水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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正に歴史問題なんですね

現在の日韓問題の根源は、明治時代までさかのぼり、

日韓併合がその原点のような気がします。

 

やたら複雑な経緯があるので、そこは飛ばして、雑にはなりますが、
日韓併合の経緯です。
これは韓国が1910年に日本に併合されることとなりましたが、
この併合から35年間にわたって、韓国は、日本、とみなされるわけです。
彼らは日本帝国主義による植民地化政策、と位置付けています。
ま、その通りです。

 

歴史的史実、と言ってもその史実を書いた人の主観はぬぐえないのですが、
ま、それでも客観的な状況を整理してみれば、
先ず韓国自体の時代的背景として、
高宗を中心とした当時の権力者たちの、猫の目のように変わる政権の争いがありました。
一方が政権に付けばその反対が画策し、周辺の国、例えば中国とか、ロシアとか、時に日本とか、
連携しバックに付け、政権の転覆を画策する。
この繰り返しが続いたんですね。
正に戦国時代です。

で、時に中国とつながったところが、攻勢に入る。
すると反対勢力が、日本に助けを求める。
そこで、では、と腰を上げた日本は、中国とドンパチを始める。
ま、これは日清戦争です。
日本はこれに勝つ。
そのうち、南下政策を取るロシアが、韓国の一部と手を組み、韓国内に土足で踏み込む。
すると、その反対派が、日本に助けを求める。
で、日露戦争が始まる。
明治期の二大戦争、日清、日露の戦争は、両方とも、韓国がらみだったんです。
まあ、恰好よく言えば、韓国に絡んでくる輩を、正義に味方っぽくやっつけたわけです。

 

で、日本は、韓国の自立を願って協調的な姿勢だったのですが、
なんとしても韓国内の政権の統治能力が脆弱で、いつもバタバタしている。
このことは、アメリカをはじめ、ヨーロッパの列強も認めざるを得ず、
このまほおっておくと、中国の属国になってしまうか、
ロシアに蹂躙されるか、まあいずれあぶなかっしくて見ていられない、という状況だったんですね。
そこで、韓国の内在的な自立を維持しつつ、対外的な後見人的な役割を果たそうという考え、
保護国、という観点での韓国の管理を考え始めます。
日本の政治家の中では、日韓併合に一気にもって行こうという意見もありました。
正に植民地主義の表れです。
ここは帝国主義としての大日本帝国ですから、下心として領土拡大、という思惑はゼロではなかったでしょう。
ま、かといってすんなり国論は一本化したわけではなかったんです。
主流は、韓国併合でしたが。

 

異論を唱えていたのは、伊藤博文でした。
伊藤は、1905年、第二次日韓協約により韓国統監府が設置される事になり、
その初代統監に就任します。
植民地化の第一歩です。

伊藤博文は、その後統監の職を辞任します。
1909年10月、ロシア蔵相ウラジーミル・ココツェフと満州・朝鮮問題について
非公式に話し合うため訪れたハルビン駅で、

大韓帝国の民族運動家・安重根によって射殺されます。

このとき、倒れた伊藤博文は、「3発あたった。相手は誰だ」と叫んだそうです。
犯人の安はロシア官憲にその場で捕縛されたので、側近が朝鮮人が撃ったことを伝えると、
「俺を撃ったりして、馬鹿な奴だ」と呟いたといわれています。
彼は韓国の自立までのサポートをしっかりとすべきだ、という考えだったのです。
つまり、韓国の味方だったわけです。
安重根は今や大日本帝国への反逆をした英雄として韓国では祀られています。
歴史に仮定は意味ないことですが、
もし、伊藤が生きていれば、1910年の日韓併合は形が変わっていたかもしれませんね。

 

そして、国内の強硬派に勢いに押されて、韓国は日本に併合されます。
日本は韓国を植民地化したわけです。
ただ、ヨーロッパの列強が、アジアやアフリカ、南米など後進地域を植民地化した姿勢とはいささか異なります。
少なくとも、白色人種の有色人種へ持っている蔑視は、
日韓の場合同等のアジア人同士ですから、もう少し対等な視点があったと思われます。

当時、識字率6%と言う韓国の教育の現状を改善するために、1910年に100校程度の小学校を
1945年までに4000校を超えるまでに建設をします。
間違いなく、初等教育が行き渡るようになりました。
ま、これはほんの一例です。
いずれにしても、様々な面で混乱と未開発状態の国の建国を進めようとしていたわけです。
しかし、結果は不幸な歴史を積み重ねてしまいました。

太平洋戦争の勃発です。

これに韓国を巻き込んでしまったのです。

 

今日のこんがらがった日韓問題の糸口が見いだせない状態になっていますが、
そのおおもとは、100年以上も前にあったんですね。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 14:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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