水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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10日・ひらつな祭開催

私は、自称イベントじじいです。
何かとイベントを仕掛けたり、開催するのが趣味。
ま、ある一つの目的に向かって、大勢の人が、議論し、準備に力を合わせる、

と言う過程が好きなんですね。
そして当日、そのイベントに人がやってきて、楽しんでもらえると、

もうそれまでの疲れはすっ飛んでしまいます。
で、その、一種の達成感を、スタッフで共有する、ここがなんと言っても一番でしょうか。

 

その昔、学生の頃、演劇集団がそこここと立ち上げられ、そのいくつかで芝居やら、ミュージカルなど
出演したり、演出したり、と、関わってきた経緯があります。
で、なんといっても目指すのは、最後の打ち上げでしょうか。
半年近く本読みから始まって、たち稽古、舞台稽古を経て、いよいよ本番。
そこに注ぎ込むエネルギーはこれまた大変なもので、
マラソンのような、息の長い苦闘が続くわけです。
で、ゴールした瞬間のようなものでしょうか。
成し遂げた、と言う喜びを共有する仲間と、一杯やる、

この時の充実感は、なかなかほかの形では味わえないものです。
ま、気を付けないと、この打ち上げに魅力を感じて、その世界にずぶずぶと入り込んでしまうんですね。
さすがに、この年になると、あの若かったころのような多感な受け止め方ができなくなりましたが、
それでも、イベントを企画、準備して、実行する。
この長い道のりのゴールは、やはり格別な感慨を伴うものです。

 

さて、そんな意味で、もうそろそろゴールが見えるところにまでやってきたイベントがあります。
つまり、目下のところ最終段階に入って準備をしているということですね。

この10日の日曜日、中心街で、ひらつな祭が開催されます。
ご存知の方もおいでのことと思いますが、
なかなかの規模で、防災系の団体がコマを出して、

このまちの防災力をアップさせようという意図で、開催しています。

そもそものきっかけは、あの東日本大震災でした。


ちょうど私が市長選の渦中にあった2011年の3月11日。
悲劇のような災害が発生し、直接死、行くへ不明、関連死を併せて、2万人以上の方々が亡くなると言う大惨事。
このことを受け、それまで個々バラバラに進めていたいくつかの防災活動をしていたグループが一致団結し、
このまちの防災力を強化しようと、

毎年、3月11日前後に、防災イベントを開催してきたのです。
今年で第8回。

 

年々その内容は充実してきています。
中心街に、様々な要素のコマが並ぶのですが、
防災系のコマだけでもおよそ30。
物販とか飲食系の出展が30ほど。
ステージで、歌やダンスなど披露されますが、これが3カ所。
ま、そこそこの規模です。


基本が手作りですから、実行本予算が20万円台。
これまた安上りのイベントなんです。

ざっと、防災系のイベントの内容を紹介しますと、
役所関係からも多くの出店がありまして、
建築指導課から、耐震補強を薦める窓口。
危機管理課では、防災らじをの普及。

オリンピック・パラリンピックの事前キャンプを担当する課は

リトアニアのビールを販売するとか。

災害対策課では、起震車の実演と、家具転倒実験を行います。
この家具転倒実験は、私が開発した家具固定木枠、

別称cotyman7と言うもを付けて、家具が倒れない実験をします。
震度7でも倒れないので、cotyman7なんですね。
11:50と12:50、三回目は13:50に
それぞれ、家具固定の重要さと、実際どのように倒れるのか、
またどうしたら倒れないのか、について実験しますので、
きっと家具固定の重要性を認識してもらえると思っています。

 

ちなみに、あの阪神淡路だ震災では、直接死5500人のうち、4400人が圧死。
その10%の440人が家具の転倒に巻き込まれて亡くなっているんですね。

10%と言うと雑に聞こえるかもしれませんが、
家具をきちんと固定していれば、失わないですむ人の命だったわけです。
それが440人と言うのは、大変な数字でしょ。
なおかつ、34000人が負傷を負い、病院で手当てを受けましたが、
この大半が割れたガラスと倒れた家具によるもの。
負傷者の8割が、家具さえ固定してあれば、怪我をしなくて済んだんです。
怪我はなんだかんだと直しますが、その治療のため病院に行くことで、
病院の機能が混乱し、低下します。
それによって、実は救える命が救えなくなりうことがあるんですね。

 

これについては福島県の病院のデータで、東日本大震災の際、
負傷者の対応で手が回らず、救いそこなったと思われる命が集計されたのですが、
なんと、150人を超えました。
ですから、命をどう救うかが大目的ですが、救いそこなった命があるという背景に、
負傷者の手当て、という問題が潜在的にあるのです。
つまり、自分が怪我しないことが、他の人の命を助ける、と言う事なんですね。
そのほか、専門的に防災をに取り組んでいる団体も数多くあるのですが、
なんといっても、パワーズ・女性防災クラブです。
パワーズとはよく命名したもので、パワーの塊のようなおばさんたちが活動していて、
ことしは、ゴミ袋で雨合羽の作り方を伝授するそうです。

 

他には、平塚市飲食業組合連合会では、

被災直後に最初に食べる飯、と言うのを想定したぶっかけ飯を提供します。
無料ですが、100円見当のお金を義援金として協力していただいています。
また、カンパンプディングと言うものの試食もします。
これはカンパンは結構備蓄している人が多いのですが、
なんだかんだと賞味期限までその存在を忘れがちになります。
そこではっときがつくと、粗賞味期限過ぎたは、と、捨ててしまうんですね。
これは飲食業者としての責任ある発言ですが、

カンパンの賞味期限は、記載してある数字より長く持つんですね。
ですから、これを砕いて、牛乳と砂糖に付け込み、

ジップロックの袋に入れて、湯煎すると、おいしいプディングが出来上がるんですね。
これの試食をしています。

 

まだまだたくさんあるのですが、ともかく一度覗いてみてください。
万一の時のための生かされる知識が盛りだくさんに展示されているはずです。

 

問題は、天気です。
予報によると、何やら降水確率60%。
いやイベントをやっていて一番気をもむところがこの天気なんですね。
なんとかもってくれないか、と神頼みです。

| 水嶋かずあき | - | 10:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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