水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
<< 公衆衛生観念の高さが基礎にある | main | うそをつかない人 >>
海抜登山

最近友人に会ったら、ちょっと太った?と聞かれました。
いやいや実は2キロほど体重オーバーなんだ、と白状しましたが、
結構、みんなコロナ太りになったようで、
朝から晩まで 居間でごろごろしてて、飯食っちゃごろ、飯食っちゃごろ。
で、合間に食卓においてある駄菓子の類をポリポリ。
お茶飲んでせんべい、コーヒー飲んでクッキーという具合でしょ。
太りますよね。
家の中でやるエクササイズなんて、3日もすればやめてしまう。
テレビでもしきりに家の中で体を動かせ、なんてやってますが、
まあその時だけで、基本三日坊主でしょ。
これは何とかしなくちゃですね。
.
話は変わります。
北海道の最北端、稚内の町に出かけて行ったことがあります。
海岸に立つと、西に利尻島が見えます。
稚内からは船で、1時間40分、距離にして30キロぐらい。
相模湾でいえば、伊藤と大島ぐらいの感覚でしょうか。
まあ、割と近くに感じられる距離です。
島の面積の割には、標高の高い利尻岳がそびえていて、なかなかの景観なんです。
この利尻岳、標高が1721メートル。
別名利尻富士と言われるように、頂上から左右対称にすそ野がゆったり広がっていて、
富士好きの日本人には、なかなか受けがいいんですね。
そこでは、いくつかの登山道があるのですが、そのうちの一つ、北側の登山道では、
正式な登山道に入る前に、海辺に降りて、海面を触るのだそうです。
つまり、一度海抜ゼロメートルに身を置くわけです。
それから、集落を抜け、登山道に入る。
後は頂上を目指し登ってゆくわけですが、
こうして、頂上に立つと、頂上の高さ1721メートルを、
正真正銘登ったことになるわけでしょ。
海面から頂上ですから。
.
富士山に登ったとします。
3776メートルの山頂に立ったとしても、
多くは、途中から登山に入るので、実質3776メートル登ったことになりません。
ま、それでも海抜0メートルから富士山頂へ、

なんて企画があるようです。

多くの山は、陸地の真ん中にあるので、
海辺の海抜ゼロからスタートするのは難しい話です。
大山に、実質標高差を登山するとしたら、平塚の浜で海に触って、
平塚の町を抜け、伊勢原を抜け、大山道に入り、頂上に立つ。
標高1252メートルですが、大山のふもにたどりついただけで、バテバテでしょ。
ま、その意味で利尻岳は日本の中にあって、標高をそっくり登れる山としても、
なかなか興味深い存在なんですね。
.
で、すでにこのブログでもご報告しましたが、
私がやっている肥満防止運動なんですが、できれば歩くことを心がけていますが、
まだまだ歩くことに慣れていないので、ものの2〜30分その辺をぶらぶらしてると、
家に戻ってしまいます。
で、息も上がらない。
これじゃあ運動にならないだろうと、もう少し体に負荷のかかることを、と始めたのが、階段登りです。
これはマンションの非常階段が、地上から最上階の22階まで続いているので、
これを登ってみよう、と。
イメージしたのは利尻です。
1階まで下りて非常階段の入り口のカギを開ける。
中からは鍵なしでも出られますが、防犯上、外からは鍵がないと入れないんです。
で、階段を前にした状態が、海面を触った状態でしょ。
最初の一段の時にストップウォッチを押します。
頂上に着くのに、10分30秒ほどかかりました。
所があまり休憩をたっぷりとると意味がないんじゃないだろうか、と。
結構、足の筋肉って疲労回復が早いんですね。
ですから、1分休めばほぼ7割ぐらい回復するんです。
ということは足の筋肉に負荷がかからない。
多少苦しくても休憩時間を少なくして、なるべく早く登りきるほうがいいんじゃないか、と。
で、一挙に8分台突入。
ま、今は7分台になってきました。
階段の段数は、最初に登った時に勘定したのですが大間違いでした。
正確には、363段なんです。
まあ、あと2段で365段。
そうしたら登る時に、水前寺清子の365歩のマーチでも歌いながら登るのも悪くないか、と。
.
何回かやってきてタイムが短くなったのもそうですが、
ある変化がありました。

非常階段の5階から22階まで鉄製のパイプの柵なんですね。
つまり外の景色が丸々見えるわけです。
高くなればなるほど、実は怖い。
で、中央側の手すりに半分つかまったりしていたのですが、
これが怖くなくなったんです。
考えてみれば、今まで何回か登ったけど一度も落ちてないんですね。
大丈夫だ、と思ったら怖くなくなったんです。
.
登るにつけ、ま、当たり前ですが、近隣のビルの屋上が見えてきます。
この変化もなかなかいいもんですね。
ちょっと余裕でしょ。
でも、間違いなく、15階あたりから肩で息をするようになります。
もう肺の中の全ての空気を出し入れしている、という感じですね。
その時は苦しいのですが、そのあとの爽快感がこれまたいいもんです。
ちょっと身近なところでの海抜登山を楽しんでします。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:37 | comments(0) | - | - | - |









     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< May 2020 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE