水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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何が万物の霊長だ

私が好きなテレビ番組は、地上波ではあまりなく、どちらかと言えば

CATV系の番組に好みのものが多いですね。

その中でも、特にと言えばナショジオでしょうか。
正式には、ナショナル・ジオグラフィック。

 

もちろんご存知の方も多いと思いますが、
そもそもが、非営利団体ナショナル・ジオグラフィック協会が発行する会員誌(月刊)。
オールカラーのグラフィカルな雑誌で、本来の目的であった、

地理知識の普及と向上を理念として、運営されてきたのですが、
やがて、地理学以外に文化、自然、科学、技術など幅広い分野を取り上げている、いわば、科学雑誌です。
公式Webサイトによると、2013年11月現在、
ナショナルジオグラフィック誌は世界180か国で計850万部が発行されているのだそうです。

で、この団体が、雑誌の発行以外にも映像に力を入れていて、
その作品が、CATVで見ることができるというわけです。


雑誌でも様々な分野が取り上げられているように、
テレビ番組でも、その内容は多岐にわたり、
時々、こんな映像を取るためにどれほどのエネルギーがかかったのだろうか、と感心します。
その昔、ディズニー映画で、自然の驚異や砂漠は生きているなどの作品を見ましたが、
まあ、あれに類する内容と思っていただければいいでしょうか。

 

たまたま今朝見たナショジオです。
これは、主に動物同士の闘争をテーマにしたもので、
例えば、
アラスカの川で、遡上する鮭を捕まえようと、親子連れのクマが何頭か集まってきます。
親は、何とか捕まえて、腹を空かせている小熊に分け与えようと、必死なんです。
ところが、さほど大きくない川で、遡上する魚の数もあまり多くない。
そこで、必然的に獲物の取り合いが始まるわけです。
いや、そこまでやるか、と言うほどの激しいバトル。
嚙みつき押し倒すなど、水しぶきを上げながら延々と餌の取り合いが続きます。
Aが鮭を捕まえるとBがやってきて横取りしようとします。
Aは当然抵抗します。
うっかり口から離れた鮭をそばにいたCが咥えて逃げます。
もう、ハチャメチャなえぐい争いが展開されるんです。

 

野牛の7〜8頭の群れに、若い雄が近づきます。
この種の野牛は、雄一匹がメス複数等を従えて、ハーレムを形成するんですね。
つまり、若い雄は、グループのメスをすべて頂戴しようとしているわけです。

若いオスは何言うわけでもないのですが、そもそものその群れのボスは、

よしわかった、とばかり、後方にさがります。

西部劇の決闘のシーンで、銃を携えて、何歩か間を開けるため後退しますが、

まあ、ほぼその通り。

左右に分かれ、若い来訪者のオスと、
今までのボスである雄が向かい合います。
そして、行司がいて、軍配を返すわけでもないのですが、

時を同じうして、突進し、頭をぶつけ合います。
こういうことをしてきて子孫を作ってきたわけですから、
何万年か、何十万年かの間に頭がい骨はかなり丈夫に進化してきているんですね。
何度も何度も同じように頭と頭をぶつけあいます。
で、要は技とかではなく、肉体の屈強さの勝負なわけですから、
ピークを過ぎた老齢のボスは敗れ、すごすごと群れを離れます。
若い雄は、今日からこのメスの集団を率いるわけですね。

 

同じようにハーレムのボスの座を狙う動物の種は結構いるようですね。
アザラシがそうです。
たまたま迷い込んだのか、これまた若い雄がその群れのボスに戦いを挑みます。
これは攻め処がいろいろあるらしく、

まさにわざの優れているかどうかも結構勝敗を決める要素になるんですね。
結果として、若い雄は負けて退きますが、

負けの決定的な状況は、海に突き落とされる、と言う事でした。
リング外に放り出されたら負けなんですね。

 

動物同士のこのような争いの原因は、二つ。
一つは、生殖権としての地位を奪おうとするものです。
アメリカに生息するツグミの一種は、メスがカップルの中に割って入って、
雌と喧嘩し、勝てばそのオスをゲット、負けたら退散、という習性を持っているんですね。
ふつう、異性を巡っては、雄同士の戦いが一般的ですが、
この場合、メス同士ということで、ちょっと珍しいですね。
ま、ともかく、カップル成立のための争いと言うのは、かなり一般的な争いの一つです。

 

もう一つの争いは、食料確保です。
クマのように、一度確保した餌を取り合うとかは日常的で、
なんだかんだとコスイやつが勝つようです。

まあ、総じてなわばりを持っていて、この縄張り争いが紛争の基本原因ですね。
縄張りと言うのは、生殖相手もいれば餌も確保できるわけです。

傍から見ていると、この縄張り争いも、かなり強引に仕掛ける場合と
偶発的に発生する場合があるようですが、
ま、いずれにしてもいったん戦いの火ぶたが切って落とされると、

時に命を失う場合もあるんですね。

命がけなんです。

 

この動物の争いの様々なシーンを見ていて、

やはり、人間も動物なんだな、と実感しました。
逆に、動物たちと変わらない争いごとを繰り返しやってきているでしょ。
ま、情けない限りですね。

| 水嶋かずあき | 環境 | 19:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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