水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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ご当地ラーメン

ラーメンといえば、今や国民食。
それだけに地方地方で独特の発達をしてきています。
地名のついたラーメンが数多くあるのがその証拠ですね。
旭川ラーメン、札幌ラーメン、会津喜多方ラーメン、佐野ラーメン、横浜家系ラーメン、
さらに我が湘南のサンマーメン、高山ラーメン、和歌山ラーメン、
博多ラーメン、長崎ちゃんぽん、熊本ラーメン、鹿児島ラーメン、沖縄ソーキソバなど、
まあ、原則的に言えば、ラーメン甲子園でも開催できるような広がりがありますね。
上にあげたのはそのほんの一部。
それこそ市町村別にも挙げられるんじゃないだろうか、というほどご当地を名乗っているラーメンがあるんですね。
で、それだけに、特徴的なものも多いわけです。

 

かく言う私もラーメンは大好きなんですが、その気になって食べてしまうと、すぐ体重に影響するので、
歯を食いしばってなるべく食べないように我慢しているんです。
でも、やはり我慢にも限界があって、いいとこ、月に一回ぐらいは、気も緩んで、
ま、いいか、とラーメン店に入ってしまいます。
ですから、なんかの拍子に、思ったほどのものが出てこないときは、むちゃくちゃ腹が立ちます。
だって、毎日でも機会があるなら、また次、と流すことができるのでしょうが、
滅多にない機会を、つまらないラーメンに出会ってしまうと、
それは、ひどく後悔することになってしまうんですね。

 

一度、サンマーめんを食べたくなって、

紅谷町のさるサンマーメンを売りにしているラーメン屋さんに入ってみたのです。
ご存知と思いますが、サンマーメンは、ここ湘南のご当地ラーメンなんですね。
いきさつとかはよく知りませんが、

よその地域の人たちはサンマーメンという名称すら知らないようなんです。
もやし中心のトッピングで、しかもクズでとじてある。
まあ、確かに独特のものですが、最近やや人気うすのようで、ご当地ラーメンの欄からも外れそうです。
で、そのラーメン屋での出来事です。
昼のピークも過ぎて、カウンターには先客が一人。
私はその先客からやや離れた、しかし、調理人の真ん前あたりに座ったんです。
で、サンマーメンを注文。
様子を見ていると、その先客、調理人とは親しい関係らしく、妙に内輪話で盛り上がっているんですね。
調理人は、その客との話半分、私の注文を作ること半分といった感じで、仕事をしているんです。
正直、真正面を向いて仕事をしているわけではなかったので、手際が悪い。
私はその手順を見ていて、もやしを炒めるタイミングが早すぎないか、と思ったんです。
麺が茹で上がる時間を考えれば、もやしに火が通りすぎるんじゃないか、と思ったんですね。
案の定、麺が茹りあがって、丼に移された時には、もやしはぐちゃぐちゃ。
もやしの唯一の特徴のあのしゃきしゃき感が見た目でも失われていそう。

ぐたっとしているんですね。
もう、出てくる前に、うまいわけないだろ、と調理過程で判断できたんですね。
ま、思った通り。
これじゃあ、ご当地ラーメンの名が泣く、と思ったのです。
まあ、それぞれ各地でご当地の看板を掲げているというのは、

それなりの自負と誇りと熱意で作っているからなんですね。
その意味でも、サンマーメンの行く末は、ちょっと不安ですね。

 

さて、今月の4日から、競輪場の売店が中央の広場の東側に新規にオープンしました。
その右端のところが、連合会が出店している場所です。
店名は、縁起をかついで、「大当たり七福」。
ここは、ラーメンを中心に献立を構成しました。
今までは、パートのおばちゃん任せ。
ですから、ラーメンスープも、顆粒やら固形やら、いわゆる出来合いのスープを湯で解くだけ。
しかし、今回は、中華職人歴25年というベテランさんに来てもらって、スープも基礎から作っています。
先日仕込に立ち会ったんですが、ラーメンどんぶりに入れる醤油だれも、
20種類以上のものをあれこれ配合するんですね。
いやその手間のかかる事。
しかし、何しろ25年のベテランさんですから手を抜かない。
当然うまいラーメンができるわけです。
しかも400円と格安。
で、体重コントロールの関係で、試食すらままならないわけです。
そして、開店三日目にして、

午後のゆっくりした時間帯に所用で出かけたついでに、ラーメンを注文したんです。
もちろん一人のお客としてです。
で、店の前のテーブルで食べることにしたのですが、

その席はあいにく先客がいて、競輪新聞かなんか置いてるんですね。
私が座った時は、車券でも買いに行っていたんだと思うのですが、居なかったんです。
出来上がったラーメンを持って席に座り、一口すすったところで、

その相席のお客さんが戻ってきたんです。
で、座るなり、私に話しかけてきました。

うさんくさい親父です。
よう、今度の準決勝は誰が来ると思う?と。
私はそばをすすりながら、

申し訳ないけど、私は競輪をやらないので分からない、と言いました。
と、怪訝そうな顔をして、じゃあなんだってそこでラーメンを食べているのか、と。
ま、確かにそうですね。
この疑問は当然です。
私は、こう説明しました。
噂によると、ここのラーメンはとてもうまいらしい。
だからラーメンを食べに来たんだ、と。
するとその親父、じゃあ俺も食ってみようかな、と注文をするためにいきなり立ち上がってんです。
素直ないい親父だな、と思いました。

ま、それだけ、ラーメンというのは何時でも食べてみたいものなんでしょうね。

 

全国で、ラーメンのトッピングで人気があるものないものを調査しました。
当然、地域差が出ます。
しかし全国の平均で言えば、次のようになりました。
先ず載せることはない、とされたもの。
「のり」で16.5%、「紅しょうが」15.7%で、「なると」が12.4%、「とうもろこし」が12.2%がワースト4。
あった方がいいのベストは、「たまご」で98.4%、2番目が「チャーシュー」で97.9%、3番目が「ねぎ」で97.8%でした。
まあ人の好みですから、どうでもいいと言えばいいのですが、のりがワースト1位というのは、意外でしたね。
もっとも、のりがラーメンに乗るようになったのは、少なくとも私が大人になってからですから、
今は、このあたりでは標準のようですが、ここ3〜40年ぐらいのことではないか、と思っています。
もしかすると、ワースト1位ののりも、神奈川ではそんな悪くはないのではないか、と思いますね。

 

まさに、ご当地ラーメンのごとく、トッピングにもご当地があるのでしょうから。

| 水嶋かずあき | グルメ | 10:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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