水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
<< 踏ん張れベルマーレ | main | 放っておくほど不信感は募る >>
ONE TEAM

昨日のブログは打ち終わって、試合速報をチェックしたら、1−0で勝ってるじゃないですか。

時間は後半40分過ぎ。

いやあ飛び上がって喜んだら、その数分後、1−1になってしまい、

そのまま試合終了。

結局、今シーズンは、16位。

首の皮一枚残ったという感じですね。

残留に向けてあと一勝、踏ん張れベルマーレですね。

 

さて、今日のテーマです。

 

きっと今でも、様々な会議などで取り入れられていると思いますが、
KJ法という、一つの問題を整理する手法がありました。
私はこれに興味を持ち、確か3泊4日のスケジュールだったと思いますが、
KJ法の講習に参加したことがありました。
この経験はその後大いに役に立ち、問題解決の着眼点を見出したり、

物事の整理、考えの整理などに習慣的に使うようになったのです。

 

ご存知ない方のためにこのKJ法をざっと説明しますと、

数字にならないようなデータというのがありますよね。
様々な状況とか、人々とか、意見とか、現象などです。
これらを一つ一つカードに書き込んでゆきます。
カード一枚は一文。
有意の最小限にまとめたものです。
このバラバラになっているカード、時に100枚ぐらいを、

その意をよくよく読み取り同類を集め、いくつかのグループにまとめ、
そのグループを表す文言、タイトルを考えます。
そして、一般的には模造紙などを使い、カードを貼りつけ、グループ相互の関連などを表し、
一覧できるようにします。
まあ、これだけのことなんですが、それなりに時間もかかるし、頭も使うんですね。
何の縁もないような問題の要素も、整理してみると、結構縁が深かったりするんですね。
この手法の素晴らしい所は、異なった意見同士でも、冷静に時に熱く、問題を眺めてみると、
その解決策が創造的に出てくるという事なんです。

 

この手法を活用すると、むしろ異なった意見の方が価値がある、ということが理解できるようになります。
つまり、金太郎あめにのように、切っても切っても同じ顔が出てくるのでは、
新たに創造的な方向性というのは導き出せないんですね。
むしろ対峙していたり、反対側にいたりする意見を融合させることの方が、
従来にない新しいものの考えにたどり着けることが多いのです。

私は、KJ法の講習を受け、その手法を活用してみて、さまざまな問題を考えるうえで、
きわめて有効な手法であると認識してきました。
そして、その思考の進め方が、いちいちカードで可視的に転換しなくても、

頭の中で、十分に整理できると思ったのです。
なんか、哲学の思考方法に似ていますね。
考えを続けると、本質に近付くことができるんです。
いわば、脳内KJ法とでも言えるようなことです。

 

習い性になると言いますか、そういうことがいくらか習慣化してくると、
異なる意見を受け入れることが、かえって望ましい結果を生むわけですから、
あえて異なった意見の価値を認めるようになるんですね。
単なる寛容とは違います。
いささか理詰めの部分があります。

 

会議などで、議長を務める時に、この脳内KJ法は実に有効なんですね。
主流と違った意見を言う人は、時に大きな不安を持っているんです。
でも、それを必要なものと認めることが、議論の活性化になりますし、

今まで気が付かなかった解決方法を見出すことができるんですね。
何より、会議という一つの集団をチーム化出来るんです。
ONE TEAMの成立です。

 

ここに来て、野党がONE TEAMを目指す動きが出てきました。
立憲民主党の枝野幸男代表が、国民民主党や社民党、また無所属の野田佳彦前首相らと国会内で会談し、
政党合流を要請したのだそうです。
中国に、鶏頭となるも牛後となるなかれ、という言葉があります。
大きな組織団体の所属したものの、そのごく一部にすぎないのだとしたら、
小さい組織でも先頭に立つことの方がましである、という意味です。
ま、そういう考えもありますが、正に時と場合。
いま求められるのは、小異を捨て大同に付くことなんです。
物言えばそれぞれに個性があるわけですが、少しは考えがずれることがあります。
夫婦なんかたった二人なのに、結構意見が分かれるでしょ。
でも一緒に暮らしている人生のパートナーなんですから、

これは小異を捨てることが望ましいでしょ。
これと同じです。

 

多少の意見の違いを盛り超えて、新たな考えを身に着ける。
このことは、政党同士なんかより、

もっと異なる意見を持ちあう国民へのリーダーシップを握ってゆくうえで、

本来的に必要な資質じゃありませんか。
そのことをまず国会議員の先生方がなすべきじゃないでしょうか。

今回の野党の連合が実現することは望ましいことだと思っています。
かえって異なる意見の持ち主が大同団結をすることが重要で、

そこで、他の意見を受け入れ、創造的な方向性を見出してゆく、

ということが、望ましい政策集団に成長する一歩になるのではないでしょうか。

| 水嶋かずあき | - | 06:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









トラックバック機能は終了しました。
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE