水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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人生の節目

なんだかんだと75年生きてきました。

15年に区切って考えてみました。


1期、1歳から15歳まで
戦後のどさくさの中での生活とそれから抜け出しつつある社会の様変わりが、中心の時代でした。
まちかどで見かける米兵に群がりギブミーチョコレートという時期があり、
まあまあ食べるものは粗末な割には、腹いっぱい食べれるようになりましたし、
ぼろは着ていましたが、寒さはしのげました。
小中と、はつらつとした少年期を過ごすことができました。


2期、16歳から30歳。
高校、大学と、紆余曲折ながら無事に進むことができて、
まさに青春時代の真っただ中。
初恋も経験し、男を意識し始めたころでもあります。
大学卒業後、家業に入り、仕事に家庭にそして青年会議所活動に最も充実した時代でした。


3期、31歳から45歳。
青年会議所は40歳で組織を離れますが、たまたままちづくりのノウハウを身に着けたので、
その成果を多くのメンバー地域に伝道する時代となりました。


4期、46歳から60歳。
前期の余韻を抱えながら、50歳の時にベルマーレ、さらにナパサが登場し、
これに大きくかかわる年代となりました。
地域の諸問題に、大きく目を見開いて眺め、それを深く考えるようになった頃です。


で、5期、61歳から75歳。
ちらっと気になり始めたことが、このまちの行政の在り方です。
様々な社会活動を通して、あるべきふるさとの形を求めて、
自分なりの視点が固まっていったのです。
無謀は承知で、声を上げない限り、ただ思っただけで終わってしまう、と感じ、
市長選に手を上げました。
結果はまさに無謀な行動になりました。
で、翌年重症筋無力症が発症。
父の逝去に伴い、松風町から紅谷町に転居。
新たにマンション生活をするようになったのです。

今は仕事も引退し、老後の充実した時間を過ごしています。

 

で、この4期までの流れの中で、
自分が世の中に取り残された、と感じたことは一度もありませんでした。
それなりに時代の先端で、物を見、考え、行動してきたと自負していました。
まあまあ、おたおたながら世間様の中でやってきた、という感覚でしょうか。
で、5期の60歳から75歳までの期間の中で、
大きな変化が出てきたのです。
まずは肉体的な衰えですね。
難病にかかった、と言うことよりも、五感の衰えです。
目は早々に老眼になっていましたので、この期間ではひたすら衰え、

今ではハズキのルーペなしでは、デスクワークが全くできないという状態です。
そして、現在、最大の問題は、耳が遠くなったことです。
普通に話していると、半分ぐらい聞き取れないんですね。
その場の雰囲気で、分った顔して相槌を打つことがありますが、
不思議なもので、大体の話の内容でも納得できるようになったことです。
まあ、その本来は、どっちでもいいや、という半分あきらめたという感じですね。

 

肉体的な劣化はまあ仕方ない、と諦めているのですが、
世間様の標準からえらく遅れ始めた、というこを何とか、と思っているのですが、
最近になって、どっちでもいいやになりつつあるんですね。
それはITに関わることです。
インフォメーション・テクノロジー(情報技術)の領域です。
周囲にやいやい言われてスマホにしたものの、操作を覚えられない。
今だに電話とスケジュール管理しか使ったことがないんです。
カメラも使ったことがないし、当然それ以上のことはしない。
何より、留守電を再生するのが覚えられなくて、
だれかからの留守電を聞きそこなって、次に会った時に、
留守電に入れておきました、なんて言われても、すいません聴き方が分からないので、
なんて言い訳をしているんです。
いや情けないでしょ。
従って、カードで物を買うなんてこともしたことないですね。
現金でいいじゃん、が主義です。
とはいえ、やはりそれでは不便だな、と思って、
楽天カードでも入ってみようかと、その手続きをしたのですが、
10回くらいやり直して、2日がかりで、やっと入会させていただきました。
2日がかりと言っても、ほぼ一日中それに没頭しての2日です。

消費税還元のキャッシュレス決済のやり方も分からない。
しかし世の中は、そっち方面にどんどん進んでゆく。
乗ろうと思っても、もはや乗れる速度を超えてしまった電車のようなものです。
ホームで追いかけても追いつかない。

世の中に様々な格差がありますが、これをIT格差と言うんでしょうね。

 

目が遠くなり、耳が遠くなり、ITも縁遠くなりました。
近くなったのはトイレのインタバルでしょうか。
いやいやもう一つ近くなったものがあります。
それはあの世です。

| 水嶋かずあき | 思い出話 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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