水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
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あべちゃん元気かな

改めて、日本の国家がどのように運営されているのか、整理してみましょう。
まず、主権在民と言っているのですから、民主主義を採用し、
公明に選挙によって、私たちの代表を選出し、
その人たちは、立法府たる、参議院か衆議院のどちらかに属してしています。
参議院議員248人、衆議院議員465人、あわせて713人。
で、基本的には三権分立ですので、立法府としての権限は立法行為にとどまっています。
行政府としては、立法府の代表が各機関、省のトップを務め、その下に議員たるの政務次官、
官僚たる行政府代表の事務次官がいます。
各省庁のお役人の任免権を私たちは持っていません。
一方、司法に関しては、最高裁を頂点に、段階的に裁判制度が実施できるように、司法制度が整備されています。
ちなみに、司法委関係の畑に進出するには、司法試験の合格者で、それぞれ裁判官、検察官、弁護士のいずれかの選択をします。
これも厳しい試験合格者ではありますが、私たちは、最高裁の裁判官の罷免権はありますが、任命権はありません。
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主権在民と言いますが、国の基本的骨格である三権については、
唯一、立法府の構成員の選出のみ権利を与えられているのです。
残りの二つの分野については、独立的な運営がされていて、司法に関しては個人に意思によって職を得ることができますが、
通過のための試験も含め、私たちはその就任について手出し口出しできません。
官僚もそうです。
国家公務員ですから相応の試験成果がないと合格しないのだと思いますが、
誰を採用するのかは、管轄省庁の担当者に任せられるわけでしょ。
つまり、人事の基本である人選の権利があるのは、三権のうち立法だけなんです。
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ですから、主権在民と言いながら、主権とは何か、と言うことについて、

私たち自身はあまり真剣に考えてこなかったと思うんですね。
まあ、悪く言えば、因習と言うか、旧来のシステムを踏襲し、そんなものだ、と受け止めているわけです。
つまり、三権分立のメカニズムはこれでいいのか、と言うことなんですね。
なんとなくですが、何年かに一度、国政選挙が行われ、私たちに意思は反映されている、と考えています。
まあ、中には金をばらまいて議席を確保する広島方面の輩もいますが、きっとこれは例外的な存在でしょ。
で、問題は、立法府の構成員を自らが選択した気でいて、それによって主権を行使したと思い込んでいるんですね。
よく考えてください。
私たちの生活の大半は、行政府によって形作られています。
ただそこのトップには、国会議員が就任するんで、そのことも主権が及んでいると考えがちですが、
総理大臣をはじめ、私たち国民の意思を反映した人事ではありません。
国会議員による人事ですから(それもごく一部の)、間接的ではあるので、
主権が及んでいると言う実感を得ることはできません。
ただ、713人の国会議員の選出に関わったと言うことでしかないのです。
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何を言いたいのか、と言うと、
行政と立法の人事が一部重なっているために、
行政府の権限と、立法府がすべきこととの位置関係が判然としないでしょ。
予算委員会などで、あれこれ党派の代表が行政府に対して質疑をしています。
立法府の一員としてです。
望ましい法律を作るのが彼らの役割です。
で、これらの疑義に答えているのは、立法府の一員として選出された大臣、副大臣なんです。
これらは行政府の責任者として回答しているわけです。
なんか妙なシステムだと思いませんか。

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そもそもが最も妙なシステムとして感じるのが、議員立法と言う制度とその表現です。
様々な状況を鑑み、法文を作成し、新たな時代の流れに沿うような新たな法律の成立を目指すことでしょ。
つまりこれこそ、立法府の最大の使命ではないですか。
その使命を担わんとして各地で手を挙げ、立候補し、選挙で選択される、
つまり立法の担い手として国会に登場しているんですから、
立法にための議員でしょ。
でも議員が立法にかかわった法律は、議員立法と言われる。
じゃあそうでないのは誰が立法するんだ、と言う事でしょ。
まあ、当然ですが関係省庁から上がってくるわけです。
行政がスムースに効率的に展開出来るような法律が出てくるわけです。
決して間違いだとは思いませんが、
その成否の権限を国会議員が握っている以上、行政府は不等式としての小さい側に位置するわけです。
どこが三権分立なんでしょうね。
これは、ただの概念に過ぎないのでしょうか。
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要は、立法と行政の境目が判然としないため、微妙にお互いに互助会的な存在になっていますね。
行政を担う、国家公務員として、何千何万の人が関わっているか知りませんが、
立法側の713人も、そもそも何しているのか判然としないでしょ。
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最近の実感です。
コロナ騒動はもう国難と言っていいでしょ。
こんな騒動の最中にも関わらず、国会は開かれていない。
専門家が強制力を持って感染拡大をコントロールするために、
新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正をしてほしいと。
切々と訴えているのに、取り上げる場がない。
なんていう立法府だ。
713人の国会議員はこんなとき何をしているんだ、と思いませんか。
与党とか野党とか、主義主張の前に、国民の健康と安全と言う、政治が守るべき第一義の対応を、
真正面から、取り組んでいない、としか見えないでしょ。
何より、安部ちゃんは姿を見せませんね。
もしかしてコロナにかかったんじゃないでしょうか。
何しろ、意地を張るように配布したマスクを着けていましたから、

あれじゃあ、コロナにやられちゃうんじゃないの、
とみんな言ってましたもんね。
ともかく顔がでかいのかマスクが小さいのか、妙なアンバランスでしたもんね。
ひょっとしてひそかに治療中かもしれません。
みっともなくて陽性でした、なんて言えないでしょ。

マスクのせいにされちゃうから。

 

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:35 | comments(0) | - | - | - |









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