水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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19号、どうもまずい状況のようですね

台風は、気象現象の一つですから、周りの状況次第で被害のタイプが変わります。

記憶をたどれば、1958年、私が中学2年の時に、
狩野川台風と呼ばれた台風が襲来しました。
この時の被害は、死者行くへ不明者1,269人でした。
1000人を超える方が犠牲になるなんて、自然災害と言うのは恐ろしいものでしょ。


この時、伊豆半島に大雨が降り、その洪水の影響で被害が拡大しました。
台風としての目安である気圧は、940ヘクトパスカル前後だったようですが、
ともかく大雨が降った雨台風でした。


そして翌年の1959年、台風史上最大の被害をもたらしたという伊勢湾台風が襲来。
人的被害は、紀伊半島の和歌山県、奈良県、伊勢湾沿岸の三重県、愛知県、日本アルプス寄りの岐阜県を中心に
犠牲者5,098人・負傷者38、921人と言う大台風に挙げられています。

この被害者数と言うのは、ほぼ、阪神淡路大震災の被害者数に匹敵します。


この時の気圧は、上陸寸前まで900ヘクトパスカルと言う猛烈さでした。

台風の強度は、地震で言うマグニチュードのように、
数字でそもそものエネルギーを認識できます。
地震だと、マグニチュード6以上、7だと結構な被害を伴い、8だと大地震と言えます。
あの東日本大震災がマグニチュード9と言うのですから、

いかにものすごいエネルギーであったか、ということが分かると思います。
さて、台風ですが、周囲の状況で多少は変化しますが、
基本になるのは、ヘクトパスカルです。
以前はミリバールと言っていたのですが、いつの間にかヘクトパスカルに変更されました。
まあどうでもいいのですが、もう少し短い呼称は選択できなかったのでしょうか。


それはさておき、基準としては900としたらこれはまさに地震で言うマグニチュード8クラス。
ただ台風はそのエネルギーを海水の熱から作りだしますので、
海水温がどれほどか、ということが大きく影響します。
今年の台風が大きいのは、海水温が列島近くまで30度そこそこのため、
南の海上で発生して、日本に近付くにしたがって、温度の高い海水のせいで、熱を吸収し、発達するのです。
上陸寸前まで、900近いくまで発達するというのは、正に地球温暖化の影響なんでしょうね。
大体昔の台風は、南の海上で発生すると、しばらく初期状態では発達しますが、
日本列島に近付くと、いくらかパワーが減ってきて、前評判ほどでない、と言うのが普通でした。
それは、日本近海の太平洋側の海水温が今ほど高くなかったから、
さほどエネルギー補給をすることがないため、
発達することもなくパワーが失われてきたのです。

上陸すると、ほぼその先は熱帯性低気圧にパワーダウンするというのは、

陸上では、エネルギーが補給できないからです。

 

今までも、大体、上陸時には、幾分か力が弱まり、その後はただの雨風になっていたでしょ。

ところが15号もそうでしたが、今度の19号も、
むしろ、踏切板に近づくにしたがってスピードを上げ、勢いを増すという状態で、
そのパワーはちょっと考えられないくらいのものになりがちなんですね。

 

午前11時現在、平塚には、大雨 洪水 暴風 波浪注意報が出されています。

さらに、平塚の134号線より南、相模川河口、、金目川河口に対して、高波注意報が発令されました。

高波と言うと、海水面が高くなる現象、と安易に考えますが、
基本的には津波と同様の海水による被害が発生すると考えた方がいいようですね。

ま、いずれにしても、十分な警戒が必要です。


久々に平塚でも被害が発生しそうです。
十分気を付けましょう。

 

| 水嶋かずあき | 環境 | 11:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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