水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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とんだとばっちり

日本が地震大国である、と言うのは言うまでもないですよね。
何しろこの狭い国土に、なんと4つのプレート境があるんです。


そもそも地震は、プレートテクトニクス、と言われる地殻の活動があり、
これは、プレートの下部のマントルという層が、地球の中心の熱により
対流を起こしていて、この影響を受けてプレートは移動するんですね。
で、動きの大きいプレートと動きの少ないプレートは、その境目で衝突をするんです。
すると、プレートとプレートの境で、ストレスがたまり、
ひずみのたまったところが、限界点を超えると、地殻の破壊が発生し、
これが地震となるわけです。


で、日本の地下では、ユーラシアプレートと北米プレート、
北米プレートと太平洋プレート、太平洋プレートとフィリピン海プレート
フィリピン海プレートとユーラシアプレート北米プレートとフィリピン海プレートが
それぞれ接しているんです。
もう、ごちゃまぜでしょ。
例えばです。
平塚はどのプレートの上に載っているかというと北米プレートの上に載っています。
で、相模湾沖合の伊豆大島ですが、これは平塚から直線距離で50キロほど。
この大島はフィリピン海プレートの乗っています。
つまり、あの大島と平塚は、地図的には目と鼻の先ですが、
それぞれ違うプレートの上に載っているんですね。
で、平塚では、最上層が北米プレートですが、その下に潜り込んでいるフィリピン海プレートがあるわけですね。
つまり、2層のプレートの上にあるんです。
ですから、まあ、安全安心の地殻ということにはなりません。
地殻の戦争があるとしたら、その最前線の真上という事ですから。

 

地球上で発生するマグニチュード6以上の地震のうち、日本で発生するのはその20%と言われています。
日本の国土の面積は、全地球上の陸地面積でのおよそ0.5%ということでから、
年間、マグニチュード6以上の地震が200回発生したとすると、面積平均で行けば、
日本では1回発生すると、平均的ということになるでしょ。
でも現実はなんと20%ですから、平均と比較すると40回発生しているわけです。
つまり、平均の40倍の確率で地震が発生している、ということになります。
正に名実ともに地震大国でしょ。

 

ですから、その地震大国の代表的都市と言えば東京なわけで、この東京が
政治、経済、文化以外においても日本を代表するとなると、

まさに地震でも代表できる可能性を持っているのです。
それが首都直下型地震ということです。


実はわたくし、恥ずかしながら、首都直下型地震についてときどき触れられることがあるのですが、
一体が何が論拠になって、首都直下型地震を恐れているのか、
と思っていたのですが、ここでさらにそのメカニズムが明確にされたのです。

ま、簡単に言えば、東京が載っている地殻は、北米プレート。
その下には、フィリピン海プレートがもぐりこみ、さらにその下に太平洋プレートがもぐりこんでいる、
といういわば、地殻のミルフィーユ状態になっているんです。

で、地震の起きる確率というか、可能性というのは、
この地殻同士のぶつかり合いで、地殻が破壊されるわけですが、
まあ、その破壊のされ方にもさまざまで、ちょっと壊れたり、大きく壊れたりとあって、
相対的には、ある期間にどのような地震が起き、

それによってどのぐらいのエネルギーが放出されたのか、
ということで、地震のインタバルを推測するわけです。

 

一番大きい地震が500〜600年に1回、東日本大震災はこれに当たります。
小さい地震は30年に1回ぐらい。
その中間の大きさの地震が100年に1回といった具合です。


で、最近になってこんなことが分かってきたようです。
南海トラフ地震について、ほぼ100年に1回、と言われてきたのですが、
どうも間違いかもしれない。
前に発生した時の状況が正確に把握できていないので、
つまり、100年、200年前のデータですから、よく分からない。
例えば、今だに、あの関東大震災の詳細は分かっていないのです。
ということは、前の地震で、すっかりストレスは発散してしまったのか、
まだ残っているのか、ということがよく分からない。
したがって、100年インタバルどおりなのか、もう少し長いのか、が分からないんですね。

南海トラフ地震は、日向沖から、四国沖、

さらにその東のエリアという風に、6区画に分けて考えられていますが、
この各区画の中で、一番東の駿河湾トラフが、空白期が最も長いのですね。
この理由なんですが、一説によると、そもそもフィリピン海プレートの上に乗っていた大きな島が、
移動して北上し、静岡の海岸にぶつかって、半島になったわけです。
ですから、伊豆半島の下はフィリピン海プレートなんですが、
この伊豆半島がでかいのと、プレート自身にしっかりと乗っているため、
他のエリアは、一定の間隔で滑り込んでいるのに、この区域は、あまり滑りこめないんですね。
つまり、ストレスがたまりにくい。
ですから、海から、フィリピン海プレートが攻めたてても、
この駿河湾エリアは、堅固に反抗している、ということになります。
したがって、インタバル理論は、状況によってことなる、という事なんですね。

 

で、問題は、東京の地下なんです。
首都圏の地下は世にも不思議なプレートの「三重構造」。
これは、簡単に言えば、トラブルをJ引き起こす要因を抱え込んでいるということです。
勢力の大きなやくざの仲間が、三つ巴になっている、と考えてください。
いつどんな形で、縄張り争いが始まって、出入りがあるか分からない、ということです。

ま、今さら言っても仕方ないのですが、
なぜこんな物騒な地盤の上に、江戸なんて構えて、
それをもとに日本の首都にし、その周辺に人口を集めてきたんでしょうね。
最危険地域に、最多人口が暮らしているという事なんです。

南海トラフも◎の注意地域ですが、東京も実はこれに勝るとも劣らない。


そして、この本命対抗の間にあるのが、平塚なんです。
どうやってもとばっちりを免れないですよね。

ともかくいざという時のために準備するしかないのです。

| 水嶋かずあき | 環境 | 14:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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