水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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早くも七夕飾り製作中です

今、大分早いのですが、七夕の竹飾りの製作を進めています。

 

ちょっとしたいきさつがあるので、先ずはその説明です。
代官町に肉バル・マルコと言うお店があって、
ここの若きオーナーシェフ、中川さんが、こんなことを思いついたわけです。
それは、
「みんなの力を合わせて七夕飾りの特選を取ろう」と言う事なんですね。
どうも最近の七夕飾りは、数はともかく、かつての豪華さが失われてきている。
そこで、みんなでお金を出し合って、そのお金で七夕飾りを発注し、
特選を勝ち取ろうじゃないか、と言う事なんですね。
当初の目標は、250軒の飲食店から、各1万円づつ集める、ということで、
南口のお店を中心に、有志を募ろうと、この活動を展開はじめたのです。
で、その中の何軒かから、「この話は、水嶋さんにしたのか」、と。
中川さんは私のことは知らなかったので、複数の店でそういうことを言われて、
それなら、と、南口の串平にやってきたのです。


私は、店には出ていませんので、会って話をすることができず、

彼は趣旨を書いた一枚のビラを置いてゆきました。
で、後日それを見て、なかなか感心な若者だな、と思ったんですね。
皆、口ではいろいろ言います。
昔はよかった、と。
挙句の果てに、七夕なんて、中心街のお祭りだから、
その周辺の店にとっては、商品の納入は不便だし、お客も偏って、
あんなのやらない方がいい、とまで言う人がいるんですね。
そんな中にあって、先ずは行動をしている、ということに感心したのです。
こう言う思いを持った若者を支援しなきゃ、と。


これまた、飲食店の中では、社会的な活動をもっとしなきゃ、と言いつつ、
若い者がもっと主体にならなきゃだめだ、と、若い者によく説教めいたことを言う人も多いんですね。
でも、おまえらが頑張らなきゃ、ということは言っても、どう頑張るのか、
また頑張ろうとして時に、先輩としてどのようなサポートができるのか、
そういうことがあいまって、初めて、若い者が頑張らなきゃ、と言えるわけでしょ。

 

で、私は彼の店まで行って、その思いを直接聞くことにしたのです。
ま、結論を言えば、その気だったんですね。
すでに、近くのお店を50軒ほど回って賛同書を集めていました。
ところが、彼はかつて七夕飾りを作ったこともなければ、どういうシステムで、
祭りが開催されているのかもよく知らなかったのです。
一方、こう言っちゃあなんですが、私は高校生の時から、舟平の飾りを作ってきました。
およそ、40年余りの長きにわたります。
この間、特選も取りましたし、準特選はほぼ常連。
まあ、どこをどう突っつけばいいのか、そのコツは熟知しているつもりです。
ただ、紅谷町の店を閉店してから、15年ほど飾りを作っていないので、
体力的な不安があったのですが、製作開始を早めにし、じっくり、ゆっくりやれば
何とかできるだろう、と考え、
その製作をすることにしたのです。


とは言え、中川さんに計画はいささか無理がありました。
例えば、あの大きな飾りをどのようにして引き上げるのか、その時に何人が手伝うのか、
これまた問題なわけでしょ。
お金は出してくれたものの、その時はお店が忙しくて、手伝うことができません、では、
実際、飾りの上げ下げ一つとっても、まともに出来ないわけです。
第一、250軒の飲食店が賛同してもらえると思えなかったんですね。
そこで、目標を一段下げてもらいました。
特選と言う事でしたが、準特選でどうだろうか、と。
特選は2席です。
この中に入り込むのは、ちょっと厳しいんですね。
でも準特選は、ベスト5ですから、ここなら今までの定席ですから、

おおよそどんなデザインで、どのように仕上げればいいのかは、見当がつくんですね。
ベスト2とベスト5は、やたら格差があるんですね。
これは、40年の経験からそう感じているんです。


そこで、まずは目標を一段下げて、準特選ということにしよう、と。
とは言え、100、200と掲出される中のベスト5ですから。
そんな簡単な話じゃないんですが。
何より、250軒の賛同は、50軒の賛同で行けそうと踏んだんです。

そこで、それに応じた予算を組み、それでできるデザインをし、設計図を書き、
素材をチェックし、準備に入ることにしました。

 

まず、この準特選竹飾り掲出のための実行委員会を組織。
言い出しっぺの中川さんが実行委員長。
私が副に入り、飲食店仲間に声をかけ、先ずは実行委員会を結成したのです。

そして、先月25日に、七夕製作会場として、市民プラザ駐車場6階が準備に入りましたので、
イの一番に顔を出して、担当の方々にごあいさつ。
何より場所取りをさっさとして、材木を運び込み、翌日から製作に入りました。

幸いなことに、我が娘の婿殿の父上が、この類のことが大好きで、
手伝ってくれることになり、
毎日、数時間ですが、作業を進めています。

 

中川さんの最初の趣旨に、このように同業のものが、力を合わせて、
平塚の誇るべきイベントに、てこ入れをする、ということが、
他の業界においても行われるようになれば、
あの豪華な飾りが立ち並んだ、かつての七夕祭りを取り戻せるんじゃないか、
と言う事なんですね。
確かに、その通り。
かつてはスターモール中心に竹飾りを掲出していましたが、

そのすべてが、商店の自前で掲出していたものです。
しかし、なかなか商売的にも、陰りが出てくれば、飾りも貧弱になって来る。
ですから、何らかの新しい力が必要なんですね。

 

ささやかながら、地域の企業・商店に対して、私達飲食店がこのような行動を起こしたことが、
ひとつのきっかけになり、先鞭となれば、それはそれで大変うれしいことだ、と思うんです。

 

ま、ともかく、現在進行中です。
大いにご期待ください。
そう、掲出場所は、紅谷パールロードの、どこかです。

| 水嶋かずあき | 平塚のこと | 17:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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