水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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憎悪というDNA
もし、コロナの感染が拡大していなければ、なんて想定なんですが、
今頃は、シャカリキになって七夕飾りを作っているところですね。
昔と違って体力がないですから、2〜3時間やってはちょっと休み、
二日も続ければ三日目はお休み、というペースなんですが、
それでも、日々のめぐりの基本は、七夕飾りの製作に傾注していたはずなんです。
でも、まあこういう状態ですから、今年は中止。
その意味で、ぽっかりと予定表が白紙になってしまったんですね。
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で、ここである動きが出てきたのです。
これは何もあの七夕祭りをやろうというのではなく、
今回中止になったのは、第70回湘南ひらつか七夕祭り、です。
しかし、世の中がコロナ騒動で混乱していようと何だろうと、
7月7日の七夕様は、やってくるわけでしょ。
だったら、こんな状態であっても、七夕様は七夕様、という文化は大切にすべきです。
また、今の時代の七夕様は、願掛けの意味を持っています。
「願」をかけるというなら、早くコロナが収束しますように、だって願は願でしょ。
そこで、市内の子供たちとその他の人を含めて、3万枚の願い事を書いた短冊を
飾ってみようというプロジェクトが動き始めたのです。
ま、急ごしらえの企画なので、先のことは分からないのですが、
確かに、中止で一息ついていたのですが、それは七夕祭りであって、
七夕様という五節句は、それはそれなんだ、という認識があったんです。
ま、大事なことなんで、できれば協力したいな、と考えています。
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それはさておき、ともかく時間を持て余しているわけです。
で、ついついはまっているのが、YOUTUBEですね。
まあ映像によるウィキペディアみたいなもんです。
検索すれば大体のことが映像としてストックされているんですね。
で、なぜか、第一次世界大戦の映像とともに、そのすべての経緯を
丁寧に整理したナショジオの作品を見たのです。
全部で、4〜5時間はあったでしょうか。
それで浮き彫りになったのですが、人類は、共食い的性向を持っている、ということです。
いや何も食べちゃうということではなく、いとも簡単に殺しあうんですね。
当時の人口は推計ですがおよそ17億人ぐらい。
で、この大戦で戦死した軍属は双方合わせて1000万人と言われています。
民間で700万人ぐらいが戦闘に巻き込まれて死んでいます。
つまり、致死率1%ということになりますでしょうか。
これはウィルスにやられたわけでもなく、国家間のメンツで命を落とした人の数です。
このころから、戦略的兵器が開発されて、戦車や火炎放射器など、が登場します。
塹壕を作り、そこに籠っての持久戦のような戦い方に変わったので、
どうしても決着がつきにくく、開戦から終戦まで4年4か月の間、戦うんですね。
太平洋戦争は、3年8か月でした。
これだけの長期にわたる戦いになると、戦傷者の数も増えてゆき、
正常でない肉体を持った人を社会が抱えると同時に、精神的にも多くの人が病み、
世の中全体の正常な生活がすべて狂い始めるんです。
要するに、死傷という残酷な現実もさることながら、戦争という人の悪意へのしっぺ返しを
人間社会そのものが背負うことになり、最終的には市民がその犠牲になるのです。
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ではなぜこんなばかばかしいことを人間は始めてしまったのか、といういことですね。
簡単な話、戦争とは、戦争を始めるということの意志を決定できる人が、
戦争を始める、と言うからなんです。
もちろんその周囲の意見もあると思います。
時の総合参謀長が、この戦いは勝てる、なんて言うか言わないか、なんて言うも重要でしょ。
さらに政権の中枢の人が、好戦的であるかどうかでしょ。
当時のヨーロッパは、まだまだ王権国家でした。
それぞれの国に、王族が存在していて、そのもとに政府が置かれ、軍隊が統括されていました。
ですから、最大主権の王様が、やる、と言えばやるんですね。
最前線で、血を流しながら祖国の名誉のために戦っている兵士たちをしり目に、
王宮でパーティを開いているという頓珍漢な主権者だったのです。
で、彼らの中に、面子とか、名誉とか、我欲だとか、闘争本能のようなものがふつふつと沸き上がり、
いわばチンピラの街角の喧嘩のように、
なんだてめえ、うるせいコノヤロー、ふざけんじゃねえ、上等じゃねえか、後で吠え面かくなよ、とか、
要はそんなやり取りの挙句が、戦争なんですね。
憎悪の結晶みたいなものです。
まあこれじゃあ、国民はたまったものじゃないでしょ。
国民は戦場で血を流す。
それも、万、十万、という単位でです。
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悲しいかな、私たち人類は、そのDNAに憎悪という感情をもれなく持っています。
これがある条件で増幅されると、相手の人格を否定し、時に命を奪い、争いを始めるんですね。
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黒人が白人の警官に殺害されたということで、アメリカ中にその波紋が広がっています。
日本人の私たちは、またか、と思いがちですが、逆にまたかなんですね。
つまり全然変わらず続いている現象ということです。
これに関わりこんなことがネットに投稿されていました。
【母が作ってくれた若い黒人が従うべき暗黙のルール】
・手をポケットに入れてはいけない
・パーカーのフードをかぶってはいけない
・シャツを着ないまま、外に出てはいけない
・一緒にいる相手がどんな人か確認する。たとえ路上で会った人でも
・遅い時間まで外で出歩かない
・買わないものを触らない
・たとえガム一つだったとしても、何かを買ったらレシートかレジ袋なしで店を出てはいけない
・誰かと言い争いをしているように見せてはいけない
・身分証明書なしに家を出てはいけない
・妻や女性に暴力を振るう人と一緒に車に乗ってはいけない
・ドゥーラグ(頭に巻く、スカーフのような布)をつけたまま運転してはいけない
・妻や女性に暴力を振るう人と出かけたり、ドゥーラグを巻いて出かけたりしてはいけない
・大きな音楽をかけて車に乗ってはいけない
・白人の女性をじっと見てはいけない
・警察に職務質問されたら、反論してはいけない。協力的でありなさい
・警察に車を停止させられたら、ダッシュボードに両手を乗せて、運転免許証と登録証を出してもいいか尋ねなさい
これを投稿したのは、ウェルチさんという黒人の男性です。
この16の戒めですよね。
白人中心の世界で黒人が注意すべきことです。
こんな制限の中で生きてゆかなくてはいけない、ということ自体、息苦しくて、心ふさぐことですね。
どうして人は憎悪から解放されないんでしょうか、
当然ですが、憎悪され、憎悪するという両方です。
| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:04 | comments(0) | - | - | - |









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