水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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やっぱり最後は免疫力ですね

今までも、何回か触れてきましたが、もう一度整理してみます。
新型コロナウィルスと私たちの戦い方についてです。
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私たちは、生物としてこの地球上に登場して以来、ウィルスと戦ってきました。

おそらく、他の動物との生存競争とか、地球環境の変化への対応とか、

飢えとの戦い以上に厳しい戦いをしてきたと思います。
で、何とかウィルス戦争に勝ち残ってきたのです。
ほかの生物、ありとあらゆると言っていいと思うのですが、みなウィルスと戦ってきました。
そして、勝ち残ってきたから、今があるのです。
おそらく、もう絶滅してしまった生物種の中には、

ウィルス戦争に負けて、姿を消した種だっていたはずです。
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で、どのような戦いなのか、というと、いわゆる免疫という戦いです。
これはすべての生物が、長い生存の歴史の中で勝ち取ってきた一つの生体防衛システムのことです。
まず、ウィルスが私たちの体に付着します。
当然ですが、体内に侵入しそこなったやつらはたくさんいるはずです。
で、口とか粘膜とか、侵入しやすそうなところに取りついた奴らが、入り込んできます。
ウィルスの特性なんですが、自己増殖できません。

他の生物体の細胞を利用することによって、増殖するんです。
どうやるのか、というと、まず細胞の膜を破壊して侵入します。
そこで、その細胞のDNAを支配下に置き、自分のDNAを製造させます。
こすからい奴らでしょ。
まあちょっとしたテロリストのようなものです。
で、複製をどんどん作らせます。
新たに生まれてきた複製は、その細胞を飛び出して、次に侵略する細胞を探します。
そしてたどり着いた細胞に入り込むのです。
こうした体の中で増殖してゆきます。
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さて、私たちの体では、こうした外敵取りついたを排除するためのシステムがあります。
これがいわゆる免疫と言われているものです。
ざっとこんなシステムだと理解してください。
外敵と戦う防衛本部があります。
これは自分の守備範囲以外には、その戦力を行使しませんので、
正に自衛隊のようなものです。
この自衛隊では、まさに無数の自衛隊員を24時間体制で、外敵監視のために
体内パトロールをさせています。
で、ある隊員が、新型コロナウィルスが侵入していることを発見します。
すると、まずはこの見回り係の隊員は、ウィルスの体の一部をはぎ取って、
本部に戻ります。
敵侵入の報告と、敵のDNAを含めた情報が自衛隊本部に伝達されるわけです。
すると、自衛隊本部内にある、戦歴資料館みたいなものがあって(本当なんです)
今まで外敵と戦ってきた時のデータが残されているんですね。
そこで早速、DNAを分析し、侵入者に対して有効な武器を資料に基づき製造します。
これを戦闘員、通常B細胞と呼ばれているものに持たせ、現場に向かわせます。
B細胞は、現場につくとこの武器を使って、戦います。
ところが、必ずしも有効な武器であるかどうかは、やってみないとわからないんですね。
実は結構、一発では決められない。
過去のデータが生かされればそれはそれでいいのですが、
時に手持ちの武器では勝てない場合がある。
B細胞はもどってきて、あの武器は使えなかったと報告するんです。
特に、新顔の侵入者に対しては、しばしばこういうことが起きます。
すると、なんと新規の武器を製造するんです。
時に試行錯誤があります。
当然ですが、対抗できる武器を的確に作り出すことができない場合があります。
実は、この試行錯誤の時間が長いと、敵に侵入を許してしまうんですんね。
体内でその勢力を拡大してくるんです。
当然体調は崩れ、時に重症化し、さらには死に至ることもあるんです。
これは、一重に健全に、強力に、速やかに自営本部が機能しない場合です。
高齢者は、そもそも健全化機能が衰えていますから、どうしても犠牲になりやすい。
また、他に病気を持っている人なども、

新規侵入者に対抗する余裕が、
自衛本部になければ、これまた、勝ち目がないわけですね。
.
で、あれこれの試行錯誤の結果やっと対抗できる武器を作り出した、とします。
これが速やかにできると、回復が始まるんですね。
この時の武器のことを抗体と言います。
抗体検査をして、抗体があったとすると、これは勝てる武器を作ったという履歴のことなんですね。
もう大丈夫です。
同じ敵には二度と負けません。
要するに、このコロナ戦争に勝つには、早いとこ、抗体を作る能力を獲得することなんです。
自分の体内でそれをなし遂げるのが、免疫で、
他の力で成し遂げるのが、ワクチンです。
アビガンなどの薬は、自己免疫機能が発揮できる手助けをするわけですね。
見た目は回復しますが、抗体をしっかり作った経験をデータとして確保しないと、
またかかってしまう可能性もあるわけですね。
.
さて、症状が悪化するというのは、この新規に有効な武器を開発しそこなうことと、
あわせて、多勢の敵が一挙に侵入してきた場合です。
ごく普通に、戦だと考えてください。

源平の壇ノ浦の戦いでもいいですし、豊臣徳川の関ヶ原の戦いでもいいです。
ちらほらやってきた敵なら何とかなりそうでしょ。
でも、軍勢10万、とか大軍が押し寄せてきたら、これは厳しい戦になる。
私は実は、なんだかんだとかなりの人が、ウィルスの侵入されている、と考えています。
でも、その軍勢の数がちょぼちょぼだと、何とか勝てる、時に症状すら出ることなく、
新たな武器を見つけ出して、抑え込むことができる。
ところが、大軍相手ではそうはいかない。
つまりですね、3密を避けようといってますが、
これは、空気中に放出されたウィルスの数が、

多くなるというか、濃くなる環境のことを言ってるんですね。
一気に、大軍に襲われる、と考えてください。

同じようにウィルスに取りつかれるのでも、戦いやすい状態であることが必要なんです。
.
私は、このメカニズムから考えて、感染しないようにする、

ということも対応策の一つだと思いますが、
ごく軽くかかってしまう、というのもありかな、と思っています。
なにしろ、免疫のメカニズムから考えれば、
ともかく抗体を持つ、つまりウィルスに有効武器を持つ、ということが必須なんですね。

ただ、ごく軽くかかる方法というのが難しい。
ま、そこでワクチンの登場を待つわけですが、
いずれにしても、先の話になりそうでしょ。
したがって、やはり、感染しないようにする、というのが第一であることは間違いないです。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 06:11 | comments(0) | - | - | - |









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