水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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責任を痛感する

線状降雨帯という厄介なものが登場しますが、
これって前からあった気象現象なのでしょうか。
もしかすると地球温暖化の産物なんでしょうか。
詳しいことは私は分かりませんが、
とてつもない大きな恐怖を感じますね。

次から次えと雨雲が覆ってくるのですから。
九州はまさにコロナ禍が治まる間さえなく、とんでもない災害に遭遇してしまいました。

犠牲になった方々のご冥福をお祈りするとともに、

被災者の心痛が和らぐよう、念じています。
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更に、東京を中心に、コロナは全然勢い衰えず、
大雨被害とコロナの二本立て状態になって、テレビのワイド枠が組まれています。
で、ついつい、そちらに目が行きがちなんですが、
時が時なら、つまり、コロナもなく、大雨被害もなければ、
テレビの主役になるべき出来事は、河井夫妻の選挙違反疑惑でしょうね。
ここにきて、さらなる内幕が徐々に明らかにされてきました。
まあ素人ながら、これが最終、不起訴にでもなろうものなら、
正に日本の民主主義は死んだ、ということになるでしょうね。
ま、それほど明々白々の状況です。
この事件のすべてが、胡散臭い流れになっていて、
こんなことが堂々とある地域で行われていた、ということ自体おぞましさの限りですね。

その主導が、自民党の中核で行われていたとすると、最悪の政権ということになります。
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詳しくは様々に報道されていますが、どんなに贔屓目に見たって、
金銭を受領した側が、市長だの地方議員だのの職を辞退しているんですから、
その気がなかった、つまり収賄の意思を持って渡したわけではない、
なんて言い訳が通るわけがない。
一庶民としては成り行きを見守るしかできないわけですが、
司法が持っている正義を信じるしかないですね。
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さて、この問題でまだ問題が残っています。
それはこの件に関する安部ちゃんの謝罪会見です。
その席でこう言いました。
「かつて法相に任命した者として責任を痛感する。
国民におわび申し上げる。
批判を真摯(しんし)に受け止め、緊張感を持って政権運営に当たる」と。
まあ解説するまでもないですが、
これは私の能力のなさであって、こういう事態になったことの責任を痛感する、と言っているんです。
で、この会見を見た方も多いと思うのですが、少なくとも私は、
責任を痛感するって、どういう意味なんだ、と思ったんですね。
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私たちの日常で考えてみましょう。
どえらいミスをして、そのことを関係者に詫びようと、
しかるべき場所で頭を深々と下げて、
責任を痛感します、と言ったとします。
で、それで終わりですか?
痛感するといえばいいのですか?
つまり文脈としてはただの前段に過ぎない。
責任を痛感し、それゆえ…という言葉が必要でしょ。

痛感した責任のとり方です。
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人を殺した奴が警察署の玄関先で記者団に囲まれ、
頭を下げて、責任を痛感します、では、と立ち去ったら、
責任をとれ、と周りはがなり立てるでしょ。
どのような責任の取り方があるのか、それはともかくです。
要は言えばいいってもんじゃない。
責任の取り方をきちんと見せる必要がある、と思うんですね。

安部ちゃんは、政権運営にあたる、と言ってるんです。

このような状態を招いた能力ですが、でも、政権を担当する、と言うことですよね。

確かに形容詞的に緊張感をもってとか付け加えていますが、

1億2千6百万人の暮らしをコントロールしようというのですから、

どうであれ緊張感は持っているでしょ。

で、政権運営にあたる、というんですから、今まで通りじゃないですか。

責任を取る具体的な行動はみじんもない。

.

なぜ、安部ちゃんのそういう言葉に引っかかるのか、と言えば、
実は安部ちゃんは、年がら年中責任を痛感している、と言っているんです。
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思い出せる限りの事例を書き連ねますと、
河井法相と菅原一秀経済産業相(当時)が汚職匂いふんぷんとする中で辞職。
これに対して任免責任者として責任を痛感している、ということでした。
森雅子法相が失言をし、かなり国会でもめ、それを収拾すべく
責任を痛感している、と言いました。
更に、森友学園問題の公文書改ざんがより明確になった時も
責任を痛感している、という会見をしました。
そして、例のかけマージャンで辞任した黒川弘務前東京高検事長の定年延長問題の時も、
責任を痛感している、と言ったんです。
まだまだあります。
新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の期間延長の時も、
読みが甘かったということで、責任を痛感している、と。
さらに、拉致被害者有本恵子さんのお母さんの嘉代子さんと
横田めぐみさんのお父さんの滋さんの逝去にあたって、何もしてあげられなかったと、
責任を痛感したのだそうです。
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で、です。
6回も責任を痛感していながら、その責任を取るという具体的な行動は一切ないでしょ。
口にするだけ。
最近、口先だけじゃん、と言う思いが強いのか、
安部ちゃんの様々なスピーチが白々しくて仕方ないのです。
まだまだそれなりに支持している人はいるとは思いますが、
私は、言葉に信頼できないんですから、当然政策にも疑心暗鬼です。
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例の河井夫妻へ配られた1億5千万円のうち、国民の払った税金で賄われている政党支援金から、
1億2千万円が支出されているということですね。
つまり、俺の金じゃん、ということです。
それが、安部ちゃんの悪口を言ったとか言わないとかで逆恨みをして、
溝手顕正前参議院議員への刺客として杏里を立候補させた、と言われています。
こうなると、責任を痛感しています、なんて言葉だけじゃすまないでしょ。
民主主義への冒涜ですから。
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で、気になるところなんですが、
結局、責任を痛感しただけで終わりなんですかね。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 09:32 | comments(0) | - | - | - |









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