水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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商業祭りの在り方

今日は朝から、中心街で商業祭りが開催されました。
あいにく、小雨状態の天気で、正直、さほど雨脚は強くなくとも、
傘なしでは、濡れてしまうという状態。
私は、実際現場で飛び回っていたので、一度濡れた服を着替えに戻ったほど。

 

この商業祭りは、その原点ともいうべきところは、
まだ見附台に体育館があったころ、体育館内とその前庭を使って、
産業祭りとして、平塚の商工業者が中心に、見本市的な内容で市民に、
平塚の産業全般の現況を理解してもらおうという内容で開催されていました。
ところが、体育館が取り壊しになり、馬入のアリーナにその機能が移転されることになりました。
産業まつりのホームグランドがなくなってしまったのです。
そのため、そこで開催していた産業まつりも、自動的に中止となったのです。
そして、アリーナ完成後、今度はそこで、かつての産業祭の延長、改定版として、
室内型の見本市的イベントのテクノフェアが開催されるようになったのです。

これは基本的に工業系のイベントです。
すると、なぜか商人たちが、工業系の祭りが再開されたのに、
なぜ商業系の祭りは中止になったままなんだと。

そこで、では、とはじまったのが、商業まつりです。
で、商業まつりでは、イベント名としては、ぶっきらぼうで面白くない、と、
魅つけ市、という名称にしました。
こういう時って、ぶっきらぼうであっても商業祭りの方が、意味が分かりやすいでしょ。
魅つけ市では、説明が必要になってきます。
でも、まあ、ぶっきらぼうだから、という感じがあったので、
この魅つけ市と商業祭りを合わせて、商業まつり・魅つけ市、とややこしい名称にしてしまったのです。
大体実行委員の中でも、魅つけ市、と呼ぶ人もいれば、商業まつりと言う人もいて、
これと言って統一されていません。
まあそんなことどうでもいいことなんですけどね。


で、初期の頃、実行委員会に出席したところ、
確か商工会議所から原案が出されたんですね。
それが、二日開催なんです。
どうして二日開催なのか理由は分かりませんでしたが、
勘ぐれば、工業系は3日間もやってるんだから、おれらだって、せめて二日ぐらいはいいんじゃないか、
という、どうも意地に近い競争意識と、見栄が混じった理由ではないかと思ったんですね。
で、ともかく原案は2日間。
私は、常識的に考えて、室内ならば、ブースもいちいち片付けなくてもいいのでしょうが、
中心街の路上で開催するとなると、一度出したものを、片付け、翌日も出店する、って、
そんなややこしいことを受けるところがあるんだろうか、と疑問だったんです。
第一、二日間にわたって集客できるかどうかも疑問でした。
例えば、一日の開催で一日1万人の人出を得たとします。
で、二日間だったら2万人になるのか、とは思えなかったんですね。
むしろ分散してしまうのではないか。
初日に来た人がまた来るというリピートは期待できないと思ったんです。
つまり、2日間開催するんだったら、路上での出店という事を考えれば、
違うテーマで展開すべきではないか、と。


初日のテーマと二日目のテーマを変える必要がある、と考えたのです。
そこで、初日に関しては食を中心にしてみようと提案したのです。
なんとなくみなそれに賛同してくれて、結局、初日のプロデューサーをすることになったのです。
そこで打ち出したのが、メイド・イン・ヒラツカ・グルメフェア、というタイトルでした。
要は、地産地消で、平塚産の食材をさまざまな調理法で展開し、
楽しんでもらおうという企画です。


まあ、それなりに苦労しましたが、企画としてはなかなか有意義なものになったなと思いました。
しかし、結果的に2日間開催は実行委員会の負担が大きく、一日開催に修正されます。
修正されても、グルメフェアの部門は残り、

一回目の初日部門と、二日目部門が合流することになったのです。
まあ、路上イベントではそんなものです。
で、3年間そんなことを続けていたのですが、
事情で、グルメ部門の責任者を交替することになったのですね。
で、数年間の空白がありました。
3年ほど前、このグルメフェアを見に行って、ちょっとおかしかないか、と思ったんです。
地産地消と言う、非工業部門での地場産業祭であったにもかかわらず、
いつの間にか、ただの食いもの屋が軒を連ねるだけのイベントになっていたのです。
矢張りこれは初心を失っている、と感じ、昨年度から、現場に口出しを始めたのです。
で、今年と、二年続けて、また魅つけ市の実行委員会側で携わることになりました。

 

今年、企画段階でどうも腑に落ちないことがあったんですね。
それは、これがどうして商業まつりなんだ、という事です。
中心商店街だけ祭りでないことは確かです。
だからと言って、いろいろ物販、飲食のお店が軒を連ねて物を売って、
これが平塚商業の発展繁栄に寄与する、とは思えなかったんですね。
逆に、パールロードも、スターモールも、商店としての参加は一握り。
よそのものがやってきて、そこそこに人を集めている。


この集まってきた人の活用が全然意図されていないんですね。
中心商店街で行われる各種のイベントは、中心商店街に人を集めます。
で、各商店がその集まってきた人を、客にできるかどうかは、そのお店がすることなんですね。
つまり、イベントでは人を集めます。
少なくとも客を集めるという事はしない。
そして、その集まってきた人を客にするのは各商店なんですね。
そこのところが理解されていない。

できれば、今後の中で、そういう展開が普通に理解されて、実行されるよう、
何らかの手段で、この商業祭りに携わってゆきたい、と思いました。

 

 

| 水嶋かずあき | 平塚のこと | 17:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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