水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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ゴミの分類

我がマンションでは、一階の一部がゴミ置き場になっています。
で、それこそ24時間、そこにごみを持ち込んで捨てられるので、
自分の都合で、ごみが捨てられる、と言う実に快適な条件が与えられています。
それまで、松風町に住んでいたころは、ゴミカレンダーがキッチンの横に貼られていて、
それに従って、今日は燃えないゴミだとか、粗大ゴミだとか、指定された日に分類されたものを捨てていました。
うっかり、日にちを間違えると、次のチャンスまで、手元に置いておかなくてはいけない、など、
ゴミ捨てのための生活サイクルがあったような気がするんです。


でも、ありがたいことには、マンションでは、それが無く、
たまったらいつでも捨てられる、と言うのは、なかなか素晴らしいことなんですね。
実際、引っ越してこのシステムを知り、マンションの利点に一つになっている、と思いました。

 

で、このごみ捨て場に、時々、違反ごみが捨てられることがあります。
ま、おそらく知らないために、うっかり捨ててしまったんだと思うのですが、
まあ、ゴミの主は、その程度の神経の持ち主ですから、
このゴミは捨てられません、とかの貼り紙をしても、捨てた本人にはなかなか伝わらないようです。
例えば、布団の類は、何十センチかに木ってなければいけない、とか、
バッテリーの類は捨てられないとか、そもそも、行政が収集するごみの内容以外のものは、
ここでも、捨てられないのです。


で、時々あるのですが、ペットボトルをそのまま捨てる人がいるんですね。
一応のルールとしては、ラベルをはがす、キャップは別にする、という、シンプルなルールなんですが、
これが守れない人がまれにいるんです。

で、なんだって、こんなに分類するのか、と思ったら、
捨てられたごみのその後の流れがあって、
これの流れをスムースにするためにも、ある程度の分類が必要なんだ、という事が分かったのです。

 

中国が、資源ごみの輸入を禁止しました。
これは、資源に活用するために、ゴミの分類をしなくてはならないのですが、
ゴミの内容によっては、しやすいものとしにくいものがあって、
時に、雑に処理すると、結果として、環境を汚している、という事につながるんですね。
つまり、おおもとで、丁寧に仕分けしてあれば、再資源化しやすいのですが、あれこれ混在したままだと、
えらく手間がかかる。
今までは、それも仕事と、受け入れてきたのですが、目に余るような混在状況だと、
さすがに二次的なごみとして排出されてしまうんですね。
これで、中国の環境は汚染されてきたそうです。


で、世界の各国からゴミ処理場のように中国に輸出されてきた資源ごみを、
受け入れない、と、いう事になりました。
それまで中国では、およそ1500万トンの資源ごみを受け入れていたのです。
日本からは、143万トン出していました。
では、行き先のない、この143万トンをどうするのか、という事でしょ。

 

そもそもの資源ごみは、主に三つの方法で再生されています。
ちょっと専門的になりますが、先ずは、
マテリアルリサイクルというものです。
これは、廃プラスチックを溶かし、もう一度プラスチック原料やプラスチック製品に再生する方法で、
コンテナ、ベンチ、土木建築資材、シートなどに再生されます。
ただこれには、分類がかなり高度に進んでいないとできません。
二つめは
ケミカルリサイクルというものです。
廃プラスチックを化学的に分解するなどして化学原料に再生する方法で、
モノマー・原料化、高炉還元剤、ガス化、油化などで、これンp主体は、工場などで出る廃材料が主で、
これも廃プラスティックの純粋性が高いものと言うのが条件です。
第三が、サーマルリサイクルというもので、
廃プラスチックを焼却して熱エネルギーを回収したり、固形燃料にする方法です。
固形燃料化、セメント原燃料化、廃棄物発電、熱利用焼却などがあります。
まあ、ざっくばらんに言えば、分類が雑で、混在しているものがある場合、
大体、燃して終わり、という感じです。
ゴミ焼却炉などで、補助的な燃料として使われることがあるようです。

 

という事で、日本国内で処理しきれない資源ごみが、
143万トンあるという事ですから、逆に、相当レベルの悪い分類が要因ではないか、と思いますよね。

ストローの規制問題が出てきて、後を追うように、一般論的にプラスチック製品の制限が出てきています。
海でのマイクロプラスティックなどが警鐘の要因になっていますが、
実は、私達の身の回りから、
不要なごみが、コントロールされずに投棄されているということでしょ。

こういう事が問題になるって、何もワールドカップの競技場の清掃だけでなく、
大きな環境問題として、一人一人の心がけの集積である、という事の表れですね。

ま、せめて、ごみ出しの基本ルールは守りましょ。

| 水嶋かずあき | 環境 | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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