水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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様々な死因
世界中が、ひっくり返ったような騒ぎでコロナの現状を受け止めていますが、
政府、医療機関、国民それぞれの相当の努力があって、
現状に抑え込んでいる、ということが大前提です.
西浦教授の言うように、放っておけばどうなるのか、ということを
前提にして想定しないと、頑張りの評価ができないでしょ。
まあ、死亡者40万人、と言うのは、たしかに統計学的算出によるものだとは思いますが、
それにしてもびっくりの数字でしょ。
まあ、こういうのって、誤差率を見ても最大と最小の数値があるわけで、
きっとこれは最大数値なんだろうと思うんです。
きっと、先生は、今までの体験の中で、人間が持っている正常性バイアスによる、
なめてかかるという特性を熟知していて、
最少の数字ではその気にならないかもしれない、という配慮があったのではないか、と思うんですね。
つまり、なんだかんだといかに死なないか、ま、立場によっては、死なせないか、
ということが最大テーマなわけです。
その上での警告なんですね。
.
そもそも、人は死ぬのは嫌ですから、死なないような行動を原則的には取ります。
でも、なんかの拍子に、あてがくるって、死に至ってしまう。
つまり、人はいつか死ぬんですが、死んだということの客観的要因というものがあるわけですね。
これが死因です。
で、インフルエンザで、いったい何人死んだのか。
言い換えれば、コロナでの死亡者数と比較して、
ある種のコロナの恐ろしさを認識すべきじゃないか、と思って、データを調べてみたんです。
尋ねたところは、厚生労働省の「ICD基本分類による年次死亡者数データ」というところです。
もし興味があったら「」の文字で検索できるはずです。
.
まあ、人の死についてのことなので、不謹慎と感じられたら、初めに謝罪しておきます。
ただ、世の中には、実に多様な原因で死を迎える、ということがよく分かります。
まず総数です。
要は一年間で何人の方々がお亡くなりになったのか、ということですが、1,362,470人です。
人口の1%ちょっとですね。
出生が1%を割ってますので、人口減少はこのことでもよくわかります。
その1位は、悪性新生物〈腫瘍〉で 373,584人。
要はがんです。
2位は、心疾患(高血圧性を除く)で 208,221人です。
3位は、老衰で109,605人。
これは高齢化の象徴ですね。
ある意味、病気ではないわけでしょ。
多機能不全に類なんでしょうか。
要は肉体、および内臓機能が衰えてきた、ということが要因でしょ。
きっと、痛いとか苦しいとかがあまりないんじゃないでしょうか。
死因を選択できるんだったら、老衰ですね。
.
で、このデータでは、およそ考えられる死因は網羅されています。
その項目数はざっと1万3千個項目に及びます。
逆によくぞそこまで考えた、という項目が並びます。
例えばです、
「無重力環境への長期滞在」なんて死因があります。
まあ読んでお分かりの通り、宇宙飛行士が宇宙ステーションに長期滞在して、
それが元で亡くなった時のことですね。
まあ、ちょっと考えられない項目でしょ。
当然、日本のデータとしては「ゼロ」でした。
一つ妙な項目がありました。
「戦争行為の続発・後遺症」という項目です。
現状にそぐわない項目だと思いませんか。
でも、ここに「1」という数値がありました。
いたんですね。
年齢を調べたら、男子で、76〜80才の区分に記入されていました。
医師が検死して、これは戦争行為の続発・後遺症だ、と判断したんでしょ。
なんか、ものすごい世界ですね。
それと、驚いたのですが、
「食料不足」という項目があって、22名でした。
まだ20名以上の方が、飢餓状態で亡くなるんですね。
ま、もしかすると拒食症的な人も含まれるのかもしれません。
ついでに落雷というのはゼロでした。
.
さて、そもそもはインフルエンザで、何名亡くなったのかを調べたかったんです。
3,378名でした。
これは単純に一つのインフルエンザではなく、何種類かのインフルエンザでの結果です。
つまり、インフルエンザというと、同一のウィルスにかかる、と考えがちですが、
冬季になると、あれこれ出てくるんですね。
今年はA香港型、とか言ってますが、あれは主なもので、
それ以外のウィルスも隙あらば、と狙っているんです。
きっと、今後、インフルエンザの時期になると、新型コロナウイルスも顔を出すんでしょうね。
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で、現在の新型コロナによる死者数ですが、415人。
やはり昨年のインフルエンザと比較してしまいがちなんですが、
圧倒的に少ないでしょ。
3,378人と比較すればですがね。
ついついこのような数値を見てみると、騒いでいるから抑えられたのか、
もともと、この程度のはやり病は普通のことなんだ、ととらえるのか、
迷ってしまいますよね。
少くなくとも、昨年、非常事態宣言を出したり、外出自粛を要請したり、
それに伴う休業補償の話が出るほど、
インフルエンザを警戒はしなかったでしょ。
.
ま、いずれにしても一段落したら、適切な判断だったのか、という検証が必要ですね。
| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:00 | comments(0) | - | - | - |









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