水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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毒性低くかれど、寿命長し

子どもたちが大好きなアンパンマンに登場するのが、ばいきんまん。
やなせたかしさんの人柄なんだと思うのですが、
この悪役、ちっとも怖くなく、むしろ愛嬌すら感じます。
でも、ばいきんというのは、私達にとっては間違いなく悪役ですね。
漢字では黴菌。
画数が多いせいか、ばい菌、と書かれることが多いようです。
このばい菌の定義ですが、
「日常生活や生物学研究、産業としての発酵( 醸造/発酵食品生産の場)などの場において、
人間の意図に反して増殖した微生物(特に有害な細菌や菌類)の総称である。」
要するに、ここがポイント。
人間に意図に反して、ということが基本です。
つまり、有害、ということですね。

さて、ばい菌と言う概念で言えば、新コロナウィルスもばい菌の仲間でしょ。
で、この仲間の特性を改めて調べてみて、私は極めて粗雑な知識しかないことに気づきました。


もうこれでもかと、テレビでは、朝から晩まで新コロナの話題ばかり。
今朝になれば、改めて

スポーツ、イベント関係の中止、延期、または規模縮小をしてくれ、と、政府からのお達し。
当然ですが、ひらつな祭も中止決定。
ここにきて、いくつかの人が集まる企画があって、その弁当の注文があったのですが、
これまたキャンセル。
町を歩けば、半分以上の人がマスク姿。
正に、新コロナにやられちまいましたね。

 

で、ふと疑問の思ったのが、新コロナのウィルスの生態はどうなってんだ、ということです。
例えば、散々出てきている言葉が、飛沫感染と接触感染とエアロゾル感染と空気感染。
何がどう違うのか、あれこれ検索して読み込んだ結果が、こんなところです。
要は、ある人の体内から飛び出てきたウィルスが、どのように生き延びるのか、と言う事でしょ。
つまり、感染者がくしゃみしたり咳をしたりして、唾とか鼻水とか、要は水分の飛沫を口から出す。
これにウィルスがまとわりついているわけです。
で、くしゃみとか咳とかによる飛沫の距離が大体2メートル前後。
この細かい汚染された水滴が体に着いたり、口や鼻から吸い込まれたりして感染するのが、飛沫感染でしょ。
で、さらに、この飛沫が付着したもの、時に衣服だったり、顔や手などの体だったり、

ドアノブやつり革だったり、物を媒体とした感染が、接触感染でしょ。
さらに、この飛沫が、空気中のチリやらホコリやらに乗って、空気中を漂い、

これを吸いこんだりして感染するのが、エアロゾル感染。
で、さらに、このエアロゾルより、

時間的に長く、距離的に遠くまで生き延びたウィルスに感染した場合が、

空気感染と言っているようです。
つまり、基本はウィルスがどのように生き延びているのか、によって、感染の分類がされるんですね。
ウィルスにとって、人の体内にいた時をスタートとすると、表に出されて、様々な経緯を経て、
次の宿主にたどり着く、この時間及び距離によって、飛沫、接触、エアロゾル、空気、と言う感染名称に変わるわけです。
おそらく、単純な解釈をすれば、これは一直線上に位置するもので、どうもウィルスによって、性格があって、
早目に死んでしまうものと、しぶとく生き残るものとに分かれるようです。
不思議なことに、あっさり死んでしまうウィルスは、比較的毒性が強いようですし、
しぶとく生きながらえるウィルスは毒性がさほど強くない。
今回の新コロナウィルスは、その後者のようですね。

 

大阪の女性で、4週間前に陽性と診断され、その後1週間ほどで症状が改善され、陰性と判断。
退院もしたのですが、ここにきて症状がぶりかえし、検査の結果、陽性と診断されたそうです。
これは実にそのいい例で、このウィルス、要はしぶとく生き残るタイプなんですね。
ですから、最初の陰性の診断の時に、陽性とは判断しかねるレベルの残留があった、と考えるべきでしょ。
また、院内感染など、特定の空間での感染拡大が進んでいるということは、
これは、当初真っ向から否定されていましたが、空気感染の能力を持ったウィルスと考えるべきです。

発生源から、感染可能な距離が、飛沫や接触より遠いエアロゾルや、

さらに遠い空気感染の可能性を持つということは、
毒性の強さはさておき、長寿命型のウィルスなわけです。
つまりちょっとはそっとでは死なない。

ではウィルスはどうなると死ぬのか、です。

 

まず、生きた細胞内に入らないと増殖できないんです。
つまり一種のパラサイトです。
韓国映画でアカデミーをとったパラサイトと言う映画がありましたが、
要は寄生しないと生きてゆけない。
この場合、増殖できないわけです。
で、一個のウィルスとして生まれてからは、なんとか、寄生できる細胞を探す訳ですが、
そう簡単に見つからない。
でもいつかなんとかなる、と、宿主から離れた場合、つまりくしゃみなどで体外に放出された場合、
普通に生きられるのが2時間から8時間。
奴らは乾燥に強いので、ちりやほこりにまとわりついてそのへんを浮遊しつつ生きながらえるんですね。
衣服などについた場合は24時間程度、つるつるの面に着いた場合はなんと48時間もの寿命があるそうです。
ドアノブなどよく拭くようにと言うのはそういうことです。
で、いい環境の場合、最長で9日程度の寿命。
ところがこの新コロナは、数か月、と見られる、と専門家。
でもまだ地球上に登場してやっと3ヶ月ぐらいなのに、どうして数か月などと言えるんでしょうね。
まあそこはともかく、ともかくこの新コロナ、異常に長生きタイプなんですね。
しかし実はそれほどの毒性がない、と言うのが救いです。

 

冷静に考えてみましょう。

昨年度のインフルエンザの時、北海道で35人が感染し、3名が死亡しました、
なんてニュースは流れなかったでしょ。
職場の同僚が3人感染しました、なんてこともニュースにならなかったでしょ。
なんだかんだと昨年も3000人を超える人が死亡しているんです。
言っちゃあなんですが、新コロナでは、クルーズ船の感染者含め27日現在で7人です。

去年のインフルエンザは、発生期間、約4か月として、一日当たり25人の方々が亡くなっているのです。
新コロナはまだ2ヶ月ですが、それでも7人です。
比較するのもおかしいとは思いますが、去年の実態はさほど気に掛けなかったのに、
今回の新コロナに関して、異常すぎませんかね。
単純に現象だけで言えば、ワクチンもない、決定的な治療法もないという新コロナではありますが、
それでも、死に至るという毒性については、

毎年繰り返されて感染拡大をするインフルエンザより、毒性は低いと考えてもおかしくないでしょ。
ただし、こいつらやたらと長生きをする、ということです。

もちろん、放っておいていいとは思いませんが、正しく恐れ正しく対処するという防災の基本方考えれば、
過剰な反応をしているような気がするんですね。
実態を超えた対応によって、それは安全性は高まりますが、
反対に、経済的なダメージが多すぎませんか。
リーマンショックなどに近い新コロナショックが、この後やってくるような気もするんですね。
正に、前門の虎、後門の狼ですね。

まあどっちにしても痛しかゆしですね。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 09:29 | comments(0) | - | - | - |









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