水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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歩道橋は必要なのか

市内立野町に住む男性の知人がいました。
場所はロイヤルホストの裏あたり。
年齢は80歳を超えたところ。
で、この方が、さる会合でしきりに訴えていたのです。
その内容は、国道と中央地下道通りの交差点、
崇善小学校の西南に位置する歩道橋についての問題でした。
歩道橋があるため、交差点西側に横断歩道がない。
ま、一言で言うと、彼の家から街なかに出かけようとすると、
横断歩道がないので、遠回りをしなくてはいけない。
もともと、足が悪く出かけるときは、車いす。
で、歩道橋の階段を使えない。
そこで、北に向かって横浜ゴム前の横断歩道を渡って、今度は崇善小学校の西側の道を通って、
やっと国道の横断歩道にたどり着くんです。
このルートで、もし横断歩道があれば、すぐに渡れる道も遠回りせざるを得ない。
そのロス、なんと600叩
車イスではちょっとしんどい距離でしょ。
では、自宅から今度は西に向かって横断のできるところまで進み、
そこで国道を渡り、東に取って返して、先ほどの交差点までは、と言うと、
これまた700辰離蹈后

なんとかならないか、と言う訴えも、ムべなるかな、と言う所でしょ。

 

国道一号線は、その昔は今のスターモールのところが、いわゆる一国と言われ、
商店街のど真ん中である、ということや、七夕、その頃はやりだした歩行者天国などの開催に当たっては、
国道一号線と言う位置付が、問題になっていたんですね。
時代とともに、交通量は増えていきましたので。
そこで、今の位置に国道を付け替えます。
ですから、私達は、なぜか二国と言ってました。
時にバイパスとか。
改めて、まあ、相当な勇気ある決断で、国道を付け替えたのですが、
結果、この交差点の問題や、
特に八幡神社前の横断については、しばしば問題が指摘されてきました。


で、この八幡さんの参道が、国道でぶった切られてしまったので、
何とかならないか、という議論が地元からも出されてのですが、
行政はこれを真剣に受け止めてきませんでした。
なぜなら、いまだにそのまんまだからです。
で、対応として、本来の参道部分に、大きな看板で「横断禁止」と言う書かれた表示を、
どんとど真ん中においています。
仕方ないですから、やや東の歩道橋を昇降するか、
やや離れた西側の横断歩道を、二段階で渡る、ということしか八幡さんで参詣する事ができません。

私は、歩道橋に下に歩道をやや広めにとれば、この問題は大きく前進すると思うんですね。
どうしてこんな簡単なことが実現しないのか、不思議でなりません。
聞くところによりますと、歩道橋の撤去には2〜3千万円の費用が必要だとか。
ま、軽い金額じゃやありませんが、市民の利便性を考えたら、これは意味のある経費になりますよね。
何より、市役所前の歩道橋は、市役所の新築工事とともに撤去されましたから、
自分のおひざ元ができるんだから、他も可能性ありでしょ。

 

そもそも八幡さんの参道は、平塚でも由緒ある昔からの基幹道路だったんですね。

八幡神社から、江戸のころの五十三次の街道、東海道までが、大門通り。

そこから、南は、現在のJRの線路がありませんから、海までまっすぐ伸びていて、

これが浜大門と言われていました。

今の扇の松の通りです。

で、話は横道にそれますが、この浜大門通りにある新光会の商店街が改名して、

その名を浜大門通りにしたそうです。

ま、今も昔も、暮しの精神的象徴である神社の参道はそれなりに大事にされてきたわけです。

 

さて、歩道橋ですが、

歴史的に振り返れば、基本は通学児童の保護だったと思うんですね。
学校のそばに歩道橋が多いことを考えれば、そういう根拠があったのだと思います。
しかし、これは併せて、少子高齢化と言う社会の減少の変化を迎えれば、
足の不自由なお年寄りが増えてくるのですから、
当然対応が変わってしかるべきでしょ。
交通事故は、人と車の交差する所で発生しがちです。
ですから、これが前提ではあるのですが、すべての道から、車と歩行者を分離することはできません。
むしろ、共生できる方法を今後も模索するべきでしょ。

 

大阪で昨年10月、自転車同士が衝突し、これにより車道側に転倒した50代の女性が、
走ってきたトラックにひかれて死亡する事故が起きました。
歩道の中央には歩道橋の階段があって、事故が発生した現場は見通しが悪い「死角」になっていたのだそうです。
ですから、しばしば自転車同士、自転車歩行者が接触し、
この歩道橋に関しては、以前から地元が危険性を指摘し、市に撤去を求めていたのだそうです。
でもそのまんま。
この事故で、行政は重い腰を上げ、市は撤去を決めた、とか。
人ひとりが死んで、相手の自転車を運転していた男性も、安全確認を怠ったとして重過失致死の疑いで書類送検。
まあ、亡くなった方も、この男性もとんだ災難でしょ。
早く歩道橋が撤去されていれば、起きるわけもない事故です。
その意味では、行政にも過失があった、と言えるでしょ。

 

歩道橋が安全で便利、なんて時代はとっくに終わりました。
このまちでも、歩道橋の必要性について、市民の目線での検討が必要ですね。

| 水嶋かずあき | 平塚のこと | 13:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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