水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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男尊女卑の国

1900年生まれのその人は、いささか酒に酔っていたとはいえ、私にこんなことを言い始めました。
なあ、水嶋君、女っていうのはさ、そもそもが半人前なんだ。
だから子供を産んで、初めて一人前と言えるんだ、と。
私はとてつもないこの理屈を驚きを持って聞いた記憶があります。

私より40ちょっと離れていたオヤジさんだったのですが、
日本男子の男尊女卑的思想に染まっていた典型的な人だったと思うんですね。


私たちの時代になって、さすがにそのような偏りは修正されてきていると思いますが、
まだまだ男尊女卑の意識は残っています。
日本の国が、WEFの男女平等ランキングで、

153カ国中、日本は過去最低の121位とランキングされました。
どのような要素で、その指数を算出するのか知りませんが、
おそらく客観的な算出方法があり、

それは実際平素の生活の中で、男尊女卑の傾向が表れてしまうんでしょうね。
ま、決していいことではありません。

 

その典型的な例として、話題に上がっている伊藤詩織さんの
レイプ裁判の結果がネットに数多く報じられていました。
ネットでは、多くの人が彼女の勇気をたたえ、判決結果に好意的なコメントを載せています。
私は民事とは言え勝訴したことをよかったと感じています。

 

とは言え、この裁判でいくつかの疑問がありました。
それは、刑事裁判では負けたものの、民事裁判では勝ったというねじれ現象です。
裁判官は相撲の行事のような役割を持っているんでしょ。
どっちが勝か軍配を上げる。
勝てば白星、負ければ黒星。
正に白黒をつけるわけです。
で、刑事裁判では、山口某というゲス野郎におとがめなし。
つまり、山口白で伊藤さん黒という判定。
で、民事ではその逆。
なんか一勝一敗という問題ではないでしょ。
司法って、確かに裁判官の主観が影響するわけで、100%一致するとは思っていません。
特に、例の、国会議員の一票の格差について、憲法違反だとか、合憲だとか、
各地で裁判が起こされ、恒例行事のように争いがありますが、
各地高裁の判断はまちまちでしょ。
すべて一致しているわけではありません。
よく考えれば、確かに地域地域で訴訟されてはいますが、その訴えの本体は同じものです。
同根の問題について、異なる見解を示すということは、
人の価値観や判断基準によって異なる判断を示すと言うことです。

 

とはいえですよ、今回の判決のさまざまなコメントの中に、
民事では、この類の係争は勝ちやすい、というんですね。
で、逆に刑事裁判では、
強制性交等・準強制性交等罪が成立するための暴行・脅迫要件の立証は難しい、と
ある弁護士がコメントしています。

確かに、男女の微妙な関わりですから、どのような思いがあったかを類推するには
その背景に具体的な裏付けが必要なのはわかります。
安易な判断基準では、いわゆる冤罪的な結果が出やすくなりそう。
よく、電車の中での痴漢行為で、冤罪を受けたという話を聞きますが、
そうなってしまうと、男の立場がないがしろにされてしまうでしょ。
つまり、痴漢をはじめ性的な犯罪は、男が犯すものというのが原則です。
男に対するある種の色眼鏡が前提になっているんですね。
たしかに、男女の性差を考えれば、男のサガと言えばそうなんですが。

 

しかし、今回のような、いわゆるレイプ事案は、立証が困難である、というんですね。
これって妙に矛盾していないですか、
電車の中では、女性の発言が重くとらえられる。
密室の中では、そこが軽くとらえられる。
まあ、罪の重さの点では、密室の方が重要ですからね。

 

そこで、立証が困難である、ということは、男女どちらに有利なんでしょう。
そう、困難であればあるほど、男尊女卑の色合いが濃くなるでしょ。
日本が世界の中で121位問なってしまう背景がここに垣間見れませんか。

 

問題はそれ以前に、ゲス山口の置かれていた総理に近い人という環境、人間関係から、
検察の忖度があったらしい、と言われています。

日本って、三権分立の国じゃなかったのか、と。
どうも不透明なものが、日本の国を覆っているような感じを受けますね。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 07:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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