水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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屁理屈擁護論

野球でも、サッカーでも、ボクシングでも、
要は、一対一の対戦で、勝ち負けを付けるスポーツの試合を見に行った人は理解できると思いますが、
応援するチーム、または個人が、負けてしまうと、
かなり、精神的に落ち込みます。
ま、その逆は、意気軒昂となり、正に気分爽快になるんですが。

私なんかは、ベルマーレが勝つと、その一週間は気分が上向きになりますね。

もちろん、その逆もあるのですが、

 

例えば、友人とベルマーレのホームゲームを観戦に行き、
負けた試合の後、球場から街なかまでの15分とか20分、歩いている間、
会話は、いまいち弾みません。
なんとなく、ネガティブな空気が支配するんですね。
その逆、スカッとした勝ち方をすると、
会話は弾むんです。
現金なもんです。
勝てばうれしい負ければ悔しい、と単純な反応をだれもがすると思うんです。

で、この負けて悔しいとか、意気消沈とかを繰り返すと、
私の場合、試合を見に行く気分がそがれるんですね。
つまり楽しみでなくなるわけです。
だって、見る試合見る試合負けて、いやな気分になると、
モチベーションが下がり、どうしようかと逡巡しているときは、
観に行かない、となるでしょ。
で、結局、私は直接、球場で観るということをしなくなってしまったのです。
まあ、意気地なしです。

 

多分、こういう経験をした人は多いと思います。
ですから、チームの戦績が良ければ、観客は増えるんですね。

ベルマーレはプロのスポーツ集団です。
観客の支払う観戦料で、食べていけるわけです。
観客をいかに満足させるか、と言うサービス業なんです。
ですから、勝ち、というよろこび、快感を提供することが

プロのスポーツチームの唯一無二の商品なんですね。

 

さて、その総責任者は、監督です。
試合運びがよかったとか、見ごたえのあるシーンが多かったとか、
まあもし負け試合なら言いわけみたいなことも、
基本的には、本来でない。
ともかく、なんであれ勝つことなんです。
どんなバタバタした試合だろうと、それがラッキーな要素での決着であろうと、
勝利を得ることに勝るパフォーマンスはないんですね。

したがって、勝つための総責任者として、監督は相応の指導をしなくてはいけない。

 

その方法論が論じられているのだと思うのですが、
勝利を厳しい訓練により得るという方法論は間違えてないと思うんです。
ま、厳しさの基準があいまいと言えばあいまいなんですが、
そもそも、そういう世界に入ってきているんですから、
いくら厳しかろうと、精神的なダメージで吐うと、
そう言う厳しさ前提の世界でしょ。
ですから何を言われたとかなんかで、チームを離れるなんて、
もともとこの世界を甘く見ていた2流選手の諸行じゃないですか。

それより、チームに残れる能力ではなかった、と考えるべきでしょうね。

 

たとえがぶっ飛びますが、
例えば、ボクシングの世界では、訓練、試合を問わず、殴られるんですね。
こいつが、外部に、殴られるんです、と、パワハラだと訴えたら、
バカじゃないの、殴り合う世界に入ったんでしょ、と笑われるでしょ。

プロの、パフォーマンスで食べてゆく世界で、
しかも勝利至上主義に世界で、
求められるパフォーマンスを発揮できないとしたら、
脱落するしかないでしょ。

 

指導者としては、なんとか能力を発揮させようとするでしょ。
あの手この手で。
でも、本人の能力がそこに届かなければ、これは脱落するしかない。

私は、敗者の言い分を聞けば、パワハラになると思いますが、
一方で勝者もテームの中には多くいるわけですよね。
この現実をしっかりと見るべきだ、と思います。

 

何やら調査委員会を設置して、この監督のパワハラ問題を精査すると言ってますが、
勝者の言い分も、十分に耳を傾けるべきだと思います。
この委員会には、
負けて尻尾巻いた敗者の言い分をまとめて結論を出さない見識を期待したいですね。

 

| 水嶋かずあき | ベルマーレ | 10:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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