水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
<< 鳴いて血を吐くほととぎす | main | 命を食べている >>
「恨」の文化

以前、大阪の韓国人のある組織に招かれ、講演をしたことがありました。
いきさつはややこしいので省略します。
2時間ほどの講演が終わり、その組織の中核的なメンバーと、
懇親会と称して、夜の大阪の街に繰り出すことになりました。
場所も、講演会場近くのところが予約してあって、
十数名が、徒歩で移動していたのです。
途中横断歩道を渡っているとき、たまたま空車のタクシーが、私達の集団を突っ切ろうとしたのです。
まあ、関東ではあまりない状況でしたが、
何故かご当地では粗い運転をするタクシーもいるんですね。
と、その組織の会長が、通りすがろうとするタクシーのボンネットを力任せにバンと叩いて、
なんていう運転するんだ、と、どなったんですね。
まあ、確かにタクシーも雑な運転をしたのですが、
あんな大声を上げるほどのことでもない、と私は思いました。


で、ややあって、取り乱した言いわけのごとく、

彼は、私達の民族は、感情の起伏が激しく、
日本人のような平穏な態度がなかなか取れないんです、と、
なんか民族のDNAのせいにしたことを言ってました。
私は、個人的な問題なのでは、と感じましたが、
まあ、当たらざるとも遠からずの言い訳だな、と思ったんですね。

 

私は日本人が日本列島に移住してきた過去の歴史に興味があって、
色々と調べたことがありました。
東南アジアからの海上を渡ってきた南方系の人たち。
北方系のいわゆる弥生人の祖と言われる、朝鮮半島経由の人たち。
ほぼこの二つの人たちが合流して作り上げたのが、元祖日本民族です。


その後も半島との交流は続きました。
日本の各地にその人たちの痕跡が残されています。
現に、平塚の西に位置する高麗山は高句麗の人たちが、この地に移住し、
先住日本人に、様々先進文化をつたえたので、彼らの民族名を山の呼称にした、と言われています。
高麗山のふもとの高來神社は、こうらいと読むのが本来なんですね。
ですから、ある意味、朝鮮半島の人たちは、日本人の祖先であり、日本文化の源流でもあるのです。

とは言え、確かに、韓国に人たちと、日本人は、同根でありながら、
微妙に民族性が異なります。


その最大の違いは「恨」の文化です。
こう言うのってとって付けた解釈が多いのですが、
歴史的に、同族間での権力争いが激しく、朝鮮王朝の王様の二人に一人は、
暗殺された、とも言われています。
ま、確かに、近代においても、韓国の大統領の二人に一人は、
退任後悲惨な環境に置かれています。
李承晩:不正選挙に反発した民衆のデモにより失脚、アメリカに亡命
朴正熙:在任中に暗殺
崔圭夏:全斗煥の粛軍クーデターにより辞任
全斗煥:退任後に粛軍クーデターや光州事件で死刑判決
盧泰愚:退任後に粛軍クーデター、光州事件、不正蓄財で死刑判決
盧武鉉:在任中の収賄疑惑が持ち上がり、退任後に自殺
そしてパク・クネ前大統領でしょ。
まあ、5年任期ですから、日本の首相と比較できませんが、
首相退任後、不遇になった首相は、田中角栄氏ぐらいのものでしょ。
みんなそれなりに年を取ったものの、矍鑠としているじゃないですか。


こうしてみると、どこか血の違いがあるんでしょうか。
朝鮮人に強いと言われる「恨」の精神的傾向は、身体的な不調にも現れるんだそうです。
韓国では普通に知られていることのようですが、火病と言う病気があるのです。
これは“韓国の伝統的な病気”とまで言われているものです。
火病とは、積もりに積もった怒りやストレスが原因で体や心にもたらされる苦痛のことで、
呼吸困難、食欲不振、うつ症状、不眠、全身の疼痛などが起こるのです。
何しろ年間で11万人以上が、火病と診断されているんです。
怒りの感情が発生すると、顔を真っ赤にして過激な行動をしてしまうのだそうで、
正に私が大阪で経験したとおりです。

 

この「恨」の文化を背負った国民性が根底にあるので、
たしかに、その矛先を向けられた方はたまったものではないのですが、
まあ、ある種の病気なのですから、余り真正面で受けてしまうと、
受けたほうが巻き添えを食ってしまうので、
そこはほどほどに受け流すのも大事でしょ。


逆に私は、日本人は、水に流す民族性があると思っています。
何より、原爆を落とした相手国と最も仲がいいでしょ。
太平洋戦争終戦間際に、不法に北方領土を侵略したソ連とも、
何とか友好の手立てはないかと模索しているでしょ。
度重なる韓国の謝罪要求にも、切れたりしていないでしょ。

 

しかし、仏の顔も三度のたとえの通り、
今回の徴用工判決には、いささか常識の枠を超えましたね。

盧武鉉政権下の2005年8月に、「官民共同委員会」が、
元徴用工の請求権は日韓請求権・経済協力協定の範囲内との判断したのです。
ま、韓国大統領の末路を見てもわかるとおり、
韓国は政府が替わるたびに約束を覆してきました。
根底に「恨」の血が流れているのですから、これまでの鬱積したものをぶっつけることで、
前政権とは異なる方向を打ち出すのでしょうが、
これは韓国内では許される話でも、国際社会では、通用しないでしょ。


国交正常化の軸となる請求権協定がかつて、
日韓協定締結にかわされた歴然とした事実として、
当時の個人請求権を巡る交渉記録を整理すれば、
日本から提供された5億ドルを管理する当時の経済企画院長官が
「国家の資格で補償金を受けたので個人には国内で処理する」と
国会答弁していたのが事実なんです。

ま、これを覆すとなると、まさに、国際社会では笑いものになるでしょ。
信頼の基本が崩れるんですから。

そういう国でありつづけるのか、
「恨」に毅然と対峙してゆくのか、
正に韓国の良心が問われることではないかと思います。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 11:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









http://blog.mizushima-kazuaki.com/trackback/2832
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE