水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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抗体とは
言うまでもなく私は、疫学の専門家でもなく、感染症について学んだわけでもないです。
ただ、自己免疫疾患の類に罹患したことで、いくらか興味を持っていた、ということにすぎません。
ですから、見当違いな認識があるかもしれませんが、
今回のコロナ騒動に関しては、一定の見解を持っています。
で、当初、正体不明だったことも、ここまで事態が進展し、それなりに専門家の方々が分析し、
ある程度のデータが蓄積されてくると、新型コロナウィルスの正体が明らかになりつつあります。
素人ながら、少し整理してみたいと思います。
まずは、当時、人から人感染で、基本接触感染と言われてきましたが、
結局、エアロゾル感染というところに落ち着いています。
私は、エアロゾルイコール空気感染ではないか、と思っています。
何より、アメリカの研究所でのデータでは、
ウイルス生存時間が、24時間以上の場合もある、というわけですね。
これは空気感染の一つと考えるべきなんですね。
これは重要なことで、
エアロゾルの場合、確かに3密によってある程度防げると思いますが、
空気感染の場合、それを超えてしまうわけです。
その証拠には、感染経路不明者の比率が上がってきているということがあります。
これは、だれの体から飛び出したかわからない、
その辺に漂っているウィルスをとり込んでしまった、ということでしょ。
エアロゾルと言えるのは、最近映像化してテレビなどで紹介されていますが、
くしゃみや咳などとともに、飛沫が口から出てくる。
もちろんこれは濃度も高いし、ウィルスも元気ですから、
感染率は圧倒的に高い。
しかし、飛沫のその先で、なおかつ空気中に漂うウィルスはいるわけです。
経路不明というのは、時に、ウィルスの出どころとなる人の特定ができないわけですから、
正に、空気の如く伝わってきているので、これは空気感染といえるだろう、と。
という理解をすべきだと思うんです。
したがって、私たちは、かなりの比率でウィルスをとり込んでいるはずです。
何より、空気感染(もある)という前提でとらえれば、
かなりの人が、すでに感染している、ということでしょ。
私は不思議に思っていることがあったのですが、
病院というのは、定期的に院内感染を防ぐための訓練など
シミュレーションとして実施しているはずなんです。
しかも一般から比べれば、ディフェンスもしっかりしている。
ま、私たちよりはるかにわきが固いわけでしょ。
にもかかわらず、降ってわいたようにどこそこの病院で陽性者が多発している、
何てことはしばしばでしょ。
実は、こういうところの大半は、その他の病因、例えば脳溢血とかで、
緊急搬送されてくる患者さんが、これが隠れコロナ患者だったりするんですね。
暫くは気が付かないのですが、数日で容体が急変する、
と、同時に、看護師、他の入院患者に伝染している、ということのようです。
つまり、かなり広範囲に伝染していて、しかも症状に個性差があるので、
個々の判断が、しにくい、ということがあるんですね。
ま、確かに人との接触は避けることが、かなりの確率で感染防止になるとは思いますが、
まずは、空気感染的な実態を想定すべきでしょ。
ともかく奴らはしぶとい、ということですよね。
とはいえ、ほとんどの対応が、手詰まりになっているでしょ。
症状が出たからといって、病院に行けば、安全かと言えば、
むしろ、病院がクラスターの温床になってしまっている。
家にいろというから、閉じ籠っていたら、家族間での感染が出てくる。
正にどうすりゃいいの、ですよね。
ここにきて、抗体の話が出てきました。
抗体というのは、
ウイルスに感染すると、体内から追い出そうと回復に向けた防御システムが働きます。
これが免疫反応で、この働きの過程で一定期間後に体内に作られるのが抗体です。
略してIℊと言われています。(1グラムじゃありません)
で、人間の場合、これにさらに分類されGというグループ名がつきますので、
IℊG、ということになります。
なんかの文で、IℊGという言葉が出てきたら、抗体のことだと思ってください。
で、免疫のシステムとして、外部からウィルスが侵入してくると、
外敵襲来とばかり、免疫系の様々な細胞が最前線でまずは戦います。
で、どうも手ごわい敵だとその素性調べをします。
まあ一種の情報を集めるんですね。
この場合、コロナウィルスの体を引き裂いて、その特性をチェックするんですね。
いやあ、すごいシステムでしょ。
守られている本人の知らぬところで、とてつもない活動が行われているわけです。
で、そのチェックの結果、どんな武器で対応すればいいのか、ということを模索します。
ここに時間がかかると、敵はどんどん攻め込んできますから、症状が増悪しやすくなるんですね。
で、何とか間に合って、攻撃用の武器を作り出すことができた、と。
これが功を奏すれば、病状は回復するわけです。
この時、新開発の武器を携えて、ウィルスに立ち向かうのが、B細胞と言われているものです。
ところが、このB細胞、1種類の抗体しか作れず、
しかも、1種の抗原(ウイルスのこと)しか、認識しないんですね。
つまり、朴訥というか不器用というか、新型コロナウィルス用に育成されると、
それ以外の応用が利かない、という点があります。
ま、普段はこれで何とかなっているんですね。
でも最近、仮説にすぎませんが、
新型コロナウィルスに関していると、やや複雑な抗原としての性質があるらしく、
抗体を惑わせる術を持っているらしい。
惑わされた抗体は、正常な人の細胞まで攻撃してしまう。
正に自己免疫疾患を誘発されるわけです。
したがって、なまじ抗体が出来上がったものの、健全な細胞まで攻撃してしまうとなると、
これがあまり意味を持たなくなる。
だって、あほな抗体が、いざ出陣とばかり、戦地に向かったものの、
戦場で味方に銃を向けるようなものでしょ。
私が発症した重症筋無力症がそうなんですね。
抗体が味方を攻撃してしまう。
もしかするとこれに近いことが、肺で起きているんじゃないか、という見解が登場したんですね。
でないと、あの急激な症状の悪化は考えられない、という専門家もいるんです。
まあ、ともかくやたらややこしい奴らですね。
でも大半の人は、それほど増悪しない。
ですから、もしかすると、すでにかなりの比率の人が、陽性、もしく陽性無反応、または偽陰性、
なんじゃないか、と思うんですね。
ですから、抗体があるということは、一度、B細胞が戦った痕跡があるということですね。
したがって、ある種の感染者とみなせるわけです。
となると、感染者の母数がもっと大きくなるし、そうなると、致死率も下がる。
そもそも致死率というのは、死亡者の数はわかりやすいですが、
感染者の数がつかみにくいので、致死率という数値は医療側のめどに過ぎないでしょ。
ま、ここまでくると、事態鎮静後の様々な分野での総括が、ある意味期待されますね。
| 水嶋かずあき | - | 09:22 | comments(0) | - | - | - |









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