水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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いやな渡世だな

勝演ずる座頭市が、ひと暴れした後、画面いっぱいのアップになって、
「いやな渡世だな」とつぶやく。

確かに、いやな渡世、今様に言えば、暮らしにくい世の中、とでも言うのでしょうか。


いつものように、ネットの検索をあれこれしていると、
トピックスの羅列を見ながら、
暗い話題ばかり。


相変わらず高齢者の無謀運転による交通事故。
川崎の事件の余波を受けたように発生した元事務次官の事件。
日韓のぎくしゃくした状況の記事。
地球の温暖化は止められない、という記事。
中国の天安門に関する日本人としての主張。
あほな国会議員の戦争発言に続く女買いたい発言。
芸能人の世相批判への批判。
自己保存の極みのような政治家たちの体質。
何も機能しないであろう南海トラフ地震への対策。
高齢化の中での経済的な老後不安、2000万円用意しろ、と。

なんか明るいニュースはありますか。
どれもこれも、気が沈むようなことばっかり。
座頭市でなくても
「いやな渡世だな」と言いたくなりますでしょ。


で、この間の川崎小学生殺傷事件の事を知った時に、
改めて感じたのですが、
どうも人間には、二種類の人間がいるらしい。
一つは「性善」的な人。
もう一つは「性悪」的な人。


特に、世の中で、ミスも含めて、事を起こす人は、
原則的に性悪なのではないか、という仮説を立ててみたのです。
性悪と言っても、右から左までいて、

小悪党から、大悪党まで。
面構えとしては柔和なんですが、心の奥では冷徹な悪を抱え込んでいる。
普段は普通の人なんですが、いざとなると、冷血動物のような行動をとる。
自己示威欲が強く、物欲が激しい。
最後の最後はそろばん勘定で事を選択する。
物事を否定的に考える。
人を平気で中傷する。
何かと、人のせい世の中のせいにする。

まあ、協調性とか社会性は望むべくもない。
しかし、結構こういう人で、政治家だったり、企業家だったりするでしょ。
ようは、いわゆる世に於けるリーダー的な人ですね。

でも、性悪の人はいるものです。


もちろん、チンピラ的な人生を送る人もいます。
いわゆる小悪党ですね。

ま、いずれにしても、どのように時代が進もうと、
これらのタイプに人は、一定比率で世の中に存在するんじゃないのだろうか、
と考えるんです。


日本に限らず、世界の国々のさまざまな歴史を見てみると、
年がら年中もめごとの中で暮らしているでしょ。
いささかうんざりしますよね。
ま、戦争という最も激しい憎悪は、少なくても日本ではここ70数年間経験していませんが、
大病こそしなかったものの、頭痛、腹痛、倦怠感など、
微妙な体調不安は絶えず持っていましたよね。

すっきりさっぱりなんて、雲一つない晴天なんてしばらく見たことがありません。

と言うのも、性悪のDNAを持ちこんでいる人がいる限り、
トラブルは世の中から消えないんですね。


これはDNAとして持っているようですから、
あきらめるしかないのでしょうか。

しばしば人間は、法と教育で性悪なるものを性善なるものに
変えることはできる、と言う幻想を持ってしまいます。
でもDNAですからね。
もともと鈍足に人をいくらトレーニングしたって、
100メートル10秒を切らせることは不可能でしょ。
そういう肉体なんですから。

 

考えや行動も肉体なんですから。

性悪から、性善への切り替えなんて、奇跡でも起きない限り、ありえない。

やはり「いやな渡世だな」なんですかね。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 19:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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