水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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旭日旗に見えるという審美眼

団扇(うちわ)を改良し、根元に要を打ち込み、開閉できるようにしたのが、扇です。
今は竹のひごなどで骨を作り、両面に紙を貼り、折り畳み出来るようになっていますが、
かつては、ヒノキの板を薄くはぎ、成形し、要を打ち、周囲を糸で連ね、
開閉できるようにしたものだったそうです。
ヒノキで作ったので、檜扇と呼ばれました。

 

平塚の平塚何丁目かの新豊田道の交差点にバス停があるんですが
これが檜扇町となっています。
いきさつは分かりませんが、これは初期の扇の呼称をそのまま転じたものだと思います。

 

そして併せて、竹と紙で作る扇も作られ、
これは当時一種の発明品で、やがて中国に渡り、
彼の地でもそれなりの改良がされて、一般的な道具として定着したようです。
つまり、今やごく普通に世界制覇をしている道具ですが、
扇にまで改良したのは、日本と言う国でのことです。

 

羽根のついた扇を片手に、妖艶な笑みを浮かべている中国のご夫人の絵を見たことがあると思いますが、
そんな印象もあってか、この類の文化的産物は、中国渡来のものだと思っていました。
場合によっては、中国から朝鮮半島へ、さらに日本に伝達された中世期の文化は、数限りなくあり、
正に国産の文化よりははるかに日本人の生活への影響は大きかったのだはないか、と思えます。
大陸発祥の文化については、漢字を含め、仏教もそうですし、五節句をはじめとする様々な生活行事など、
まさに、中国文化は、日本民族の善き先生だったわけです。
その延長で、朝鮮の文化も、これまた先生でした。
かつて、高麗の時代に、日本に渡来した半島の朝鮮人は、各地でその文化を伝承し、
日本人の生活の向上に寄与してきたのです。
おそらく、平塚の西にそびえる高麗山は、この地に高麗人が渡来したという証しだと思います。

 

さて、最近の日韓ぎくしゃく物語の一つに、
パラリンピックのメダルのデザインに、旭日旗をほうふつとさせると、韓国からクレームが付きました。
まあ、韓国からのクレームは、今更驚かないのですが、
それにしても、そこまで言うか、の類でしょ。
あのデザインのどこが旭日旗をイメージできるんでしょうね。
相当豊かな感性をお持ちか、美的センスのない輩の難癖さがし委員会が提案したのか、
どっちにしても見当違いも甚だしい。

 

韓国の民族としての美的素養のなさを露呈したのか、
相当に根性が曲がって、坊主憎けりゃカサまで憎いで、
なんでもかんでもいちゃもん付け風潮に乗っているだけのことなのか、
十把一絡げでこのようなことを言っていると、
民族としての民度の鼎の軽重を問われかねません。

 

旭日旗に対する反応は、おそらく朝鮮併合時代、および太平洋戦争に巻き込まれた経験などからの、
トラウマ的反応なのではないかと思うんです。
旭日旗を見ると、かつての嫌な経験が想起される、と。
この時代に、あのいやな時代の空気を持ち込まないでくれ、と言ったところでしょ。
正直、現在の韓国人に方々に、旭日旗を見せて、このトラウマ的感情が湧いてくるのか、
聞いてみたいですね。
まあ、これって、ある種の集団PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)のようなものでしょ。
集団PTSDと言うものがあるのかどうか知りませんが、
そう言う一種の精神的な嫌悪感でしょ。
ちなみに、他の人が経験した忌むべき経験は、そんな簡単に自分のものとはできないものです。
つまり、PTSDは個人的な経験によるもので、
私がかつて、自転車事故を起こし、一年ほど自転車に乗ることができなくなったことがありましたが、
この経験をだれか第三者に感じてもらおうとしても、それは無理なことでしょ。

ごく普通に、誰も自転車に乗りますもんね。

何を言いたいのか、と言うと、

旭日旗へのマイナスの感情を経験した人たちが、旭日旗を忌み嫌うならわかりますが、
その難題も70年も経って、後の人たちが、文字や映像での知覚したものを、感情にするというのは、
単なる屁理屈にすぎないと思うんです。

 

ましてや、扇と言うのは日本古来の文化です。
その時の感情的経緯はともかく、

古来の文化に敬意を持てないということ自体、人間としての品格にかけると思うんです。
ま、つまらないいちゃもんがひんしゅくを買わないように気を付けるべきですね。
大半の韓国民は、極めて正常な判断力を持っています。
要は、政治家の問題でしょ。


いつでもバカな政治家のために、国民は割りを食うんですね。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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