水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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ネットよお前もか

私は、新聞を読むのが苦手なんです。
でも、時に、ふと新聞をとろうと思い立ちます。
で、契約します。

一応、三日目ぐらいまでは読むのですが、そのあと読まなくなってしまうんですね。
正に三日坊主なんです。
で、かみさんが、ただ積み上げられてゆく新聞の束を見て、
解約の電話を入れます。
勝手に解約するな、と文句を言うと、だって、読まないじゃない、と一言。
しばらくすると、と言っても一年以上の間があって、また読みたくなって契約します。
で、読まなくなって解約。
こんなことを3回もくりかえすと、さすが、新聞は縁遠いものになってしまったんですね。

 

したがって、私の朝は、ネットの検索です。

私のモニターには、yahooとmsnのアイコンがあって、二つの検索が可能になっています。
一つだけだと、偏っていたらいやだな、と思うので、せめて、この二つは閲覧します。
微妙に構成が違っているのですが、およそ8割はほぼ同じ内容のものが載っています。

そこで思うのですが、記事として掲載するんですから、誰か編集長的な人がいて、その人の意志のもと、
これは載せる、これは載せないという判断をするんでしょうね。
ま、新聞と同じことです。


右寄りの読売、左寄りの朝日みたいなもんです。
会社のオーナーの志向性、それによる人事としてそういう意向の編集長の選任。
その編集長による判断で紙面は構成されてゆくわけでしょ。
ですから、なんだかんだ公器を自認しつつも、結果としては色がついてしまう。
確かに国民を色分けしたら、左好みの人もいれば右好みの人もいます。
で、悪く言えばそれぞれにおもねりを持って記事を掲載している、ということになります。
ま、これはジャーナリズム的には、いささか問題があると思うのですが、

最後の最後はどのような論調を選択するのかは国民ですから、
偏りを、我が主張として、是とするなら、いつか新聞は見捨てられてしまうと思うのです。

よく、だから複数紙とって比較しながら読まないといけないんだ、みたいなことを言う人がいますが、

本来的にジャーナリズムとしては、1紙でもしっかり機能している、

ということでなくてはいけないでしょ。

 

ま、ともかく、このような傾向は、ネットの世界でも存在していて、
様々に並んで表示されているタイトルなど見ていて、ネットの検索でも偏りがあるな、と感じるんです。
本来、公器としての検索エンジンであるべきなんでしょうが、
ある意味、ジャーナリスト的立場での主張という事なんでしょうか。

 

ところどころに広告と称する項目が掲載されているのは、問題ではないんですが、
どうしてこの記事を乗せているのか、という疑問を最近感じるようになりました。
つまり、yahooにしろmsnにしろ、同じ感覚を受けるんですね。
ちなみに、今朝のyahooです。
トップページの下に、全部で212の項目、記事が掲載されています。
当然ですが、その内容は多岐にわたっています。

ある意味では右左混在しているんですね。
まあ、編集長としては、バランスを取っているつもりなんでしょうが、

時にこのバランスがくずれ、いかにも見え見えの編集と感じることがあるんです。

 

今朝の実態です。

この212項目のうち、なんと「麒麟が来る」に関する記事が30項目です。
たかだかテレビの番組に関するレポートが30項目ですよ。
全体の15%。
多すぎませんか。
さらにその並べ方です。
どう考えてもはじめの方がインパクトがありますよね。
相撲の番付表みたいなものです。
横綱・大関からはじまって、幕内、十両と続きますが、
212項目並ぶうち、トップに近いほど目に付けてもらいたいわけでしょ。

つまりこの並べ順も併せて編集の意図です。
そこで、上位30項目を見てみると、なんと10項目が麒麟が来るなんです。
テレビの一番組に関わる話題としては、くどすぎますよね。

したがって、どれもほぼ似たり寄ったり。
まあこれは完全にNHKの番宣のお先棒を担いでいるとしか思えないんですね。
新聞と違って、うちの記事を閲覧するのは、ただなんだぞ、とでも言いたいのでしょうか。
ここまで露骨に偏ると、信頼をスポイルすることになりかねないでしょ。


新聞、ネット、さまざまな情報を伝える手段に対して、心から信頼できるものが少ないというのは、
正に民主主義崩壊の予兆か、と思わざるを得ません。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 07:17 | comments(0) | - | - | - |









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