水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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どうするカリアゲ

何らかの権限の調整をしたり、商取引をしたり、権利関係の調整をしたりとか、
さまざまな話し合いがもたれます。
ふつう、こういう時は、話し合いの前に、どのような展開になるのか、

という展開の想定をするものです。

ここがきちんとしていると、想定内と言うことで、的確な手が打てます。
まあ、将棋の指し手のようなものでしょうか。
ここに金を置くと、おそらく桂馬が跳ねてくるだろう。
そこで、頭に歩置いて、とか、
まあ延々とさまざまな差し手と相手の反応を想定し、
その中から最善手を選択するわけです。
ともかく、話し合いは駆け引きが含まれますから、
前のめりになっている方は、大体、マイナスの状況をつかまされます。
つまり、失敗するんですね。

 

ま、原則的に一方が失敗すれば一方が勝ちとなるのですが、
おうおうにして、両者とも勝ちとか両者とも負けとかもある。
今回の米朝首脳会談は、明らかに北の負けでしょうね。
だって、物別れになったからと言って、アメリカは、何のマイナスもないでしょ。
遠い極東の出来事で、しかも相手は国際的に孤立している。
その国の親分もあまり風評がよくない。

 

まあ、ある意味赤子の手をひねるような交渉だったと思うんです。
トランプが席を立ったからと言って、アメリカ社会は、だからなんだ、の世界でしょ。
ところが、北は、兵糧攻めにあって、音を上げ始めている。
ボディブローが効き始めているのです。
国内はざわついているんです。
ですから、ここは一番、手土産を持って帰りたいところでしょ。
ところが、手ぶらになってしまった。
要は話がまとまらなければ、北は困るんですんね。
困る方と困らない方はどっちが前のめりで会談に臨むか、といいえば、
要は北で、そんなことは自明の理ですから、初めから足元を見透かされていたわけです。

 

私は、第一回の米朝会談が実現しそうだ、と聞いた時、
北は最後まで核を放棄しないだろう、と思いました。
多くの人がそう思ったと思います。
理由は簡単です。
カリアゲ君は、極めて幼稚な精神の持ち主で、
欲しいものは何としてでも手に入れたがる。
で、あれこれ非難を浴びつつ、多額の財政を投入して、何とか、核搭載のロケットを手に入れた。
せっかく手に入れたたおもちゃなんです。
子どもが大好きなおもちゃを手放すとは考えられない。
だから、核は放棄しないだろうと、
これは普通に考えればわかることです。

 

今回も、なんだかんだと最終的に手放さないで済むようなプロセスを模索したんだと思います。
しかし、一方では、兵糧攻めを解消したい。
ここのところの読みの浅さでしょうか。
私達一般人でも、そんなことが分かるくらいなのに、
あの、手だれの交渉上手に、見抜かれてしまったんでしょうね。
そうはいかない、と。

 

例えば、このまま交渉が妥結し、北の制裁が解かれたら、
まず基本的に、カリアゲ君の体制は安泰でしょ。
つまり、微妙に脅威を残しながら、北の体制は継続するわけです。
そこへ、あのムンさんが、強烈なアプローチをする。
いいか悪いか、南北は一体化を進める。
これはベトナムの例を見るのか、ドイツの例を見るのかによって異なると思いますが、
ンベトナムのパターンだとすると、政治体制は北側、経済体制は南側になるでしょ。
ドイツの場合だと、政治体制も経済体制も西側で進みましたよね。
この場合ですら、ドイツは貧乏な東を抱え込んで、
しばらくの間、経済的な環境を改善できなかったですね。
ドイツ経済は落ち込んだんです。

おそらくベトナム型であれ、ドイツ型であれ、
朝鮮半島は、ひどく経済的な落ち込みをするはずです。
ま、隣国として、何とかできることをしてあげるべきだとは思いますが、
また舌の根が渇いたころに、日本恨み節が再発するんじゃないか、と思うと、
手を差し伸べるのも躊躇しますよね。
それより、輪をかけて、今以上に反日的な半島になる可能性があるわけです。
日本にしてみれば、仲良くなりうのも痛しかゆし。

 

ま、ここで、北としては、四面楚歌になるのはまずいので、
アメリカの子分の日本とは仲良くする、と言うのも手でしょ。
案外、そのための手土産として、拉致問題を差し出してくるかもしれませんね。
まあ、希望的な観測ですが。
いずれにしても、どう動くのか、今以上に動静を注視しなくてはいけなくなりました。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 12:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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