水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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人生100年時代

何故か、突然人生100年時代、なんていうことが言われ始めました。
まあ、キリがいい、ということで100年なんでしょうが、
当然ですが、誰もが人生を100歳まで生きれるということを保証しているわけではありません。


ちなみに、2019年の統計では、100歳まで生きられる比率は、
男、4.8%、女13.7%です。
別にひがむわけじゃありませんが、こと、寿命に関しては圧倒的に女の勝利です。
100歳になって、同窓会でも開かれたら、いいとこ、男1人に女3人と言う比率。

それにしても、年々平均寿命は上昇の一途。


よく平均寿命という言葉で、人の寿命を言い表しますが、
この平均寿命とは、その年に生まれた赤ちゃんのことであって、

推移する一覧表の数字は、その年度年度のゼロ歳児の余命のことなんです。
で、平均寿命として、男何歳とか、女何歳とか言い、そこが基準のように考えがちなんですが、
あくまでも、それはゼロ歳児のデータですから、私達が一喜一憂するものではないんですね。
したがって、正確には、平均余命表で自分の余命を知ることが大事なんです。


整理しますと、平均寿命の数字は、ゼロ歳児の余命のことで、
それ以降、10才だろうと、50才だろうと、90歳だろうと、自分の今後の余命を知るには、
平均余命表で、数字を確認する必要があるというわけです。


ちなみに私は75歳。
75歳の平均余命は12歳ですから、平均的に残された人生の時間はあと12年。
つまり87歳でご臨終の予定なんです。
この平均余命は、生き残れれば生き残るほど少しづつ伸びますので、
男の平均寿命が81歳だとしても、現在100歳の人は、まだ1.89歳、

つまり102歳までは平均的に生きれる、ということになります。


他に、平均生き残り率と言うのもあって、
同年代の中で、その年齢では何人が生き残っているか、という数字があります。
ちなみに、75歳の仲間は80%生きていて、残念ながら20%の仲間は亡くなってしまったわけです。

で、このように、なんだかんだと寿命は延びてきているわけですから、
高齢になればなるほど、健康度は下がり、収入も下がりますが、
その分、欲しいものも減って来て、そこそこの収入で、生活できるようになります。
人によっては、十分な蓄えもなく、また、年金も十分でない場合があります。
そうなると、老後の生活の基本である経済面での崩壊が起きるわけですね。

 

私の同業者は、まあ平均的には、お店があって、そこそこに売り上げを確保しているんですが、
年とともにいくつかの障害を抱え込むようになります。
まずは、店舗、設備の老朽化です。
次が、従業員の確保が困難になります。
これは年齢とともに、時流をとらえた経営が困難になり、今までのやり方を押し通すため
客も飽きますし、社員も展望がない、と転職をするようになります。
さらには、子どもが跡を継ぐという話も、あまり期待できなくなります。
結局、自分の体がきかなくなると、ほぼ自動的に閉店をせざるを得なくなるんですね。

 

するとそれまで溜め込んだものがあればいいのですが、

そうは順調に推移してきたわけじゃない。
したがって、国民年金かなんかの、ちょぼちょぼの老後資金しかない。

 

話しは変わりますが、
私たちの世代と言うのは、多かれ少なかれ、自分が自立して収入を得られるようになると、
そこそこのお金を親に仕送りしていたでしょ。
で、仲間に聞いてみても、子どもから仕送りをもらっているという親は皆無なんですね。
つまり、年金や、それまでの貯蓄など、自分の口は自分で賄うしかない。
で、これが不十分だったらどうするのか、でしょ。

私は多くの同業の仲間の将来を考えると、不安に感じる人の方が圧倒的に多いんですね。
跡継ぎも居ない、現況の商売も、ギリギリ。
これで、借家や借地なら、もう手の施しようがないでしょ。
仕事ができなくなって、20年前後の際月を、どうやって食ってゆくんだ、ということです。

まして、人生100年、とか言われると、
長生きはめでたいことだけど、どのような人生が送れるのか、不確定なことが多いでしょ。
喜んでばかりはいられないんです。


でも、原則、いくら年を取ろうと自分の人生は自分でコントロールするしかないわけで、
それを世の中のせいにはできない。
だからこそ、認知症とやらになる前に、寝たきりになる前に、
老後の設計をしっかりと立てることが重要でしょ。

私は、実際いくつで死ぬか分からないのですが、それでも、死ぬまえ10年間は、
のんびりと、いい時間を過ごしたいと願っています。
金の心配をしたり、人とのいさかいを持ちこしたりしないように、
最後を締めくくりたいと考えています。
これも同じく、老後の目標の一つじゃないでしょうか。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 14:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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