水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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解放されゆくLGBT

例によって、ブログのネタ探しをしていましたら、
こんなコラムが掲載されていました。

「なぜ今LGBTドラマが量産? 今春は5作放送で軒並み好評」
これはyahooのタイトル。

 

実は、昨夜、七夕飾りの装飾の一部をはさみでチョキチョキ切っていたのですが、
そんな作業の最中に、点けてあったテレビでドラマが展開されていたのです。
で、何気なく見ていたら、これがびっくり、高校生の男女のベッドシーン。
ぎりぎりでしたが結構リアルなんですね。
じじいとしては、こんなシーンを最近はやるんだ、と作業中止で、画面を見ていると、
さらに、内容が深くなって、なんとゲイの世界を描いているんですね。
『腐女子、うっかりゲイに告る。』
いや、タイトルすら知らなかったんですが、
たまたまだらだらと掛かっていたテレビの延長ですから、
確か、NHKだったよな、と。
念のためチャンネルを確かめると、NHK。
あのお堅い内容で通っているNHKがいいの、こんなドラマ流して、
と思わず、思ったんです。

まあ、LGBTなんて、ちょっと前まではタブーだったのに、
これもご時世なんでしょうね。
今や天下のNHKが堂々と取り上げているんですから。

 

100メートル、どうあがいても15秒、16秒の子もいれば、
大したトレーニングを受けていなくても、11秒、12秒で走る子もいる。
何度繰り返して頭に叩き込んでもなかなか記憶できない子もいれば、
一度見ただけで覚えてしまう子もいる。
これはDNAが表現する肉体の能力差で、
こればっかしは、どうにもならない。
ある意味DNAは人間としての基本条件は整えてくれるものの、
そこに微妙に個性ともいうべき、ある種の違い、個性、能力差と言うものがあることは、
一つの生物としての前提なんですね。
逆に、なきゃいけない。

 

さて、私は人並みに、かつてLGBTについて、偏見を持っていました。
なに好き好んで、普通の道から外れるんだ、と。
しかし、ある解説を読んで、がらっと考えが変わってしまったんです。
それは、この性向は、DNAが関係しているんだと。
好みとか偏向とかではないんですね。
そういうDNAを抱え込んでいて、
いわば、10辰鬚匹Υ萃イ辰討癸横杏旦瓩かかってしまう子らと同じことなんだ、と。
ある種の能力差であって、
優劣の問題として論じることではない、と言うんです。
つまり、少数だから、肩身の狭い思いをしても仕方ない、ということはないんです。
それを読んだ瞬間、私は偏見を持ったことを、不明であった、と反省したのです。

 

で、このような認識が広まってきたのだと思います。
世間では、タブーがタブーでなくなり、堂々と論じられるようになってきました。
とは言え、すっかり偏見が払しょくされたわけでもありません。
であるがゆえに、その偏見を払しょくすべきだという意見が前面に出てきているんです。
その象徴でしょ。
『きのう何食べた?』(テレビ東京系)、『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)、
『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)、そして『腐女子、うっかりゲイに告る。』(NHK)などが放映され、
それなりの評価を受けているわけです。

 

私のLGBTへの偏見をなくしたもう一つのことがあります。
それはLGBTの人たちの市民権を獲得できるようにと、
彼らを真実を広く伝える活動をしている人がいました。
その人がこう言ったのです。
「日本の名字で、最も多いベスト4は
鈴木・佐藤・田中・高橋と言う姓を名乗る人たちです。
この4つの姓が日本人のすべての名字の中で占める割合と、
LGBTの人たちの比率は、同じなんです。」と。
いやその統計的な数字が真実だとすると、
希少な存在どころか、ゴロゴロしているという事ですよね。


ちょっと我が身を振り返っても、
鈴木姓は、携帯に10人以上登録されています。
佐藤も田中も高橋も、ごく普通の友達の中にいます。
子どもの頃の同じクラスだって、4種の姓の子等は居ました。
ちなみに、この鈴木・佐藤・田中・高橋と言う姓の人は、
知り合いにはいない、という人がいたら、結構珍しい存在だと思うんですね。

 

この話を聞いて、私は、ごくごく身近にそういう人がいて、
しかも、彼らは自らカミングアウトするわけでもないので、
私達が知らないだけの話で、同じ人間として共に暮らしているわけですよね。

 

令和の時代になって、これらの人が、より住みやすい世の中になれば、これまた結構な事でしょ。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 13:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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