水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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この国の政治力で国難を乗り切れるか

お正月になると、近くの神社に初詣する方って多いと思うんですね。
まあ、普通は賽銭箱に小銭を投げ入れ、時に大きな鈴のついた綱を揺らして、
ジャラジャラと音を立てた後、二礼二拍一礼の作法のもとに、

願い事やら御礼やらを唱えて下がる、と言うのが、まあ普通のパターンですね。

いくら金に困っていても、賽銭箱に賽銭を入れずに願い事を言う人はいないと思うんです。
そんなところでケチったら、願いを聞いてもらえない、と。
でしょ。

 

で、賽銭箱の中には時に札が入っていたりしますが、まあ大半はコインです。
100円玉なんか山ほど入っています。
その数ある100円玉のなかから、自分が投げ入れた100円玉を見つけ出す事ができるかどうか、
と言うのが今日のテーマです。
ま、これは冗談。
出来るわけないですよね。

 

実はこれと同じように、
私達は、言われるままに国に対して税金を納めています。
大きなところで個人だったら、所得税、間接税として消費税。
その他、お酒を飲めば酒税を払っているわけですし、
タバコなんかも、吸った煙以上に税金を吐きだしているんです。
ま、その他もろもろ、なんだかんだと税金を取り上げられています。
で、その税金は、賽銭箱のように、あるところに貯められます。
国庫と言います。
で、この貯まったお金を、これまたなんだかんだと言いながら、支出します。
まあ、基本的には税金を払った国民のところに返ってくるわけです。
でも、払った分、取り返すことができるのか、となると、そうはいかない。
まず、公務員と言う、税金の使い方を決め実際使う人の手間賃がそこで抜かれます。
この額がかなり大きい。
よく、ろくでもない国会議員がいて、そのろくでもない様が露見し、
議員としての資質が問われ、非難を浴びても、国会議員を辞めないという人がいますね。
で、しっかりと議員のお手当とボーナスをもらう。
こんなムダ金も私たちの税金から支払われるわけです。
例の桜を見る会の前夜祭のことがいまだにもめていますが、
基本は、私達の支払った税金が、特定の使途のために使われていることに対する疑義なわけです。

 

ついでに言うと、例のANAホテルが、安倍総理の国会答弁と異なる見解を発表し、
その後、首相に呼ばれ、なんぞ言われたんでしょうね。
ANA側がその後言葉を変えましたね。
こんな子供だましのような手を使うということ自体、正に政権の末期症状ですね。
もともと妙な話でしょ。
ある会合が持たれた。
当然ですが、そのための連絡通信費やら、設営のための諸経費というのがかかります。
私達も、個人レベルでちょっとした会合、飲み会などを持ちますが、
会場の飲食代金だけで、きっちりで済むなんてことはありません。
何らかの他の費用が掛かっているわけで、時にその分を上乗せして、会費に織り込むなんてことするでしょ。
具体的に説明しましょうか。
まあある方を顕彰する会だったとします。
その人への記念品と花束にいくらか。
メンバーへの通知、通信費にいくらか。
当日の会場の装飾にいくらか。
ちょっとした手土産にいくらか。
と、この飲食費用以外のいくらかを合計し、当日の参加者の頭割りにして、
例えば、会場への飲食代金が5000円だったとすれば、

1人1000円ほどのせて、当日の会費にするでしょ。
普通そうしませんか。


とすると、あの安倍首相地元の人の前夜祭は、ホテル対参加者の金銭的やり取りで、

行って来いにしているのは、ほぼうそだとおもいますが、

仮にそうだったとしておきましょう。
だとすると、ホテル飲食代金以外のいくらかの費用は誰が持ったんでしょうね。
まさか、5000円のホテル側の取り分に含まれているなんてありえないでしょ。
もうまさに子供だましの手は、ここまでにしてもらいたいですね。

 

話が横道にそれました。
しかも大きく。
さて、税金として、取られたお金は、その後、いくらかのピンハネをされた後に、
様々な国民生活の安寧のために使われるわけです。
この時、正に無数とも言うべき使途があって、それぞれに分割されます。
まあ、ざっと言えば、じゃあ、国防の費用に5兆円、とかのようにです。
その5兆円から、戦闘機50機を買ったり、10式戦車を購入したり、フリゲート艦を新造したり、
自衛隊員の皆さんのお手当を払ったり、中東沿岸までの燃料代を支払ったり、と、
様々に使われます。
もちろん、文科省ならそれなりの教育現場への費用を分担します。

厚労省は国民の健康維持のための費用を拠出します。
つまり、安寧な国民生活のために、なんだかんだと費用が必要でそこに支払われてゆくんです。


で、問題はここなんですが、
では、フリゲート艦を何艘作るのか、ということは政策なんです。
地域の商業振興のためにどのような補助金制度を設け、いくらの費用を用意するか、ということは政策なんです。
幼児の保育園幼稚園の無償化は、これまた政策なんです。
つまり、国がすることは、お金を集め、その使い道を決める、と言うことですが、
使い道、と言うのが政策のことなんですね。
もちろんその前提となる収入をいかに確保するかも政策です。

 

この政策を練り上げるところが国会です。
必要に応じて決まりごとを定め、時に法律にする。
もちろんこの政策に従って、さらなる細則を定め実施するのは各省庁ですが、
ともかく、国民の安寧な生活をいかにしたら確保できるかを模索し、形にするのが政策である、
と言うことはお分かりでしょ。
さて、そこでです。
昨今の、国会の在り方を見ていて、この政策を議論している、とあまり感じないでしょ。
くどいようですが、税金の使い道をどうするかが政策の根本なんですから、
そこから外れているような気がしてならないんですね。
つまり、国会議事堂は政策論争をする機能を失ってきている、と感じるのです。
こう言う無能ともいえるべき議員と言う輩の集合体で、
このコロナ肺炎と言う国難のような状況を乗り切れるんでしょうか。
いささか不安ですね。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 09:11 | comments(0) | - | - | - |









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