へえ、平塚にもサッカーチームが!と驚いたわけです。
それでも、世間が騒いでいるJリーグの実態も、生半可な知識で、
まあ、まちの活力の一つになれば、それはそれでいいじゃない、と。


ところが、どうも町の中では、それほど関心がない。
1993年、下部リーグでそこそこの成績で、
このままいけばJ1に昇格、と言うところが見えてきても
サッカー音痴が多かった平塚では、半ば他人事のようだったんですね。
そこで、ともかく応援団を作ろう、と。
前福沢商工会議所会頭とともに動き出したのです。


まあ、その頃もすでに、サポーターのグループは数多くありましたが、
正直、中年のおじさんにはなじみ切れないスタイルの応援だったのです。
ゴール裏で、試合中立ったまんまぴょんぴょんと跳ね、
時に大声で歌を歌うなんて、先ずは体力的に無理。
そこで、大人の応援団を結成しようというわけです。

そう、座ったままでも応援出来るという応援団です。
で、できたのが湘南市民応援団。


当初、設立のかかわりから、副会長を仰せつかりその任を全うしましたが、
その後、仕事の事情など加わり、ほぼ自然退会してしまったんですが、
この初期の活動の時、ベルマーレの試合が平塚で開催されると、
当然ですが結成したての応援団が、大挙して競技場に出かけて行ったのです。
正にゴール裏に陣取り、当時は土の応援席に座り込んで観戦です。
まだ記憶にあるのですが、
その応援席に一本の木が植えられていて、それがいまにも枯れそうな様子でしたが、
その木の後ろで見ていたのです。
ゲームは行ったり来たり、攻防が続いたのですが、これと言った決定機がない。
で、後半半ば、誰か(全然覚えていないのですが)が蹴った球が、
ちょろちょろとゴロのように地べたを這って、ゴールの片隅に入ったんですね。
その瞬間の総毛だつような興奮を覚えています。
いわばあの時の感動が、サッカーのとりこになった大きなきっかけだったのです。

 

以来、時々ですが球場に足を運び、観戦しましたが、

その中で体得したサッカー観はたった一つ。
それは走ることが基本だ、という事です。
失点をしなければ、原則的にサッカーは勝てるんです。
つまり、失点をゼロに抑える守備力があれば、得点能力以上に意味を持つんですね。
確かに、失点は相手の攻撃能力の表れではありますが、
不思議と、相手の実力指数が100で、こちらが80ぐらいでも、
トントンのゲームが展開できます。
逆に、天皇杯など、ほぼ、数段階格下のチームとの戦いでも、
楽勝と言うゲームはあまりありません。
数字の上で、やっと勝ったというのがサッカーなんですね。
で、先ずは相手の攻撃力より守備力が上回り、何とか失点を少なく抑えた、
その上で、得点できた、というから勝てるのです。


で、負ける時、失点する時の共通のパターンがあります。
一つは、ちょっとしたミスを付け込まれ、守備が破たんした時です。
これは、あっと思ったときは、押し込まれていて、手の打ちようがない。
もう一つは、足が止まった時です。
以前よく見た失点シーンは、何故か、全員が申し合わせたように足が止まり、
その隙にゴールを奪われる、ということ多かったと思います。
ですから、ベルマーレは、そこをよくよく承知していて、
ともかく走る、ということをチームの戦法にしてきたのだと思うんです。
そもそもが負け試合は、なんだかんだと走り負けた時です。

ですから、もう20何年、サッカーを見てきましたが、
この走るという要素を上回るのは、

数段階技術の上回るチームに対しては通用しないかもしれませんが、
ほぼ、対等のチーム同士なら、十分に通用する戦術なんですね。
野球で言えばチーム打率が多い方が勝つ確率が高いでしょ。
サッカーの場合、チームの総走行距離の多い方が勝つ確率が高いと思うんですね。

ここ数回行われた親善国際マッチですが、

走る香川と走らない本田の差が歴然と出たじゃないですか。

 

さて、いよいよW杯は開幕です。
日本は、どのような戦いをするのか楽しみですが、
ワールドクラスとは言え、サッカーの原則である走るという事で
後塵を拝したら、先ずは勝てるはずがありません。

いいゲームを観たいものですね。
走れジャパン、頑張れジャパン。

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 09:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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