水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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政策に必要な心

その昔、なんとなく聞いた話。
したがって真偽のほどは定かではありません。

 

ソビエト連邦の頃、共産主義国家ですから、物流は国家が統制を取っていました。
で、共産国家と言うのは、国民に、
なんていい国で暮らすことができるのか、という実感を与えることがすごく大事だったのです。

もっともこれは資本主義国家でも同じことです。
そこで、生活必需品の価格を安くして提供し、生活に対して安定感を与えるわけです。
こんなに安定してコストも安く生活できるのもこの国のおかげだ、というわけです。
そこで、主食たるパンを、正に原価割れで提供していたんですね。
で、ある時、パンのカロリー計算をした人がいたんです。
一斤あたり、何カロリーとか。
で、そのカロリー数と価格を計算すると、
牛の飼料として買う小麦の価格とカロリーの方がコストが高いということが分かったんですね。
まあ、簡単な話、同じカロリーを牛に摂取させるのには、
資料としての小麦より、食料としてのパンの方が安い、と。
そこで、その農夫は、パンを買ってきて牛に与えたんです。
ま、極めて合理的な考えでしょ。
ところがそれは国の意向ではない。
国民が低廉な価格で腹を満たせるような政策として、
原価割れでもパンを提供しているわけですから、
いくらそのような理屈が成りたったからと言って、
それを許したら、みんながそうするようになるでしょ。
そこで、急遽、法を変えて、その農夫を逮捕し、投獄します。
ウソかホントか死刑になったという話まで尾ひれがついていました。
まあ、そういう国ですから、見せしめが必要だったのかもしれません。

 

共産国は怖いですね。
基本的に集団による独裁になるわけです。

 

まあ政治体制の話はともかく、
国家なら、国民が、この国の国民でよかった、と思えるようなことをする義務があるでしょ。
これが国家の基本ですよね。
そのためのコストとして税金を払っているんですから。

ざっと言えば、国民を大事にすることが政治の最大の役割でしょ。
なんていやな国だ、となると、難民として他国へ逃げるわけです。
ですから、世界ではすでに当たり前になっている、劣等国から、
国民が逃げ出す、という現象は、当たり前ですが、国としてのガバナンスの基本ができていないんですね。
迫害とか、飢餓とか、人権が守られていないとか、
人がそこで生活をする上で希望が持てないとか、

いやその前に苦痛に満ちているとか。

だったら、政治家の資質がまともでないという事でしょ。

で、そうしてしまう政治家と言うのは、原則、

傲慢で、利己的で、名誉地位に汲々とする人なんですね。
つまり、国民の幸せは二の次というわけです。

 

実は、日本の政治は、その意味では、

どうも国民の幸せを願っている施策になっているかどうか疑問なんです。
簡単な話、大事にされている、と感じないでしょ。

一通りのことはやってくれるですが、心を感じない。
文句の出ない程度にやることやってるだけで、

そこに人間的な温かさを感じないんですね。

 

民主党から自民党が政権を奪還して、6年と9カ月が過ぎました。

集団的自衛権もそうですし、モリカケ問題もあやふやなまま。

どうも何を理念として政権運営をしているのかよく見えない。

唯一判断できるのは、国民の幸せのために汗をかいている、

と言う姿が見えない、と言うことでしょうか。

もちろん、一国の運営は多岐な分野にわたっていて、

特に国際化が進展してきている今、多様な問題をいくつも抱えているということは分かります。

要は大変なんですね。

 

シングルマザーが、我が子を養育するために、朝早くから夜遅くまで身を粉にして働いていて、

それでも、その合間合間に子供への愛を注ぎ育てているという、人としての温かさはあるものでしょ。

そういうちょっとした温かさを言いたいんです。

 

これは現在の平塚市の市政にも言えるような気がするんです。
各職員の奮闘ぶりを見ていると、それなりに頑張っているとは思うんですが、
最後の注ぎ込むべき心が欠けていないか。
やらなきゃいけないからやる、と言う行政になってないか、と思うんです。
簡単な話、このまちの行政が、市民を大事にしているとは実感できないんですね。

なにか物足りない。
このまちで暮らしていてよかった、と思える要素が少ないまま、
このまちでの暮らしが、単なる立地だけで成り立っていないか、と言う事なんですね。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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