水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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B級の統治能力でもいい

以前のブログにも書きましたが、
アメリカなどの法廷で証言等をする場合、一定の宣誓が行われます。
まず、聖書に手をかざし、
神の名において、何事も隠さず、付け加えず、真実のみを述べることを誓います、と。
で、同じような場で日本では神とか仏は登場せず、
良心という言葉に置き換えられます。
良心に基づき、何事も隠さず、付け加えず、真実のみを述べることを誓います、と。


重要な事案について言葉を発する場合、いちいち宣誓をするまでもなく、
何事も隠さず、付け加えず真実のみを述べる、ということです。

なぜなら、良心に基づき、問題を解決してゆこうというのが、
会議会合での議論の基本だからです。
そこに、恣意性や、自己保存、隠蔽や忖度などがあっては、
正しい結論を得られないからです。
いわば人間としての尊厳をかけたコミュニケーションということですね。

 

私達は大なり小なり、コミュニケーションを取り合うことで生きていきます。
しかし物事はなんでもかんでもうまくいくとは限りません。
つまり、時として問題が発生するのです。
この問題を解決するというのが、社会的動物としての本能で、
より良い選択をするために私達は様々な単位でコミュニケーションを図るのです。
家族会議と言うこともあるでしょう。
職場単位での会議もあるでしょう。
さらには、市町村などの行政体の議会での議論もあるでしょう。
そして、国の方向を決めてゆく国会での議論もあります。

さまざまな目的規模に応じた会議、話し合いの中で、

発言の基本は良心に基づいていることです。
嘘が飛び交うような所で正当な結論が得られるわけがないでしょ。

 

その国会でのことです。
「お答え控える」という安倍政権の答弁が民主党政権の4倍になった、
と毎日新聞が報じました。
これによると、安倍首相以下、自民党の閣僚・官僚が、

野党などからの質問に対し「お答えは差し控える」と。
答弁、説明を回避する場面が急増しているのだそうです。
答えを差し控えるというのは、隠すことです。
何事も隠さず、というのは、公明正大な議論の大原則です。
つまり答えない、というのは良心に照らしてみれば、嘘をつくという行為と同等のことです。
一見嘘とは異なることと考えがちですが、様々な会議の開始段階で、
全員が良心に基づきと言う誓約書にサインしたとしたら、
答えを差し控えるということが明らかなルール違反だという事でしょ。

 

私は、会議のたびにそのような宣誓書に署名するのは非効率的だと思うのです。
ですから、国会という場、まさにそういう場所、会議室など、建物の内部という意味です。
この場での発言は、宣誓書に基づいているべきだと思うんですね。
議員として当選認証を受け取った時、併せてこの宣誓書にサインすべきです。
そしたら、何時どんな時でも、良心に基づいた発言を求められている事であり、
発言はすべて、何事も隠さず、付け加えず、真実を語り合う前提となります。

これが大前提になれば、
あの国会議事堂を道端から眺めた時に、全国から優秀な人々が集まり、
国の将来、国民の幸せのために口角泡と飛ばし議論をしているところだと。
なんと神々しい建物でしょうか、と言われるようになると思うんですね。
正にその意味で、良心の府であるべきでしょ。

 

「桜を見る会」についての追求でも「お答え控える」といっていました。
安倍首相ほか自民党幹部、与党に忖度している官僚などからは
「情報を開示せずに、何とか追求を交わしたい」という気持ちなんでしょうね。
でも、回答しないということは隠していることとイコールでしょ。
当然不信感につながるに決まってるじゃないですか。

もう、それこそ子どもでも分かることでしょ。
分かり切った根性が見え隠れしているわけですから、
いつまでも国民にそんな姿勢が通用する、と考えているなら、
日本国民も随分と見くびられたものです。

 

統治能力がいくらかレベルダウンしたとしても、

私は正直者の集団にこの国の将来を託したいですね。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 11:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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