水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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加熱式に逃げるな

以前のブログで、書きましたが、
ドラマの小道具として、かつて、たばこが必需品のように扱われ、
シーンのつなぎっぽくタバコを吸うという場面がしばしばありましたね。
この頃は、映画にしろテレビにしろ、たばこを吸うシーンは極端に少なくなっています。
それに引き換え、これはストーリーの進展として、
文化文明を背景とした世情としては、携帯電話は必需品なんでしょうが、
何かと携帯電話でのやり取りが、シーンをつないでいます。
まあ、昨今のドラマの展開としては、携帯が鳴る、携帯で話すという場面が多用されています。

 

先日ある会議をしていて、ふと気づいたんですが、
会議中に、中座する人がときどきいるんですね。

これって昔はほとんどなかったですが、
最近はこれが見受けられるようになってきました。
少なくとも、会議中に中座するというのは、
時に、せっぱつまってトイレと言うのがありますが、
それ以外では、よほどのことがない限り、会議中の中座と言うのは、しませんでしょ。
会社のなんらかの会議にしろ、同好会的グループの打合せにしろ、
中座と言うのは、まあ、ある種のマナー違反でしょ。
で、中座の半数以上が携帯電話に反応し、通話をしながら、部屋を出てゆくんですね。
会議が始まったら、電源を切るか、

または、ひそひそ声で、今、会議中なのであとでかけます、と言うのが本来でしょ。
でも、結構、堂々と部屋を出てゆく。
なんか、そういう許容性が、必要なのか、と思ってしまうくらいです。
おそらく、仕事の重要な連絡、とかいう大義があるんでしょうが、
それは会議の場には関係ないことでしょ。
親父が倒れて病院に担ぎ込まれた、とかいうのとは違いますから。

 

で、中には、喫煙のため、中抜けする人もいます。
ちょっとした間のつなぎに、たばこと電話が使われるんですね。
こりゃ、ドラマじゃないんだから、ちょっと待て、と言いたいところですね。

 

さて、相変わらず、禁煙派としての意見です。

 

加熱タバコも有害らしい、と言うレポ―トを読みました。
喫煙の健康被害や禁煙治療などに携わってきた医師によるシンポジウムが

開かれたそうなんですが、それによりますと、
「有害成分を大幅に削減」「周囲の空気を汚さない」などと
たばこ会社がアピールしている加熱式たばこですが、
専門医師から、これらのアピールポイントについて、
具体的で、厳しい指摘がされたそうです。

産業医科大学のある教授は
「吸収する有害成分の減少と健康被害が生じるリスクは比例しない。
加熱式たばこと紙巻きたばこで健康リスクを比較すれば、ほとんど違いはない」
つまり、加熱式だから、健康被害は少なくなる、ということはない、と言うんですね。


さらに、加熱式たばこで生じる霧状のミストに含まれている化学物質の総量自体は
紙巻きたばこと大きな違いがないことを報告したのだそうです。
紙巻きから加熱式に変更すると言うのは、
喫煙に関する社会的な非難があり、それをかわすため、と言う動機があると思うのです。
つまり、周囲に対する煙の迷惑ですね。
副流煙とか、匂いとか、喫煙しない人にしてみれば、驚くほどくさいわけで、
これらに対する配慮として加熱式に切り替えている、んですね。
あわせて、健康の被害を減少させたいという思いもあると思います。
しかし、このシンポジウムでは、周囲に対する被害は、
紙巻きたばこと変わらない、と言いますし、
健康リスクも、加熱式だから減少するわけではない、と断言しているんですね。

 

まあ、ちっとはましだろう、と思って切り替えたものの、

さして変わらないという結果が出たんですね。

 

私の周囲にも、たばこを吸い続けている人がけっこういて、
禁煙派としては、できればやめた方がいい、と言い続けているんです。
勿論やめた人もいましたが、大半は喫煙を続けているんですね。
私もかつてはそこそこにタバコを吸っていましたから、禁煙するプロセスが、
結構精神的につらいということはよく分かっています。
まあ、正確な比較ではないかもしれませんが、
コカインや覚せい剤などの麻薬で、習慣性の強いものをやめる時に、

意志が弱いとなかなか断ち切れないんでしょ。
なんか似てませんか。
タバコを止めようと、誰もが一度は考えるはずです。
しかし、なかなかやめられない。
いろいろな状況は頭では理解しているんですね。
周囲とのこと、自分の体のこと、基本的にはよくない、ということは否定していない。
しかし、問題はここなんです。
意志が弱い。
これに尽きます。
ヘビースモーカーの人になぜ吸い続けるんだ、と言い合ったことがあります。
大概は、これはおれの問題だ、と逃げる。
ストレス解放にもっとも効果的で、肉体的損傷より、
止めることによって生じる精神的障害の方が大きい、と、屁理屈。

ま、ああ言えばこういうの類です。
タバコを吸い続けるわけをいろいろ主張しますが、
基本は、やはり、意志薄弱なんですね。

 

確かに、やめた時から、様々なストレスが生じます。
しかし、ある一定期間を過ぎると、なんてことなくなるんですね。
正に麻薬の中毒から解かれるようなものだと思います。
要は、やめた時から始まるある期間の苦痛に耐えるかどうかなんです。
耐えられれば、吸えないストレスそのものが無くなるんですから。

元々、子どものころ、十代のころは、吸っていなかった。

でもどうってことなく生きてきたんですよね。
やめてみてください。

吸っていた時よりはるかに、うまい空気が吸えるようになるんです。
のどもイガイガしないし、歯も汚れにくくなりますし、
歯周病も何とかなる。
一日10本以上吸う喫煙者の歯周病の率は、5.4倍ぐらいあるのだそうです。
歯周病は、虫歯の第一原因ですから、ヘビースモーカは、歯を失いがちなんですね。

たばこ銭も浮く。

ね、いいことづくめでしょ。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 09:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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