水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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首相の選択方法

マスコミが多少フィルターを通して情報をばらまきますので、
私達庶民は、ある程度の偏向を前提に、その情報を受け止めます。
とは言え、白、と言われているものを、確たる裏づけもないまま、黒、とは判じがたいものです。

 

そんな前提で政界の動きを見ていると、

私にとっては、どうも安倍政権の基本的な姿勢が理解しがたいんですね。
これは政策とか、状況の判断力とかではなく、政権を担うものの人間的な姿勢のことです。
結局あれだけ騒がれたモリもカケも最近は、誰も口にしなくなりました。
安倍政権に対して、疑念が晴れたわけでもないでしょ。
なんとなく今更、という感じで飽きたんでしょ。
人のうわさも七十五日とはよく言ったものです。
なんだかんだと、興味や思いは時間とともに薄れますから。
さらには、次々とマスコミを躍らせる出来事が登場しますから、
怪しげな政策も、疑惑も、
整理ダンスの奥にしまわれたら、もうそれで終わりなんですね。


そんなことは百も承知の猛者連ですから、
いずれ誰も何も言わなくなる、と踏んでいたんでしょうね。
正にもくろみ通りです。

 

正直な思いを言えば、あの尾畠さんの爪の垢でも煎じて飲ませたい政治家がゴロゴロしていますね。
風呂も断る、謝礼も断る、飯すら断るという姿勢、
清廉潔白を絵に描いたような人です。
人を助けることはしても助けられることは遠慮するという、
この謙虚な人生観には共鳴してしまいます。
インタビューで語った座右の銘、
かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め、ですって。
よく立派な言葉を言う人は多いですが、
その通りの生き様って人は稀有ですものね。


尾畠さんには、名誉欲とか、支配欲などかけらもないでしょうから、
あの状態の中で、今後もコツコツとボランティア活動をするのだと思いますが、
この精神のせめて十分の一、百分の一でも政治家の先生に理解してほしいものです。
そうしたら、国民はいくらか政治への信頼をも持ち直すかもしれません。

 

そういえば、もう一人爪の垢を煎じて飲ませたい人がいます。
世界の、男・山根です。
話は変わりますが、テレビで山根氏を取材している画面に彼の玄関先の様子が映っていました。
表札です。
普通、表札って、まあいいとこ氏名でしょ。
時に家族の名前が列記してあることもありますが、
履歴書じゃないんですから、単純にここに住んでいます程度のことで、苗字と名前がせいぜいじゃないですか。
ところが山根氏の玄関先には、日本ボクシング連盟会長、と役職名があって、

その横に氏名が書いてあったんです。
私は大笑いをしました。
何処かの自己顕示欲の強い方がいて、例えばさる会社の社長さんで、
表札に、何々会社・代表取締役、何の誰べえ、なんて書かないでしょ。
あの方、まあ、まさに自己顕示用の権化ですね。
矢張り、スプーン一杯でいいから、この人にも尾畠さんの爪の垢を煎じて飲ませたいです。

 

話は横道にそれました。
まあ、私たちが得られる情報では精度が低いと思いますが、
ぼちぼち、自民党の総裁選が始まっています。
で、制度としては、議院内閣制ですから、
基本的な最終決定は、国会議員にゆだねられているわけでしょ。
勘なんですが、自民党内で、石破氏を支援する人はある数いるわけですよね。
でも、自民党内の予選で勝てなければ、国会での首班指名に名前を出すことができない。
で、各野党も、それぞれ党内で予選をするわけですから、
決勝に出られるのは、各党一人という事でしょ。

 

さあ、ここで、国会議員の総意と言う事で、
党の枠を取り払って、立候補の意志あるものをべたに並べてみたらどうなんでしょうか。
自民党からは、数名が立候補し、他の野党でも複数名の立候補があるかもしれない。
なんだかんだと十名そこそこの人が首班指名の選挙に立つわけです。
もちろんこういう場合の原則として、第一回投票で過半数を超えればそれでよし。
票が割れたら、再度投票が行われます。
当然、上位二名に絞るられるはずです。
すると、今度は、改めて、他党の候補者をチェックしなければいけない。
このことが、国会内のコミュニケーションの活性化につながらないだろうか、と思うんです。

 

私達は、通常の組織では、皆仲がいいはずです。
多少、気にくわない、虫の好かない人も交じりますが、
原則、こちら側と向こう側で、喧嘩状態にはなりません。
国会を見ていると、主義主張の差があんなにあるものか、という事が普通に驚きですし、
絶えず角突き合っています。
あの切磋琢磨ぶり、が、もっと前進的エネルギーに転換できるならいいのですが、
ただ、足の引っ張り合いをしているだけで、何の生産性も生まれてこない。
すくなくとも、日本中の最も優秀な人材が集まっているですから、

議論の生産性という事も前提にして、主張をし合うべきでしょ。


ま、ともかく、こう言う首班指名の制度にすれば、
正に国会議員が選出した首相が誕生するわけです。
今の制度では、ある党の国会議員と、地方の党員の意見で日本のリーダーが決まってしまう。

議院内閣制の精神は国会議員によって選出される、とされています。

ここに、一部国民の意見が反映される、と言う制度は、法的にどうなんでしょうね。

いかにも、国民が介在できるという民主的な気がしますが、

これは少なくともある党の党友と言う偏ったものですし、

本来の法の精神をかんがみれば、決して民主的な選択方法である、とは言い難いでしょ。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:20 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
仰る通り。尾畑さんの爪の垢を飲んでほしい人がたくさんいますね。こんな日本人がいたのですね!
| もっちゃん | 2018/08/17 10:20 PM |









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