水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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忘年会幹事心得

いよいよ今年も師走を迎えました。
何やら聞いたところでは、師(先生)が走るから師走とか諸説あります。
いや、師とは、僧師のことで、要は坊さんが走るからだ、というのが有力。
その語源的な資料としては、平安末期のものに見ることができるとか。
で、なんで走るんだっていうと、今はそうではありませんが、
むかしは、お盆の時に各戸で、法要を営むのが習慣で、
お坊さんは檀家回りをし、お経をあげるのです。
これが、むかしは、盆と暮の二回あって、暮れにもあちらこちらの檀家を回らねばならず、
ついつい急いで走ったので、師走になったとされています。
という伝承があるんですが、じゃあ、盆は走らなかったのか、となりませんか。
ま、わけのわからないことに文句付けても仕方ないのですが、
いずれにしても、何者かの師が走ったようですね。

 

さて、師走となれば、忘年会。
最近は忘年会も質が変わって、むかしのように、大きな単位での飲み会が行われなくなりました。
ごくごく内輪の小さな単位での飲み会になってきたようです。
我々の業界では、最も顕著に忘年会の実態が把握できるのですが、
まず、予約の数が減ってきた。
1組当たりの客数が減ってきた、と、要は忘年会の売り上げが減りつつあるんですね。
ま、共に一年の労をいたわりあって、やがて来る新年への望みをつなぐ、

という意味合いが薄くなってきているんですね。


私はある時期、仲間と忘年会を開催する時に、望年会と称して、
前向きの飲み会を開催したものでした。
ま、どんな理屈をこねようと、だからと言いて、参加しない人は参加しないものですね。

最近の若い社員は、飲み会を嫌がる傾向がある、と言われています。

なんとなく、その時間が拘束されるような気がする、と言うのと、
しょせん先輩の自慢話を聞く会になるから、なんてこともいやがる理由のようです。

 

話はガラッと変わりますが、
先日、紅谷町のシニア会の懇親会が開かれました。
ま、時期から言って忘年会ですね。
で、年よりが集まる飲み会では、最初のうちは、あれこれ噂話とか、世間話が中心になるのですが、
途中から、おうおうにして、病気自慢大会になってしまいます。
体の具合の悪くなったところと、その治療法、時に入院手術の報告、
薬の種類とその効果、など、要はみなそれなりに経験があるので、どうしても話題がそこに落ち着くのですね。
で、そのシニア会の席でも似たり寄ったりなんですが、いよいよ話題は、墓と葬式の話になってしまいまして、
これって、ものすごい飲み会だな、と思ったのです。

 

話を忘年会に戻しましょう。
宴会幹事心得です。
ともかく、いろんな人が集まるんですから、ただ会場を予約して、料理の内容を決めて、
日時場所、会費を皆に伝え、当日は会場に入り口で会費を集め、最後に精算するのが、幹事の仕事ではありません。
そこで、幹事が楽しい宴会ができるように気を配る事、幹事心得です。


その1 まず、参加募集ですが、不参加者を少なくすることが仕事です。
去年は5人不参加だった、としたら、今年はゼロが目標です。
テーマはともかく100%忘年会を目標にしましょう。
まず、これを公言します。
そのために、ともかく、どうした、と言われるくらい、熱心に口説き回る事ですね。
ああだこうだと断る人がいますが、そこを何とか、と口説く。
女性とか、アルコールがダメな人とかの参加費に差をつけるのもありですね。
また、その日はどうしても外せない用事がある、なんていう人には、
半額会費で、フルタイム参加できないからといって、全部を断ることを避けるようにします。
最初の一時間だけ、と言うなら、せめてそれだけでも、と半額にするとかです。
ま、あれこれの手を使って、先ずは職場全体で参加できるようにしましょう。
この100%参加を実現すると、先ずは乾杯時で大いに盛り上がり、職場の一体感が生まれます。
ただの忘年会ではなく、まちがいなく職場での士気が上がる、

ある種のステップアップセミナーみたいなものです。

 

その2 料理の内容を含め、会場の能力を最大限に発揮できるようにします。
できれば、予約会場には、事前に下見をし、さらにできれば、個人的に飲食をしておくことが重要です。
その際、ホールのマネージャーと顔見知りになっておき、ちょっとは常連風な雰囲気を作っておくことです。
当日、どうしてもお店の人とのやり取りが必要ですから、
この時実にスムーズになるんですね。
周りの人も、幹事が店の常連だ(と勘違いしようと)と思うと、安心できるものなんです。
この時に、料理の内容、酒の内容など決めておきましょう。
最近は、無精して、飲み放題ということを選択しますが、
お店によっては、制度の微妙な違いがあって、事前によく理解しておくことが必要です。

 

市内のある店で、仲間と忘年会に行ったのですが、飲み放題にもかかわらず、
生ビールは一人一杯まで(他は飲み放題でしたが)ということで、制限されていました。
これは大半の人が知らなくて、店に対する不満を口にしたんですね。
なぜなんだよ、に、店はそういう決まりだからの一点張り。
結局、気まずい雰囲気になり、みな、二度と行くか、となってしまったんですね。


そして、肝心なことは、飲み放題が得なのか、その場注文の方が得なのか、です。
これは、メンバーの酒量を把握しておけば、分かることです。
いざ飲み放題で臨んだところ、半分が、コーラだウーロン茶だとなると、損してしまいますね。
料理の内容については、どんな内容かを聞くだけにとどめます。
注文を付けると、材料の手配や、調理師の得手不得手にかかわるので、
時にいやがられます。

 

その3 トータル予算について
要は宴会内容とのコストパフォーマンスですから、
ここがよければ幹事の評価が上がります。
出来れば、この際ですから、あちらこちらの協賛をいただいてしまいましょう。
関連の会社などで、お金は無理でも品物ならOKと言うところがあるはずです。
途中、抽選会でもして、賞品として配る手があります。
その際、提供会社名を読み上げ、株式会社××さんからのお歳暮です、とか言って渡すことです。
また、関連の上司の所に行ってご招待しましょう。
参加できないとなっても、金一封は出てくるのではないか、と期待します。

 

などなどきりがないのですが、もし幹事に指名されたら、
ちょっとした気遣いで、良い結果を出せます。
チャンスだと思って、頑張ってください。

| 水嶋かずあき | グルメ | 13:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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