水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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キラーTの出番だ

なんと、この8日間で、6回ものブログが新型コロナウィルスについてです。
私も相当に気になっている証拠ですね。
そしてまた今日もコロナがテーマです。

 

もちろん、世間様同様、私もこりゃとんでもないことが起きているのか、と思いましたし、
日々に様々な情報が伝えられるようになると、のほほんとしている場合じゃない、
対岸の火事とばかり、遠巻きに眺めていることはできないでしょ。
それこそ、日本に入ってきた時から、明日は我が身だ、と考えて当然ですよね。
ところがですね、確かに、その拡大ぶりに目を奪われると、
大変だ、となるのですが、冷静にいくつかの事実を整理してみると、
正しく恐れるなら、なんとかなりそうな相手だ、と思えるようになったんですね。

 

いくつかの要因を上げますと、
まずは、ウィルスの単独分離に成功したとか。
ある意味、対応策を整えるための第一歩が踏み出せた、ということです。
つまり、敵の素性を知ることができるわけです。
次に、思いのほか致死率が低い、ということです。
もちろん亡くなった方の命を軽く見ているつもりはありませんが、
要は、恐れていたほどの強敵ではなさそうだ、ということです。
さらには、まだ十分に解明されていませんが、
人には、自己免疫力というものが備わっていますが、
これがある程度機能するんではないか、という感じがするんですね。

 

そもそも、自己免疫力とは、体外からの異物に反応し、
これを破壊する働きのことです。
このメカニズムは驚くほど精密に作られていて、
大きく見張り役のマイクロファージなどのパトロール隊がいます。
で、侵入者を発見すると、これがヘルパーTと呼ばれる司令官に報告されます。
と、司令官は実行部隊のキラーTやB細胞などに、侵入者をやっつけるための命令を出します。
この実行部隊は、先ずは侵入者に近付いて、奴らの体の一部をひっかいてもぎ取り、司令官に届けます。
すると司令官は、過去に侵入したことのある異物のデータと照らし合わせ、
過去のデータと同じものなら、その時に使った作戦を実行部隊に伝えます。

凄いでしょ、人の体は、こんなデータをストックしているのです。
で、一挙に守備隊を増員し、局部戦に臨みます。
この作戦は短期に完勝します。
何しろ勝利のデータがあるからです、
このことを免疫と言います。


で、万一、過去のデータにない場合は、新たに、作戦を模索します。
通常なんだかんだと試行錯誤をしながら、最終的には対抗策を見つけ出すのですが、
時に手間取ることがあります。
この場合、間に合わなければ死に至るという結果もあるんですね。
まあ、ある種の症状が出て、少しづつ悪化するものの、回復するというのは、
作戦がうまくいくからです。

さて、このメカニズムを人は備えているのですから、
コロナに取りつかれても回復する人が多いのは、この免疫のメカニズムによるものです。
で、人にはこの免疫力があるではないか、と。

 

そして、改めて感染力とその強力さを見てみると、実は、インフルエンザとタメなんじゃないか、と思うんですね。
ちなみにインフルエンザは、決まって12月から1月にかけて広がり、

3月ぐらいには先が見えてくるというパターンをとります。
したがって、インフルエンザは、年をまたいだ区切りがされているんですね。
例えば、18/19と言ったら2018年の年末から2019年の初めにかけて流行った、ということです。
で、それぞれのシーズンに異なるウィルスが出てくるので、年度によって感染率や致死率は変わるのですが、
まあまあ、大体のところ、日本では1000万人の方々が罹病します。
で、死亡者は、ここ数年3000人を超えています。

冷静に考えてみましょう。

このコロナで3000人も死者を出すとしたら大騒ぎでしょ。

でも、毎年インフルエンザではそれだけの人が亡くなっているんです。


ちなみにインフルエンザは、全世界で罹病者数は毎年25万人から50万人と言われています。
最大で、65万人の人が発病したそうです。
これが毎年繰り返されているのです。

確かに新型のウィルスという様子の分からないこともあって、戦々恐々としているんですが、
今までのデータを見る限り、毎年繰り返されるインフルエンザとさして変わらない、
とみなせるんじゃないか、と。
ただ、治療法がまだ見つかっていないということが大きく違いますが、
これとて早々に何とかなりそうでしょ。


インフル用の治療薬と、エイズ治療薬を併合したら効果があった、なんて情報もありましたから、
正に近々治療法が見いだせそうですね。
感覚的には、その伝染経路がノロウィルスに似ているように思います。
とすれば、ノロウィルス対策で有効な手段がいくつかあるので、
これを適応すればいいでしょ。

ま、いずれにしても、インフルエンザの時に、隔離するなんて話は出なかったでしょ。
あったかくして寝ていろ、ぐらいですからね。
甘く見るのは禁物ですが、ここにきてヒステリックになるのも、考え物です。
人類の反撃の体制は整いつつあります。
なんてったって、インフルエンザの経験がありますから。


さあ、キラーTの出番です。

まあ正しく恐れるは防災の基本ですが、
これとて災難と考えれば、
病気と言えど、防災の基本と変わらないですね。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:21 | comments(0) | - | - | - |









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