水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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壊れない家を

一昨日は、紅谷町の住人、マンション関係の人たちを対象に
地震の勉強会を開催しました。
1時間ほどの時間でしたが、皆さんにお話をさせていただきました。
人に向かって話をするのですから、それなりに資料等を調べ直し、
自分の考えも付加して、中身を練り上げたのですが、
これまで、自分が考えてきたことを改めて再チェックをすることになったわけです。
そして、今までの想定があまかった、と反省しています。

 

また、今まで、FM湘南ナパサの水曜日午後1時半から、30分間
ナパサで防災、と言う番組の第2週と第5週を担当してきました。
第5週は3か月に一度は巡ってきます。
まあ、年で言えば毎月の12回と年4回を足した数が担当部分だったわけです。
たかだか年16回のことなんですが、
このテーマを決めるのも結構大変で、
さらには番組内で話す内容についてはあれこれ資料調べをしなくてはならず、
ある意味いい勉強になったのですが、素人にはいささか荷が重いかな、と感じていたのです。


そもそもこのナパサで防災と言う番組は、毎週水曜の1時半から定時で放送されていて、
第1週は、山田美智子さんが、SCNでの番組「地震その時あなたは」の音声を流す、
と言う企画になっていて、

防災番組なんで、同じ枠で放送しています。
で、第2週と第4週を渡辺豪さんが担当。
第2週と第5週を私が担当しているんです。


ところが、ここで、ちょっとしたアクシデント。
渡辺さんが、健康上の理由で、3か月ほど療養することになり、
取り敢えず一時降板という事になってしまったんですね。
そこで、ピンチヒッターで水嶋が担当せよ、と言う指令が、クラブから出されて、
盟友の健康回復のためならと、引き受けることになったのです。
つまり、第1週以外は私の担当になったのですね。
3と5だけでもふうふう言ってたのに、2・3・4・5となったのですから、
ちょっと緊張しています。
そんなにネタがあるのだろうか、と。

 

ただ、防災系、特に地震に関して言えば、驚くほど様々なデータが改定されていますし、
この世界も日進月歩で、予知のための対応がグレードアップされています。
もっとも、私達ど素人が、手に入れられる情報には限界がありますが、
まあ、その意味では活性化している分野ですので、
その気になれば、何とか短期間なら乗り切れるかな、という感じですね。

 

そんなこんなで、ちょっとばかり、

従来より地震に対する取り組みのバランスの比重が大きくなってきているのですが、
おかげさまで、新たに再認識という事が、出てきました。


それは、住居の耐震性という事です。
地震など防災の基本は、いかに緻密な想定をするのか、にかかっています。
言い換えれば、災害発生時、およびその後の復旧時における生活をどうするのか、
という事の想定が、防災の第一歩になるのです。
したがって、想定と言っても前提条件として、震源の位置、地震の大きさや、発災した季節、時間帯など、
実に多様ですし、それぞれによって、状況が変わってくるのです。
その一つ一つを緻密に想定しなければ、適切な備えが準備できないのです。
で、様々な状況を一つ一つつぶしてゆくと、
前提として、家が残っているのか、それとも倒壊してしまうのか、
によって、準備すべきことが、ガラッと変わってしまうんですね。


例えば、私自身のことで言えば、
松風町に住んでいたころは、昭和56年以前の建物でしたので、

家屋が倒壊するかもしれないという前提でした。
そこで、庭先にスチール物置をおいて、

そこに発災時の非常持ち出し品をぎっしりと詰め込んでいました。
基本的には、よく言われる持ちだし品と、防災グッズの類です。
で、紅谷町のマンションに引っ越してきたのですが、
このマンションは免震構造ですので、おそらく倒壊とか、住めなくなるとかはない、という前提になります。
そこで、住む家が無くなってしまう想定で、かつて準備していたのですが、
住むところは残る、という前提で想定すると、不要なものが出てくるし、

被災後の生活の様々なことに大きな違いがあることに気が付いたんですね。
例えばです。
昼間の発災を想定すると、家族はばらばらになっているでしょ。
お父さんは職場とか、子供は学校とか、お母さんは買物とか。
すると、家が壊れるかもしれない、となると、どこかに集合場所を決めておかなくてはいけない。
また、決められた避難所の場所を確認し、実際歩いて行って見る必要があります。
でも、家が残っているなら、そんな必要はないでしょ。
集合場所は我が家でいいですし、避難所に行く必要もない。
持ち出し品を詰めたリックサックもいらない。
組立の段ボールトイレも要らない。
ビニール袋と凝固剤があれば、トイレは何とかなります。
着替えを持ちだすこともない。
食事だって、冷蔵庫のものを整理しているうちに、数日は過ぎるはずです。
棚にしまってあったカンパンなど、食べることはないと思うんですね。


住む家が、残っているかどうかで、地震の対応は、根本的に変わってくるのです。、

つまり、防災の第一歩目の行動は、木造で耐震構造でない場合、
まず、耐震診断をし、必要なら耐震補強をすることなんです。
ここが改めて重要であるというのが、再確認したことです。
 

| 水嶋かずあき | 環境 | 04:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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