水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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地球問題

後期高齢者になってから、どうも先読みが暗くなってきたようなんです。
要はマイナーな考えが先行するというか。
ま、ここ数日風邪を引いたらしく、やたら横になって、その都度浅い眠りになって、
結果、わけのわからない夢を見続けるという、
いささか精神的に疲労するような感じになっているからかもしれませんね。

 

で、そのマイナーな考えと言う事なんですが、
それは地球のことなんです。

一言で言えば、この地球上で私たちはどのように生かされてゆくのだろうか、ということです。
地球に関することは、大体、地球と言う大自然が前提ですから、
地球のご機嫌次第なんですが、これに人間がちょっかい出して、問題を大きくしている、と言うのが従来の図式です。
地球温暖化だって、いまだ世界の国々でその認識がずれていて、
効果的な対応策がとれないでしょ。
つまり後手、後手になっているんです。

 

でここで取り上げる第一番目の問題は人口問題。
つまり、この地球は一体何人の人間を養えるのか、ということです。
地球が生産できる人間への食料は、そろそろ頭打ちなんじゃないか、という気がするんですね。
穀物の生産は、品種改良と灌漑、肥料や農薬の利用で、50年間に、なんと2.5倍にも増えたのですが、
これにより、農地の4割が劣化してしまったのです。
したがって、いいか悪いかは別として、遺伝子改良による効率的な農業を開発しない限り、
穀物生産をこれ以上増やすのは難しくなってきました。
つまり頭打ちなんです。
ただ、理屈ですが、穀物は年に30億トン生産されているので、
これを人間が直接食べれば、100億人が生きてゆくことができる量なのですが、
その命を養えると言うのは、まさに理屈なんです。
なぜなら、人は、牛や豚や鳥を食べたがるでしょ。
その肉を得るために必要な穀物は、得られる肉の量の10倍の穀物が必要なんです。
これはカロリー計算上の数値です。
したがって、100億人を養うのだったら、今の地球の能力で何とかなるのですが、
鶏肉だ、牛肉だ、となると、もうギリギリ頭打ちに近付いているわけです。
この穀物のほか、魚などの海産物、畜産物など
およそ40億トンが供給されていますが、
なんとその3分の1が捨てられているという統計があります。
ここを何とかすれば、100億人を養うことができるのでしょうが、
こんな分かっている問題でも、なかなか解決できない。
不足する所に食料を回せないんですね。
結局、このバカげた食品ロスと、いずれやってくる食料不足を
絡めて解決はできないんじゃないかと思います。
それができるようだったら、
それ以前に貧富の格差を埋められるはずだからです。


つまり、力があれば、富を独り占めにできるシステムがある以上、
食料だってその流れの中にあるということですよね。
まあ人類の永遠のテーマなんでしょう。
食品ロスの影には環境破壊、資源の枯渇、そして貧困改善の停滞など、

様々な問題が潜んでいるのが実態なんですね。

 

以前、まだまだ環境問題がマイナーな領域だったころ、

いろいろ言われていたのが、この地球が養える人口は、80億人だ、と聞いたことがありました。
100億なんていうのは数値として聴いたことがありません。
80億と言う数値が、何が根拠で算出されたかは知りませんが、それだと、あと5億人で、満杯です。
ちなみに現在の人口、75億2000万人。(国連の統計から推計)
世界では、1日で20万人、1年で7千万人増えています。
これは、1年に6千万人が亡くななると同時に、1億3千万人が産まれているのです。
ざっと、日本の人口が、一年で生まれてくる、ということです。

 

以前のブログでも紹介しましが、時々、グーグル世界旅行をしています。
グーグルマップで地元の地図に入り、写真版に切り替え、拡大したり縮小したりしながら、
東西南北自由にスクロールするんですね。
で、いろいろな国を訪れています。
実に精密な写真ですから、ちょっと大きな建築物は大体その様子が分かります。
で、大空から俯瞰して、まちを眺めるのですが、
アフリカとか、中央アジアの山岳地帯とか、南米アマゾン流域とか、南極、北極を除くと、
ちょっと移動すると、それなりの集落があって、海辺に移動すれば、びっしり都市が形成されています。
まずは、ここまで増殖したのか、と言う人間の生活域の密度と広さです。

地面があれば、大体人間が張り付いているんです。


中国も、インドも、人口増加に具体的な対応をしないようですね。
何とかなる、と思っているんでしょうね。
日本が、逆に人口減少を憂いているようですが、
もしかすると、なかなか先進的な方向性なんじゃないか、と思うんです。


作ります、売りますの生産第一主義から、

一度脱却して冷静に地球全体を考える必要なあるんじゃないでしょうか。
自国第一主義などがはびこる前に、
地球全体をコントロールする偉大なるリーダーが、この地球には必要なのではないか、と考えます。
いい意味でですが、地球大王の登場です。

| 水嶋かずあき | 環境 | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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