水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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土俵とリング

今年の七夕は、飾りを2本製作したので、
それなりにスケジュールを組んで、無理をしないようにと、

ゆとりを持たせたつもりだったのですが、
やはりキワに来て、バタバタとなり、ちょっとでも時間があったら、
竹飾りづくりに関わるということで、予定表はあってないようなもので、
べったりとそこに時間を取られてしまいました。
その反動か、七夕が終わったら予定表は真っ白。
何をして時間をつぶすか、ぐらいのんびりしています。

 

多分、のんびりの結果だと思いますが、

今まで見もしなかった大相撲の幕下クラスの中継を時に見ることがあります。
まあ、しこ名も知りませんし、幕内力士の迫力ある取組から比べると、
やはりちょっと軽い。
で、BSのNHKの中継は、2時過ぎには放映しているんです。

新発見がいろいろ。
いや知らなかっただけのことですけどね。


まず行事が素足。
衣裳はそれなりなんでしょうが、素足と言うのが軽い感じがするでしょ。
力士も、髷で鬢を張ってはいない。
いわゆるちょんまげを結んでいるだけ。
下がりはのりを付けていないので、だらっとしている。
土俵に上がると、塩をまくわけではない。
2,3のセレモニーのような作法があると、
ええ、もう立会いなのか、というくらい短い時間で向かい合って、仕切り、
息が合えば、立ち上がる。

まあ、それなりの見方では面白いもんです。

 

以前、弁当屋をやっていたころ、神奈川県の高校サッカーの親善試合などで、
弁当を届けることがあったのですが、
配達を終わると、高校生たちのゲームを見物してゆくんです。
学校名はともかく、出場選手の名前なんか皆目わからない。
ただ背番号で、ポジションを想定しながら見るだけなんですが、
これが結構面白いんですね。

相撲もこれに似たところがあります。
しこ名は画面にテロップで出ますが、
本人の素性などは知りませんし、なんとなく勝敗が決まった後のそれぞれの雰囲気を見て、
ささやかな応援をするわけです。

 

で、昨日、幕下の取り組を見ていて、ふと疑問に思ったんですね。
丸い土俵があるでしょ。
で、その周りは四角でしょ。
もしかしたら、土俵って初めは四角だったんじゃないか、と。

で調べた結果です。
間違いなくその昔は、四角い土俵でした。
その一辺は四間ほど。
つまり、七メートル前後です。
今の土俵は丸い部分が十五尺、4.5メートル。
囲んでいる四角い部分の一辺は、二十二尺、約6.6メートル。
ですから、昔の土俵は、今の丸い土俵を取り囲んでいる四角い部分が土俵全体だったんですね。
で、この四角い部分の四隅に棒を立てて、縄を張ったらしい。
要はボクシングのリングのようなものです。
ところが、周りのひいき筋が、取り組んでいる力士に手を出したりで、けんかが始まる。
そこで、さらに内側に土俵を丸くするようになったということのようです。
江戸の頃からこの丸い土俵は使われているとか。

 

で、逆にボクシングなんですが、
これはもともと、決まった場所がなく、平地で戦ったのですが、しばしば途中で選手が逃げ出すんで、
ゲームが成立しなくなる。
そこで、ロープを、みんなが握って周りを囲む、これが輪っかになるわけです。
やがて、これが進化して、四隅に棒を立ててロープを張るようになったんですね。

相撲は初めは四角、やがて丸くなります。
ボクシングは最初は丸かったのが、のちに四角くなります。
ですからボクシングは試合をする場所をリングと言うんですね。

四角いけどリングと言う矛盾は歴史的変遷があったわけです。
 

そんなことも頭に浮かべながら、幕下、十両と言う取り組みを楽しんでします。
ところで平塚出身の力士、朝弁慶、昨日を終わって、三勝二敗。
ま、せめて勝ち越してもらいたいものですね。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 11:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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