水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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四角四面の判断

オリンピックが今年なくなったせいか、そのはけ口を求めるかのように、

世界の国々がコロナ対策の方法や成果を比較したがっているようです。
あたかもA国、B国に比べ私の国は勝っている、かのごとき表現が目立ってきました。

金メダル狙いといった発言です。
まだ、ゴールには入っていないんだから、
どこでどんな数値に変わるか分からないでしょ。
それこそマラソンでいえば、やっと折り返し点ぐらいだと思うんです。
中間点での順位など意味がないでしょ。
.
さて、もし、中国が共産主義国家でなければ、もっと情報伝達が透明化し、
その対策は多くの国の支援の下、共有され、これほどにはならかなったのでは、と思うでしょ。
もし、アメリカの大統領がトランプでなかったら、
オバマケアが実行されていて、国民の健康維持に、大いに寄与していたはずですし、
その後の様々な言動も、火に油を注ぐようなことの繰り返しで、
今こそ米中協調の下、対応すべきという時に、ののしりあっていますよね。
挙句の果てに、アメリカ経済は出口が不透明になったおかげで、史上最悪の失業率。
正直、トランプでなければここまで悪化しなかったんじゃないか、と思うんです。
まあ、もし、が続きますが、
もし、日本がシンゾー・アベでなかったら、この後手後手の政策にはならなかったんじゃないか、と。
受け狙いでマスクの話を持ち出したり(でも届いてない)、
正に受け狙い政策の最たるものの持続化給付金などで(きっと後世の評価では、令和の悪政の一つになる可能性あり)
後先考えずに、目の前の火消に躍起になっている。
もちろん目の前の火消は最緊急・最重要課題ですが、もう少し長いスパンで斟酌するのが政治というものでしょ。
いかにも国民は、嬉しそうに10万円を受け取っていますが、要はこれは借金なわけで、
この借金は誰が返すのか、です。
つけはあとからまわってくるんで、今は鈍感になっていますが、
このしわ寄せを日本国民は、当面の間背負ってゆかなくてはいけない。
まあ、申し訳ないですけど、私たちの世代は、さっさといなくなりますが、
後に残った、子、孫は苦労するでしょうね。
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前にも書きましたが、日本が日露戦争をするにあたって、軍資金がなかった。
そこで、あちらこちらに借金の申し出をしたけど、けんもほろろに断られてしまうんですね。
ところが、ロスチャイルドだけが、「うん」と言ってくれて、これを借りるわけです。
まあ結果としては、あの強国ロシアに勝って、日本は国際社会で一躍地位を上げるわけですが、
勝ったものの、借金は残ったわけです。
私は、その額まで知りませんが、この膨大な借金を延々と返し続けて、
返済が終わったのが、昭和56年のことです。
始まりは1904年。
で、借金が完済したのは、1981年です。
なんと、77年の長期にわたって、国庫から借金を払い続けたわけです。
おそらく国民は、そんな借金を払っているなんて知らなかったでしょうね。
ま、タラレバの話になりますが、その借金返済額の分、国民は使えるお金が少なくなっていたわけでしょ。
まあ、つけは後世にまわされる、というのが政治の社会の概念です。
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で、要は、現政権の厚労省にしろ、西村本部長にしろ、当然、シンゾー・アベにしろ、
後手後手の政策についてあまり反省していないですね。
加藤厚労大臣が、「誤解があった」とか発言しましたが、これは完全に責任回避の文言でしょ。
誤解を与えた、が正しい使い方。
そもそも、大規模な体制づくりが必要になる、と考えたんでしょうね。
まずは、感染したかどうかの検査の窓口に保健所が担当しました。
わたしは、正直、なに?と思いました。
単純に考えれば、病状の認定をするのに、医師の資格のない人が受け持ったわけです。

町医者に行って、受付の女の子が、おずおずと出す保険証を見ながら、患者さんに二三質問。

で、それを聞くと、今日はこのままお帰りになって様子を見てください、

とか言われたら、なんだこの病院は?と思うでしょ。

町医から、自分が検診した患者さんが、どうもこれはちゃんと検査した方がいい、と思い、
保健所に連絡したところ、ことわられた、なんて話がずいぶんあったでしょ。
医師の判断に保健所職員の判断が上回るなんて、資格軽視も甚だしいでしょ。
このへんから妙だな、と思い始めたんです。
で、その時の判断基準として、4日、37.5度以上の発熱、というのが基準になった。
私は、これは、にわか仕込みの職員が判断するのですから、
項目はできるだけ具体的にした方がいい、と考えたんだと思うんです。
ま、おそらく、手元に文書があって、これはごくラフなマニュアルです。
電話を取り上げた時から、様々な症状聞き取りのやり取りの文例があって、
そこに、検査を必要とする判断基準として、4日、37.5度が記されたいたんだろうと推察します。
この、4日、37.5度の基準を聞くたびに、例えば、
これが5日で、37.4度だったらどうなるのか、とか、3日で、37.6度だったらどうなるのか、
と考えたんですね。
明確な基準は必要だと思います。
でなければボーダーがグレイいになって、
個人的な心証が優先し、公平さが壊れるでしょ。
妙に心揺さぶられるような訴えがあって、それほどでもないのに、あら、かわいそう、とか同情して、
判断を間違えることがあってはならない、という考えでしょ。
大いによろしいんじゃないですか。
どこかで判断基準は必要です。
とはいえ実際にあった話で、37.5度が2日続いた時点で相談した結果、

もう少し待つように指示されたご老人がいたんですね。
ところが翌日症状が悪化し、緊急で入院したんですが、
4日待っていたら、危なかったと、ネットに投稿した人がいました。
つまり、4日、という基準は、目途に過ぎないということです。
保健所職員の四角四面の判断を信頼できるのか、ということになるでしょ。
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そこで新判断基準が登場しました。
いや、遅い。
後手の典型ですね。
それによると、息苦しさや強いだるさ、高熱などの強い症状がある、ということです。
まあ、これによって解釈が広げられ、1人でも多くに人が検査を受けられるようになるので、

これまた結構なことなんですが、
一方で、その体制ができていれば問題ないのですが、
わっと窓口に希望者が殺到し、その処置ができるのか、という疑問もあります。
だって、判断基準がグレーでしょ。
つまり、あいまい。
息苦しい、なんて、だれでもあるし、本人申告です。
強いだるさもこれまた本人申告です。
はたから判断できない。
まして高熱というのは、何度のことなんでしょうね。
ともかく、批判をかわそうと、安易に基準を変えてきた。
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こういう場合、こうすればいいのです。
まず、最初の4日、37.5度は基準として残しておく。
で、新たに息苦しい、という項目、強いだるさ、などを付け加え、
今まで報告されている諸症状を整理し、例えば、味覚、嗅覚に異常がある、とか、
咳をすることが多くなった、とか、
腸の不調を感じるとか、まあ、様々な項目を設け、
これにいくつ該当するかで、判断するんです。
これは、目こぼしを少なくし、ささやかな症状を的確判断することができるはずです。
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これが科学でしょ。
もう少しまともな政策展開ができないんでしょうか。
政治家のリーダーシップというより、判断力のレベルの低さが露呈してきていますね。
まあ、いずれ一段落したら、しっかりと総括する必要もあります。
これは与野党ともに、国のかじ取り和任せられているんですから、
謙虚に反省すべきです。
今日現在600人を超える犠牲者が出ました。
コロナで死んだ、というより、政治家の稚拙な判断で殺された、と言ってもいいでしょ。
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ともかく、落ち着いたら、各国の数値比較をして、どこに問題があったか、はっきりするはずです。

金メダルの確定は、その時でいいでしょ。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:31 | comments(0) | - | - | - |









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