水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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マスクの効用
たしかに、街を歩く人の数は少なくなってきました。
でも、結構いい加減なマスクのかけ方や、手作りマスクの、大丈夫か、といった感じのものもあります。
まあ、なんとなくかけている事の安心感もあるんでしょうね。
しきりに世間ではマスク着用を薦めていて、それが故のマスク不足。
政府の2枚配布案など、話題になるわけですが、一体、マスクかけてりゃ大丈夫なのか、
ということももっと認識すべきでしょ。
以前も雑な計算で、マスクとウィルスのサイズの比較をしましたが、
再度計算をし直してみました。
まず、コロナウィルスのサイズを100万分の1ミリと想定します。
そして、マスクのメッシュのサイズを0.01ミリと想定します。
おそらくガーゼ等の布マスクではメッシュのサイズは0.1ミリぐらいだと思うんですね。
そこで、不織布を前提に考えてみます。
これは、素人の当てづっぽうなサイズなんですが、空気を取り入れるんだから、穴はある。
で、その大きさですが、0.1ミリではちょっと大きすぎる。
細かめのチリの類が通ってしまうでしょ。
で、まあガーゼ等の布、せめてと、その10分に1、として0.01ミリとしました。
目ではわからないくらいのサイズです。

さて、その0.01ミリの隙間と、直径100万分の1ミリのウイルスとの比較です。
ちなみにサッカーボールのサイズにウィルスが成長したとしましょう。
サッカーボールもいろいろありますが、大人が使う5号を基準にしますと、この直径が22センチ。
で、このサッカーボールへの拡大率でマスクの布目の隙間を広げてみると、
220メートルになります。
そこで、0.01ミリの布目の隙間が、サッカーボールに比例して拡大してみると、
間口、220メートルのゴールマウスということになります。
これはどんなへぼでも、ゴールに向かってけり込めば入ってしまう。
ついでに、220メートルのゴールマウスを何人のキーパーで守ればいいか、と考えると、
7.32メートルがマウスの横幅ですから、7.32メートルごとに一人のキーパーを立たせてみると、
なんと30人のキーパーが必要になります。
選手の人件費がやたら高くつきますね。
ま、お遊びの数字です。

ですから、罹らないためにとマスクをつけても、その効果は限定的なんです。
はっきりいえば、マスクでは、原則的に感染防止はできない。
隣の席に保菌者がいた場合、おそらく数%は感染の可能性があるでしょうね。
ですから、マスクはうつらないためではなく、うつさないためのものなんです。
つまり、マスクが最も効果を発揮するのは咳やくしゃみのある人がマスクをつけた場合なんです。
風邪やインフルエンザ患者は1回の咳で約10万個、1回のくしゃみで約200万個のウイルスを放出するそうです。
ですから、感染者がマスクをつけることでこれらを含んだしぶきによる周囲の汚染を減少させることができる、
と考え、マスクをつけるようにと、要請があるんですね。
先ほどのマスクのメッシュのサイズからもあまり効果がないのと同時に
顔とマスクとの間に隙間があり、ウイルスを含んだ飛沫の吸入を100%防ぐことはできないのです。
ただ、ウイルス自体の粒子は小さいのですが、咳やくしゃみではウイルスに水分やほこりが付着し、
やや大きくなるため、すぐに短い距離で落下し、空間をただようことはまれなのです。
一方、環境や衣類に付着したウイルスが手によって呼吸器に運ばれて感染する場合もあるので、
手洗いが重要になるわけです。

ここにきて、手洗いの動画が一斉に配信されています。
ピコ太郎のウォッシュ、ウォッシュの動画はいいですね。
面白がって、より正しい手洗いが拡散するのは大変結構なことです。

それにしても、世界中が爆発寸前の感染拡大のさなか、
日本も拡大しつつありますが、
国際比較をしてみますと、まだまだ少ないほうですね。
アメリカでは死者は2万人を超えたそうです。
日本では頑張ってまだ2桁で収まっています。
とはいえ、明日にでも3桁になるんでしょうね。

こんな記事がありました。
新型コロナウイルスの予防にBCG接種が効果的ではないか、という説についてです。
この発信元は、「ニュースステーション」でコメンテーターを務めたことがあり、
現在、スペインのバルセロナで豆腐店を営む清水建宇(たてお)さん。
「日本はスペインの約2.5倍の人口なのに、感染者は20分の1以下。
これを疑問に思い、いろいろ調べた結果、
BCG接種の有無と感染者数のデータについて関連性があるのではないか。」
それによると、接種を継続しているイラクに比べて1984年に接種をやめた隣国イランは60倍が感染。
81年にやめたスペインは、接種を続けているポルトガルの13倍。
さらにドイツでは、接種を継続していた旧東ドイツと98年まででやめた旧西ドイツでは
感染者の発生地点がかつての国境できれいに分断されるというんですね。
そういえば、日本が少ないのも、いまだにBCG接種を続けているからではないか、というんですね。

もしそうだとすると、対結核対応のこの医療制度も、とんだところで役に立っているわけです。
いやいやかといって、万能ではないですけどね。
| 水嶋かずあき | あれこれ | 09:58 | comments(0) | - | - | - |









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