水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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バイトテロ

バイトテロ。
長生きするもんですね。
バイトテロなんて言葉は、この年になって初めて耳にしました。
もっとも、年を取ってからの耳にする言葉は、年を追って増えてくるようです。
新しいボキャブラリーとして、頭のどこかにストックしなくてはならないのでしょうが、
これがなかなか難しい。
一番の障害は、覚えなくてもいいか、と言う諦観ですね。

 

ま、年寄りの愚痴はともかく、
なんだバイトテロって、と記事を読めば、いたって単純な事柄。
しかし、普通に正義感を持っている人なら、こういう若者を受け入れがたい所があるわけでしょ。
おそらく、これらの行動をした者たちに、ほぼ、99%の人は、否定的な見方をしているはずです。
だって、肯定する理由なんてかけらも見いだせないでしょ。

 

私もごくごく普通に99%のうちの一人ですから、いたって単純な結論で、
常識、社会性の欠如する若者については、何らかのお仕置きが必要だろうと思っています。
まあ、尻の百叩きなんてできないでしょうから、
可能なかぎりの厳罰を適応すべきでしょうね。
刑事・民事のすべてで最大級の処罰が適応されれば、
これは大きな抑止になると思うんです。

 

罪に対する罰は、二つの考え方があると思います。
一つは犯罪者に、まっとうな人間になるための必要な期間が刑期として言い渡される。
そして服役。

または罰金、いずれにしても罪をあがなう、と言うことです。

もう一つは、再発防止です。
ある意味見せしめですね。
そんな割の合わない事ならやめておこうか、と言う抑止効果です。

 

あるアメリカのドラマでの1シーンです。
ゴロツキの一人が、ビリヤードでゲームをしていると、
かつてのムショ仲間がやってきて、今度、ここの銀行を襲おうと思う、と銀行強盗の計画を話し、
仲間として手助けしてほしいと依頼します。
そいつは、で、報酬はいくらか、と聞きます。
金庫に眠っているであろう金額を、山分けする、と言うんですが、
その額を聞いて、そいつは、話を断るんですね。
「割に合わない」と一言。

 

犯罪と言うリスクと、それに見合う報酬。

ハイリスク・ハイリターンなんて言葉が保険の業界などにありますが、
正に危険度に見合う金額ってあるんでしょうね。
ですから、基本的にはどんな犯罪も、ハイリスクに思えるようにしてしまうべきなんです。
でないと、抑止効果と言うのが得られにくい。
酒酔い運転の厳罰化によって、見る見る間に、日本の交通事故死者数が減少しました。
時に、百万単位の罰金に、みんなビビったんですね。
要は、割に合わない、と考えたわけです。

テレビを見ていると、非道な犯罪が報道され、しかも、またかと思うほど、後を絶たないでしょ。
子どもを虐待し、命まで奪うとか。
すると、うちのかみさんはニュースを見ながら、裁判官になってしまい、
一言、死刑だ、と言います。
ま、これに近い言動は、われわれも簡単に口にします。
死刑だ、と。
でも、もしそうなら、一挙に犯罪は減少すると思うのです。

 

国家公務員で、国会でまとも証言をしなければ、死刑、となったら、
モリ・カケや文書改ざん、統計疑惑など、スムーズに解明できたわけでしょ。
ありえないかもしれませんが、人の良心を目覚めさせ、

まっとうな人間的言動を取らせるというのは、
ときに、厳罰という、結果に対する抑止力が効果的であるし、
それが反ヒューマニズムになるとは思えないんです。

 

バイトテロですが、事前の教育をいかにやろうが、誓約書を書かせようが、
結局、仕事に対する意識の幼稚さがそういうことをさせてしまう、わけです。
不適切な動画投稿だと、皆、目くじらを立てていますが、
むしろこれは氷山の一角で、

隠れて、また、分からないように、これに類することをやっている可能性は大だと思うんですね。

 

その昔、戦時のさなか、上官にいびられる二等兵などが、炊事当番の時に
ご飯に、頭のふけを落とし、差し出すとか、汁ものに唾を入れて出すとかした、

という話を聞いたことがあります。
日頃、威圧的に扱われている腹いせなんですね。
これをふけめし、つば汁なんて言っていたそうです。

勿論、ばれれば、コテンパに殴られて、懲罰牢にでもぶち込まれてしまうんでしょうけど、
ま、ばれなきゃいい、と。

 

ですから、動画投稿など、自らばらしているわけでしょ。
そう考えると、ちょっと変わった神経ですね。
私は、これらの傾向から、むしろ、ばれなきゃいいという軽い気持ちで行われている不適切な作業の数は、
実は山ほどあるのではないかと思っています。
動画投稿という異常な自己顕示性はともかく、
職場のストレスとか、精神の未熟さによる、ばれない悪意の作業の方が、よほど怖いと思うんです。

 

子どもの頃、犬を飼っている友人がいて、こいつの飼っている犬が

やたら主人の言いつけを守るしつけの行き届いた犬だったんですね。
で、どうしてそんな風に仕込んだんだ、と聞いたら、
家につれてこられて、最初の頃に、食事の「マテ」を仕込んだんだそうです。
ま、オスワリ、オテ、マテは犬の仕込みレッスンワンでしょ。
で、どうしたのかと言うと、

マテと言って、目の前からは姿を消し、建物の陰から犬の様子を見て、
こらえきれずに餌を食べようとしたその瞬間、長い竿で頭を小突く。
犬はびっくりして、またマテの姿勢を取る。
これをやったら、一発でマテを覚え、以来、様々なしつけができるようになった、と言うんですね。

彼が言うには、うちの主人はいつでも、どこかで見ている、と思ったんじゃないか、と。

 

ですから、作業場に、監視カメラを付けるのもいいかもしれませんね。
監視?と反論されそうですが、
もともと、仕事をするのは、質のいい作業の延長で、お客様を集めるんですから、
その質のいい労働を作り出すのに、プライバシイも何もないでしょ。
更衣室を覗くというんではないんですから。

厳罰と監視。
最後の手段かもしれませんが、お客様のため、という大義で、企業は考えるべきです。
佐奈、あ

| 水嶋かずあき | あれこれ | 11:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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