水嶋かずあきの甘辛問答

神奈川県平塚から、水嶋かずあきが語ります。
ギリシャ文明も疫病で衰退した

昨日の続きです。
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ざっとおさらいすると、民主主義という人間の社会を管理運営するシステムは、
古代のアテナイで始まりましたが、今日に至るまで、その望ましい形を求めて、
試行錯誤が繰り返されています。

しかし、今だに最終的な理想形は見いだせていません。
これは人間社会の延々と続く、支配者と被支配者の歴史でもあるわけですが、
動物社会のいやおうなしの本能に深く根差したものなんですね。
この支配、被支配というのは、人間社会に限らず、
群れを持って生活するさまざまな動物社会では、
当然のシステムとなっています。
力のあるものが支配をする、ということですね。
サルの群れだって、オットセイの群れだって、ライオンの群れだって、
力あるものが、その他の個体を支配します。
そのほうが、優秀DNAを子孫に継承できる、という鉄則があるからなんです。
まあ、生物種の基本セオリーなんですね。
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ところが、人間に「個」の自覚が生まれてきます。
そもそもの生物種の最大の本能である、自由な行動に対する願望、が根底にあります。
これは、虫も、魚も、鳥も、獣も原則的に行動の自由が与えられています。
動物ということは動く存在であり、その動くことは動物自身が持った意志によるものなのです。
しかし、個の生存と、個の自由な行動は、時に相反することがあり、
自由な行動より個の生存が優先するため、しばしばその願望は抑圧されてきました。
ところが、現ホモサピエンスの発生から、20万年。
この長い歳月の中で、知力が蓄えられ、群れ生活の本能的知恵によって、
支配、被支配が生まれてきます。
特に、農耕牧畜の発見により、「蓄財」が可能になり、
より多く蓄えたものと、そうでなかった者との間に貧富の差が発生します。
これが、そのまま支配被支配の関係を作り出し、
人間社会の中に、支配の力が生まれてくるのです。
これは合わせて、被支配の人に、被支配を容認することも伴いました。
しかし、根底にある願望としての個の行動の自由は、消し去ることができません。
そこで、しばしば、支配被支配の力関係を打破しようという行動が起きます。
そして、それが形として出てきたのが、支配者である王家の打破で、
専制支配の社会から、民衆支配の社会にかじ取りが行われたのです。
民主主義の台頭です。
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人類の歴史とは、どのような視点で見るのかによって、大きく流れが変わってきます。
そして多くは支配者の視点で歴史を見ていることが多いようです。
平安期であれ、源平の抗争、戦国時代、平和とはいえ江戸時代、明治の近代への黎明期など、
多くの節目が、支配者の動向を伝えることが歴史であるという認識が普通です。
しかし、トータルに、支配被支配の流れで見ると、
人間が何を求めて生きてきたのか、ということがはっきりしてくるのです。
民主主義の歴史は、紀元前5世紀ごろに繁栄を極めいた古代アテナイが出発点ですから、
7千年以上の歴史を刻んでいるのです。
で、間違いなく、現代は、民主主義が最もよく行われている時代になったといえると思うのです。
しかし、現在の民主主義は決して完全ではありません。
そもそもシステムそのものに、欠陥があるんですね。
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特に今回のコロナ騒動で、民主主義のいくつかの欠点が浮き彫りになりました。
何より、社会全体として、対応が遅いということです。
選択の決定に、多くの声を反映させるべき民主的運営をとろうとすればするほど時間がかかります。
今回のコロナ騒動で、私が関係する民間団体のいくつかの総会が、
書面総会に変更されました。
今までのように、皆が集まって、1時間とか2時間の議論の末に結論を出す、
ということを省略して、文書を郵送し、異議ある場合は文書を提出する、という、簡素な手続きに変えたのです。
まあ、よくよく考えれば、だからと言って大きな問題はありませんでした。
なんだ、こんなのでいいの、という感じですよね。
いままであれこれ時間かけていたのはなんだったんだ、と。
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時間はかかるという以外の問題も、あります。
時に、衆愚と言われるような、過半数を超えるというだけの理由で、
欠陥のある対応方法を選択する場合があります。
逆に、数を頼みにしようと、ポピュリズム的手法をとる場合もあります。
正に、これらの民主的と思われる手法が本当に民主主義なのか、
行動の自由を広く認めることが民主主義なのか、
大いにチェックすべきでしょ。
あの民主主義国家の権化のようなスウェーデンで、
個人の行動を縛らない、という選択をした結果が、多くの感染者を出し、
多くの死者を出してしまいました。
この側面だけで見れば、民主主義の敗北です。
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妙な符号ですが、民主主義の元祖のような古代のギリシャ文明でしたが、
この文明を衰亡させた「アテナイの疫病」というのがありました。
患者たちは神殿に助けを求めてつめかけ、神にすがったそうですが、
病苦に打ち負かされ続けたので、かえって、神殿から遠ざかったとのことです。
神殿が、クラスターの拠点になってしまったんでしょうね。
その後の研究で、この時の疫病は天然痘かはしかだろうと言われています。
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この話、今のコロナ騒動にも通じませんか。
個人の自由な行動も、時によりけりなんですね。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:38 | comments(0) | - | - | - |
民主主義度のチェック

私たちは、平素、国の名前を呼ぶのに、略称で呼んでいます。
まあ、頻度の高い国としては、まずアメリカですよね。
ご存じのとおり、正式にはアメリカ合衆国。
でも、時に米国などと漢字で表現します。
パンを食ってるのに、米の国か、なんていう人もいますが、
中国では、美国。
いつもつの角付き合っているのに、漢字の表現では、美しい国です。
その中国ですが、正式名は、中華人民共和国。
イギリスはややこしい。
単にイギリスか、英国と言ってますが、実は、

正式には、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国。
英語だと、United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland。
どっちにしても領収書に宛名を書く時、はみ出しそうでしょ。

形容詞として、Greatが付いていますので、これまた、かつては日の沈むことのない
大英帝国の名残がしますね。
中国の場合、世界の真ん中の国というい意味があるのだそうで、
その誇りを表現したんですね。

韓国は、大韓民国。
韓国、大きな国だぞ、と。
どこが、と思いますよね。
恨みつらみを流せないけつの穴の小さな国なのに。
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さて、わが日本ですが、日出ずる国としての思いがあったのだと思いますが、
太陽を崇める民族的な思考が、国名にも国旗にも表れています。
普通、王様がいると、王国とか、またいなければ共和国とか、形容詞を付けるんですが、
日本は単純そのもので日本国。
そういった思いを国名にしてきたんですね。

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世界に200あまりの国々がありますが、その国名の6割は、共和国となっています。
英語では、Republic。
で、共和国の意味は、 専制君主国ではない、という意味で、歴史的には、
王家と民衆が争ってきた古い履歴を持っているのです。
古代アテナイでは王を追放して市民が政治を行いましたが、
この時の政治形態を、デモクラティア(民主制、民主政、民主主義)と言いました。
で、ローマでも王を追放して、元首・貴族・平民による混合政体となりますが、
彼らはあえて、デモクラティアとの名称を避け、レス・プブリカ(共和国)と表現したのです。
その理由は、デモクラティアは、衆愚政治を意味するということでした。
つまり、よくよく見てみれば、歴史的にも、民主主義国という名称と共和国という名称は、
双子のようなもので、ただ、ローマでの経験を引きずっているに過ぎないのです。
共和国というのは、君主がいない民衆の国です、という意味ですね。
現代の国で共和と民主は、ほぼほぼ同じ概念なわけです。
アメリカでは共和党と民主党の二大政党での政権争いが有名ですが、
少なくとも、概念としては同じなはずなんですね。
世界中の地域で国が興され、滅亡したり、新たな国が登場したりと、
様々な経験をしてきましたが、基本は、支配的な王家と民衆の争いです。
ですから、それらの経緯の上で、民衆が勝ち取った国権には、
民主か、共和かの名乗りを上げるわけですね。

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国名として、現代もなお王家が存在し、王国を名乗る国は10ほどあります。
イギリス、スウェーデン、オランダ、スペインベルギーなどヨーロッパに多いですね。
国名で、正直滑稽なのが、北朝鮮です。
朝鮮民主主義人民共和国が正式名称。
どこが民主主義で、どこが人民で、どこが共和国か、と思いませんか。
金王朝の国でしょ。
噂ではオンジョン国王の跡取りは妹のヨジョンと言われていますよね。
民衆の国であるなんてイメージのかけらもないでしょ。
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さて、グダグダと国名について書いてきましたが、これは前置きです。
(前置きの割に長すぎましたか)
表現するしないにかかわらず、その国の体制は、ほぼ民主主義国家でしょ。
王家が存続していようと、それは日本の天皇家と同様、国民の象徴的存在なので、
実質は、民衆の意思決定で国が運営されているわけです。
これを民主主義と言います。
政治形態としての民主主義と、概念としての民主主義はいささかずれますが、
まあ、それでも、選択権は民衆にあるというのが、その本来です。
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さ、そこで、わが日本には、どの程度選択権が与えられてきているのか、
と考えたことがありますか。
いや逆に、国民は満足しているのかどうか、でしょ。
21017年のデータです。
世界の国々の民主主義度のランキングというのがあります。
イギリスのさる調査グループがランキングしています。
それによると、完全なる民主主義、と評価されている国々は15か国ぐらい。
まあ、相撲でいえば幕内ですね。
次はいささかランクが落ちて、欠陥のある民主主義国というランク名で、
相撲でいえば十両。
ここに日本はいますが、それもほぼ最下位の全体41位です。
で、これは意識の問題と、制度の問題に分かれるような気がするんです。
意識の問題は時間がかかりそうですが、日本ではさほど項目別の得点では問題ない。
問題は、制度のようですね。
今の国会の運営システムに、問題がありそう。
それと議員選出方法ですね。
でも、まあ、既得権があって、この改革な難しいでしょ。
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そこで時間はかかっても、意識の向上を図ることではないか、と。
今回のコロナ騒動により、新生活基準なるものが提案されていますが、
いい機会ですね。
真の民主主義の在り方として、国民一人一人が考えをチェックしてみる。
いいと思ったこと、習慣的だったこと、その当たり前のスタンダードを、
一度斜め後ろから見てみれば、
真の民主主義国家に近づけるんじゃないか、と期待するんです。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 08:55 | comments(0) | - | - | - |
バラのまち・平塚

先日、マンションの非常階段上りをしているときに、
同じ階の住人の人とすれ違ったんです。
むむ、と思って、何しているんですかと聞いたら、
運動不足解消で、廊下や階段を使って、歩き回っています、というんです。
私もそうなんです、と。

私は得意げに、これから頂上の22階まで上る予定です、と。

前にも書きましたが、全部で363段。
登り終わると、肺の中の空気をこれでもかと、出し入れすような状態になります。
まあ、普段だったらめったにやらないことですね。
ちっとは、運動不足解消になっているかな、と勝手に納得しています。
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人それぞれにこんな風に少しは動いているようですが、
この時期ですから、やはり野外を散策するなんてのが、いいんじゃないでしょうか。
昨日なんかは、Tシャツでちょうどいいくらいの気候でした。
風がいささか強く吹いていましたが、木々の緑も鮮やかで、
道端の花壇も色とりどりの花が咲いていて、
運動不足解消と、いささか疲れた心に潤いを取り戻すには、絶好の季節です。
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一昨日から、6月に放映予定のSCNの市民クラブTV枠の作品撮影に動いています。
これは、「バラのまち、平塚」というタイトルで、この町とバラの花の関係を
美しいバラの花の映像を背景に、ひも解いてゆこうという作品です。
したがって、いくつかのバラの名所めぐりをしてきました。
ちなみにご紹介します。
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近場では、駅南口のロータリーの広場ですね。
ベンチも設置されていて、色とりどりの花、そして今満開のバラ、
中央には人魚の像があって噴水も流れています。
なかなかのシチュエーションです。
ぜひ、5分でも10分でも時間を作ってベンチに腰掛けてみてください。
花も、たっぷりの肥料とていねいな手入れもあって、見事な咲きっぷりです。
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市役所に出かけて行くついでがあったら、南、西側の花壇を訪れてください。
ノックアウトという品種が色とりどりに咲いています。
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八幡山洋館ですが、ここにも花壇が整備されています。
何より洋館というシチュエーションにバラの花がとてもマッチするんですね。
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パイロットの工場のフェンスで咲いているバラの花は圧巻です。
1950年、工場創設と同時に植栽されたそうで、もう70年の歴史があります。
何より、400メートルに及ぶ景観は圧巻です。
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総合公園ですが、ここには、2か所の花壇があります。
ステージ南側の花壇と、北側の花壇の2か所。
北側の花壇は、平塚の花卉生産者の組織で、バラ部会というのがあって、
この方々が、総合公園建設に際して、植栽したものだそうです。
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馬入のホテルサンライフガーデンにも、rose gardenという庭があって、
テーブルセットが配置され、柔らかな日差しを浴びて、薫風を胸いっぱい吸い込んで、
心身ともにリフレッシュできる、素敵な場所です。
どなたも自由の入ることができます。
ちょっと足を延ばしてお出かけになってはいかがですか。
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この取材をしていて、改めの発見したのですが、駅北口のロータリーにも
バラがいっぱい咲いています。
まあ、花壇と言えば花壇なのですが、道路ふちに植えられている街路樹の一種なんですね。
同じく、駅前の交差点の横にもバラの花。
市役所の南東の位置の交差点もバラの花。
また、美術館前の歩道にもバラの花、ということで、
よくよく見てみると、まさにこの町には、バラの見どころ満載なんですね。
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バラの専門家にも取材をしました。
そもそも平塚にバラが登場したのは、1960年代に、温室での花卉農業として、
ばらに注目したのだそうです。
で、当時の青年たちが、一致団結して、バラの花づくりに邁進し、
1970年代に入ると、バラの生産高日本一、という偉業を成し遂げます。
まあ、この日本一はその後も維持している訳でもないのですが、
これがきっかけで、あちらこちらでバラの花を咲かせるようになったのだそうです。
ま、間違いなく、平塚はバラのまちなんですね。
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バラの世界でもさまざまな品種が開発され、
その都度命名されるのですが、皇室の女性の方々の名前を付けることも多いそうです。
中には、総理夫人の、あきえ、と命名したばらもあるそうです。
私がどんな花なんですか、聞いたら、
まあごく普通のバラで、そもそも人気がないですね、とそっけない。
そんなもんなんですかね。
こんなところにも世相が反映されているようです。
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ま、ともかく、どうせ散歩するなら、ばらめぐりをしたらどうでしょう。
今とちょうど真っ盛りです。
近くの花壇で、コロナ騒動から逃れて、
やすらぎのひと時を過ごされることをお薦めします。

| 水嶋かずあき | 平塚のこと | 10:33 | comments(0) | - | - | - |
学ぶべき事例は山ほどある

冷静に見ていると、良かれと思ったことが裏目に出たり、
もたもたして見えていたことが、実は着実な前進につながったり、
各国の、四苦八苦しているところがよく見えてきます。
もちろんわが日本もそれ以上にドタバタとしているんですが。
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2019年12月30日、保健機関が作成した「原因不明の肺炎」に関する公文書が中国のネット上登場。
まだ当然このころは何が何だかわからなかったのです。
で、年が明けて、どうも事態は重大らしい、と。
日本ではまだおとそ気分が抜けきらない1月7日には、正体不明の肺炎の原因は、
新種のコロナウイルスだ、と特定されます。
で、なんと、9日には最初の死者が出ました。
でもまだまだこのころは対岸の火事だったでしょ。
そして何やらえらい騒動は中国で起きている、と。
で、1月23日に武漢の封鎖が行われます。
駅にバリケードが張られ、市場には人っ子一人歩いておらず、
いやいや中国は共産国家だけあってやることは無茶だな、と思っていたんですね。
きっと皆そうだったと思います。
まさか明日は我が身とも思わずにです。
日本では、1月20日武漢を訪れた日本人が感染発覚。
ここらから、ちょっと他人ごとじゃないぞ、という雰囲気になってきました。
対岸の火事の高みの見物に火の粉が降ってきたわけです。
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このコロナに関するそれぞれの国の動きって、かなり様々でしょ。
まあ、早期にねじ伏せた国もあれば、
もたもたしているところもある。
早めに切りつけたからと、まさに床上げしてしまった国もある。
なかなか優れた対応をしていると評価の高い国もある。
かといって、感染拡大が収まる気配すらない国もある。
で、お国柄はともかく、やはり共通しているでしょ。

基本は人と人の接触なんですね。

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初期のころイランに感染者が多く出ました。
正直、中国、韓国、日本など、近隣の国々はともかく、
なぜイランが、と思いました。
しかし、なんだかんだと抑え込んだんですね。
でも、でもです。
ここにきてぶり返してきたようです。
感染防止対策の当局者からは活動再開は「時期尚早だったかもしれない」と反省の声。
まあ、感染確認者が減少に転じれば、だれだって、早く規制を解いてもらいたいでしょ。
一度規制を解くと、もう子供のように、その後は言うことを聞かなくなるようですね。
イランでは、4月11日から感染リスクの低い地域で企業活動や都市間移動の制限を緩和したのです。
テヘランでも18日から小規模店舗などの営業が再開され、今では街頭やショッピングモールにも市民が多く集まり、
以前と変わらぬ状況にありつつあるとか。
政府の要請にもかかわらず、他者と密集しない「社会的距離」を守らずに、

マスクを着用しない人も目立つのだそうです。
規制を解くと、今までにたまったものがうっぷんのように吐き出され、

かえって言うことを聞かなくなるようです。
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ドイツでも順調に抑え込んでこれたと思っていたのが、ここにきて、第二波的な様相を見せつつあるようです。
メルケル首相は11日、国内の新型コロナウイルス感染が再拡大している可能性がデータで示されたことを受けて
国民に対し、人との距離を一定に保つためのソシアルディスタンスを堅持するよう訴えました。
コロナにしてみれば、どっこい、おめおめと死んじゃあいねえぞ、と言うとこでしょ。
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さて、ご本家中国武漢では、ここにきて、武漢全市民1100万人の検査を準備することになったようです。
抑え込んだと思っていたのに、どうもそのへんがあやしい、となったからでしょ。
武漢では、4月8日のロックダウン解除後、またも新たな感染例が報告されたのです。
あの徹底した中国方式の抑え込みでも、ちょっとした隙にコロナは復活するんですね。
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新型コロナウイルス対策において、韓国は世界の模範とされています。
しかし、ここにきて、ソウルの繁華街で複数のゲイクラブを含むナイトクラブでクラスターが発生して
新規感染者が急増していて、当局は今週予定されていた学校の再開を延期したそうです。
出どころがゲイクラブということもあって、濃厚接触者も口をつぐみ、感染経路を追いきれないそうです。
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まあ、いかにもさっさと問題を片づけた、と思われる国々も、
ちょっと油断すると、足元をすくわれてしまうんですね。
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これらの事例を見てもわかるとおり、コロナを甘く見ちゃいけません。
なにしろ、未感染者といううぶな人たちは、まだまだごまんといて、
コロナウィルスにしちゃあ、いいお客さんなわけです。
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日本でもすでに気が緩み始めているでしょ。
ここで一番ふんどしを締めなおさないと、私たちも同じわだちを踏むことになります。
それぞれの国の経験から、多くを学び取るべきです。

世論に押されて、経済を優先し、判断を間違えないでほしいと思いますね。
それでなくとも、今のこの国のかじ取りは、頼りないんだから。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:46 | comments(0) | - | - | - |
感染こそ最大の防御
人体とその免疫機能については今までも、素人ながらこのブログに書いてきました。
で、理屈の上で、新型コロナウィルスにどのようにして打ち勝つのか、というのは、
ただひたすら、免疫力によって、体内にウィルスの対抗できる能力を培うことしかないのです。
つまり、白血球、マクロファージ、リンパ球といった免疫細胞が健全に機能することなんです。
でも、いくら頑張り屋の免疫細胞軍でも、コロナ軍に勝つには、コロナ軍の弱点を突く武器が必要です。
素手じゃ勝てない相手なんですね。
で、この武器は、抗体と言われるものです。
正確には、コロナ軍に勝つことのできた武器の製造方法の情報とでも考えてください。
この抗体は、コロナ軍との激戦の中で、防衛本部が知恵の限りを尽くして、作り上げた武器なんです。
ですから、この武器製造の情報さえストックしておけば、次にコロナ軍がやってきても撃退できるのです。
すでに防衛本部及び免疫細胞軍は、奴らの弱点を熟知しているからです。
不思議でしょ。
こんなメカニズムが、私たちの体の中に用意されているんですね。
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ですから、実は、早いとここの抗体を作れるようになればいいのですが、
これには、コロナ軍の攻撃を一度受けて、これに勝つか、
さもなければ、ワクチンというもので、撃退方法を体外から注入してもらうかのどちらかなんですね。
ところが、効果的な薬、まあこれを援軍としましょうか。
体内でコロナ戦争が起きて、いささか劣勢となった。
このままじゃ負け戦になるかもしれない。
となった時は援軍が頼りでしょ。
これが、いわゆる治療と言われるもので、様々な医療機器によって体調のサポートをしたり、
様々な薬で、コロナ軍の弱点を突いたりとするのですが、
人には個性差があって、治療の作戦がジャストフィットするとは限りません。
この場合、残念ですが、救済できなくなる。
ですから、体内に抗体を作り出すには、かなりのリスクがあるわけですね。
でも、今の人間の身体的な、メカニズムから言えば、
さまざまな個性差をのりこえて、コロナ軍に勝つためには、
この抗体を作り出すことしか、方法はないのです。
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改めて整理すると、
コロナ軍と戦って勝ち残った人は今後も勝てます。
でも戦った経験がない人は、三つの選択があります。
一つは、感染してしまい、これまで感染した人がやってきたような戦いが勃発するということ。
その結果はまさに、個性差があるので、無発症か、発症しても何とか生還するか、
重篤化して時に死亡してしまうかのどれかです。
次に、ワクチンを投与してもらい(ワクチンができてからの話です)
激戦に至る前にコロナ戦を収束させるということ。
三つめは、着実な防御をし、感染を徹底して避ける、ということです。
でも、これが目に見えない相手ですから、むずかしい。
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初めの、感染してしまえば二度と感染しない、という理屈ですが、
これは、集団感染と言って、みんなでかかれば怖くない、みたいな発想です。
これは北欧のスウェーデンが選択したコロナ対応方法です。
確かに理屈では、抗体をみんなが持てばそれ以上の悪い状態は起きない、とばかり、
市民の外出などに制限を設けなかったんですね。
世界中が自粛による不急不要の外出を制限するなかにあって、
そこは締め付けなかったんです。
ところがどっこい、思いのほかコロナ軍は強かった。
で、ここにきて、2万人を超える感染者を出し、
2500人以上の死者が出ています。
感染者の死亡率はノルウェー(約2.6%)の6倍近く、
同じ北欧のフィンランド(約4.2%)やデンマーク(約4.9%)と比べても3倍近くにのぼるんですね。
これは失策だった。
たとえば、中国、韓国は、とりあえず抑え込んだ、といって、自粛が緩みました。
普通の外出するようになったわけです。
途端に新規の感染者が出たでしょ。
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これらからも分かるとおり、 要は人と人の接触をいかに少なくするかしか方法がないんですね。
これは、あらゆる事例から明白なことです。
で、不安なのは、日本でもすでにゆるみが出ていることと、
この後の、自粛要請、緊急事態宣言の解消など、手綱を緩める手順が控えています。
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はっきり言って、この国でも、第二波の感染の嵐がやってくると思うんですね。
だって、まだ抗体のない人はごまんといるでしょ。
その意味で、真の収束は集団免疫の獲得しかないと思うのです。
やっとこのことを言い出す人が現れました。
順天堂大学医学部免疫学特任教授の奥村康医学博士です。
ドクター奥村によると、人口のうちの一定割合の人が一度このウイルスに感染して免疫を持つことで、
感染拡大が封じ込められていく、というのです。
これは、過去に世界で流行したスペインかぜや香港かぜ、
あるいはSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)など、
いずれも最終的に収束したのは、人間が集団免疫を持ったからなんですね。
まあ、いまは猛威を振るっている新型コロナウイルスも、最終的には集団免疫によって抑え込まれていくはずです。
ですから、見ようによっては、感染しておくほうが有利だというんですね。
もちろんリスクはあるのですが、選択としてそれもありではないか、という考えです。
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まあ、今の状況では、無視されてしまう論理だと思います。
特に、スウェーデンの事例がありますから。
ですが、病理学的な倫理としては、感染による抗体の獲得が、人間そのものに備わっている、
感染症対策なんですね。
ま、ここは時間稼ぎです。
何とか自粛をしながら、人類の防衛本部が有効な武器を開発してくれるのを待ちましょう。
| 水嶋かずあき | あれこれ | 09:11 | comments(0) | - | - | - |
不吉な警告
今日、8時58分、茨城県沖、深さ50キロのところでマグニチュード5.5の地震が発生しました。
震源に近くの町の震度が3程度でしたので、
まあ、最近たびたび発生している地域の小規模の地震の一つですね。
とはいえ、地震って何が怖いかというと、通常、前震・本震・余震の三段階に発生することが多いのです。、
特に、大地震といわれるものは、ほぼこの形態をとります。
で、実際発生した地震、例えば、今日の茨城沖地震は、千葉での地震などとの関連性など考えれば、
前震なのか、これが本震なのか、という判断がなかなかできない。
まあ、結果として、あとで仕分けはされていますが、起きた時は判断できない。
つまり、もし本震だとすると、さほど警戒することもないのですが、
これが前震なら、もうひとつこのあと、本格的なのがやってくる、と考えるべきでしょ。
なにしろ、ここが分からない。
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恐ろしい統計があります。
ある地震学者が、仲間の地震学者、いわば地震学会に所属している人たちに、
特に、南海トラフ地震について、私たちが予報を出したとすると、
(ぼちぼち地震が起きそうです、という警報のこと)
どの程度の正確性があるだろうか、とその自信のほどをアンケートとして取ったんですね。
すると、その集計結果では、99%不正確な警報となる、という答えでした。
つまりですよ、地震の予測って、まるでできない、ということでしょ。
100回出して、1回言い当てれるのが精いっぱいということですから、
こんなこと繰り返していたら、オオカミ少年の話になってしまいます。
オオカミ少年現象は、「習慣化による受信濾過」 といって、何度も繰り返されているうちに、
大脳として、取るに足らない情報、として処理されると、
いつの間にかその情報に鈍感になってしまう、ということで、
オオカミ少年の訴えを、正面から取り上げられなくなる、ということですね。
ちなみに、日本ではなぜか、その結果少年がオオカミに食べられてしまう、という結末になっていますが、
本来は、羊(少年は羊番をしていた)が食べられてしまった、というのだそうです。
まあ、どっちでもいい話ですが。
したがって、地震学者の先生は、予知できません、と言ってるんです。
それほど、大地の営みは複雑で、人間が知りえないことが多すぎるわけです。
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ですから、今回の千葉、茨城の群発的地震については、前震としての位置づけができないんですね。
さ、そこで、素人地震学者の登場です。
はい、水嶋かずあきです。
私の見解。
要は、東日本地震(東日本大震災というのは災害名です)というのは、太平洋プレートの沈み込みによって、
日本海溝の西側にひずみが溜まりました。
で、これが割れたわけです。
この地震の驚異的な点は、はじめ北のほうで始まったプレートの崩壊が、順に南に降りってきて、
ほぼ茨城沖まで連続して近く崩壊があった、ということです。
まあ一種のドミノ倒しの原理ですね。
まさかこれほどの範囲で地殻がこわれるって想像していなかったんですね。
あの時のマグニチュードは「9」です。
マグニチュードというのは、例えば、6と7の違いはおよそ30倍。
7と8との違いも30倍、そして8と9との違いも30倍なんです。
つまり、マグニチュード7に比べるとマグニチュード9というのは、およそ900倍になる、ということです。
ちなみにマグニチュードというのは、地殻が壊れて発生するエネルギーのことです。
通常マグニチュード7というと、結構な地震です。
今年1月27日にトルコ東部で発生した地震では、36名の死者が出ました。
この時のマグニチュードは6.8です。
おそらく建築の様式も原因と思いますが、マグニチュード6.8で死者が出るんです。
それが、マグニチュード9というのは、トルコ東部の地震の1000倍のエネルギーということですから、
これはとんでもない経験をしたわけです。
この時に、地図でいえば日本海溝の西側が、上から徐々に割れて下まで降りてきた。
で、今回の群発的地震が発生している部分は、その時の割れ残りではないか、と思うんです。
まあこれが全面的に割れたとしても、さほど大きなものにはならないのではないか、と考えるんですね。
むしろ、それによって、地殻に別な力が働いて、お隣の地殻に影響することが怖いですね。
もしそうなると、首都直下型地震です。
人間は地べたの下のことはよく分かっていないですから、単なる推測ですが、
茨城沖と東京直下の地盤の関係は、結構親しい間柄かもしれないでしょ。
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やはり本命は南海トラフでしょ。
なぜか、地震学者の専門家たちは、南海トラフの割れはじめは駿河湾トラフということにしていますが、
私としては、相模湾トラフと駿河湾トラフは双子のようなものですから、
南海トラフから相模湾トラフが外れることがいささか問題だと思っています。
駿河湾トラフと相模湾トラフは、フィリピン海プレートが、楔のような形で訪米プレートに突き刺さっているんですね。
いわば二等辺三角形の右辺と左辺の関係です。
ですから、駿河湾トラフの動きには、相模湾トラフも連動するんではないか、と。
.
ま、いずれにしても、コロナ騒ぎで、すっかりそちらの意識が言っていますが、
ここに南海トラフ地震、予想ではマグニチュード9クラスの地震が発生したら、
正に日本沈没ですね。
避難所では、超過密状態で、コロナはあっという間に広がる。
医療崩壊はいとも簡単に起きる。
コロナで手いっぱいのところに地震の負傷者が押し寄せるんですから。
きっと地獄図になりますでしょ。
.
まあ、情けないですが、そうならないように祈るばかりです。
| 水嶋かずあき | 環境 | 10:15 | comments(0) | - | - | - |
四角四面の判断

オリンピックが今年なくなったせいか、そのはけ口を求めるかのように、

世界の国々がコロナ対策の方法や成果を比較したがっているようです。
あたかもA国、B国に比べ私の国は勝っている、かのごとき表現が目立ってきました。

金メダル狙いといった発言です。
まだ、ゴールには入っていないんだから、
どこでどんな数値に変わるか分からないでしょ。
それこそマラソンでいえば、やっと折り返し点ぐらいだと思うんです。
中間点での順位など意味がないでしょ。
.
さて、もし、中国が共産主義国家でなければ、もっと情報伝達が透明化し、
その対策は多くの国の支援の下、共有され、これほどにはならかなったのでは、と思うでしょ。
もし、アメリカの大統領がトランプでなかったら、
オバマケアが実行されていて、国民の健康維持に、大いに寄与していたはずですし、
その後の様々な言動も、火に油を注ぐようなことの繰り返しで、
今こそ米中協調の下、対応すべきという時に、ののしりあっていますよね。
挙句の果てに、アメリカ経済は出口が不透明になったおかげで、史上最悪の失業率。
正直、トランプでなければここまで悪化しなかったんじゃないか、と思うんです。
まあ、もし、が続きますが、
もし、日本がシンゾー・アベでなかったら、この後手後手の政策にはならなかったんじゃないか、と。
受け狙いでマスクの話を持ち出したり(でも届いてない)、
正に受け狙い政策の最たるものの持続化給付金などで(きっと後世の評価では、令和の悪政の一つになる可能性あり)
後先考えずに、目の前の火消に躍起になっている。
もちろん目の前の火消は最緊急・最重要課題ですが、もう少し長いスパンで斟酌するのが政治というものでしょ。
いかにも国民は、嬉しそうに10万円を受け取っていますが、要はこれは借金なわけで、
この借金は誰が返すのか、です。
つけはあとからまわってくるんで、今は鈍感になっていますが、
このしわ寄せを日本国民は、当面の間背負ってゆかなくてはいけない。
まあ、申し訳ないですけど、私たちの世代は、さっさといなくなりますが、
後に残った、子、孫は苦労するでしょうね。
.
前にも書きましたが、日本が日露戦争をするにあたって、軍資金がなかった。
そこで、あちらこちらに借金の申し出をしたけど、けんもほろろに断られてしまうんですね。
ところが、ロスチャイルドだけが、「うん」と言ってくれて、これを借りるわけです。
まあ結果としては、あの強国ロシアに勝って、日本は国際社会で一躍地位を上げるわけですが、
勝ったものの、借金は残ったわけです。
私は、その額まで知りませんが、この膨大な借金を延々と返し続けて、
返済が終わったのが、昭和56年のことです。
始まりは1904年。
で、借金が完済したのは、1981年です。
なんと、77年の長期にわたって、国庫から借金を払い続けたわけです。
おそらく国民は、そんな借金を払っているなんて知らなかったでしょうね。
ま、タラレバの話になりますが、その借金返済額の分、国民は使えるお金が少なくなっていたわけでしょ。
まあ、つけは後世にまわされる、というのが政治の社会の概念です。
.
で、要は、現政権の厚労省にしろ、西村本部長にしろ、当然、シンゾー・アベにしろ、
後手後手の政策についてあまり反省していないですね。
加藤厚労大臣が、「誤解があった」とか発言しましたが、これは完全に責任回避の文言でしょ。
誤解を与えた、が正しい使い方。
そもそも、大規模な体制づくりが必要になる、と考えたんでしょうね。
まずは、感染したかどうかの検査の窓口に保健所が担当しました。
わたしは、正直、なに?と思いました。
単純に考えれば、病状の認定をするのに、医師の資格のない人が受け持ったわけです。

町医者に行って、受付の女の子が、おずおずと出す保険証を見ながら、患者さんに二三質問。

で、それを聞くと、今日はこのままお帰りになって様子を見てください、

とか言われたら、なんだこの病院は?と思うでしょ。

町医から、自分が検診した患者さんが、どうもこれはちゃんと検査した方がいい、と思い、
保健所に連絡したところ、ことわられた、なんて話がずいぶんあったでしょ。
医師の判断に保健所職員の判断が上回るなんて、資格軽視も甚だしいでしょ。
このへんから妙だな、と思い始めたんです。
で、その時の判断基準として、4日、37.5度以上の発熱、というのが基準になった。
私は、これは、にわか仕込みの職員が判断するのですから、
項目はできるだけ具体的にした方がいい、と考えたんだと思うんです。
ま、おそらく、手元に文書があって、これはごくラフなマニュアルです。
電話を取り上げた時から、様々な症状聞き取りのやり取りの文例があって、
そこに、検査を必要とする判断基準として、4日、37.5度が記されたいたんだろうと推察します。
この、4日、37.5度の基準を聞くたびに、例えば、
これが5日で、37.4度だったらどうなるのか、とか、3日で、37.6度だったらどうなるのか、
と考えたんですね。
明確な基準は必要だと思います。
でなければボーダーがグレイいになって、
個人的な心証が優先し、公平さが壊れるでしょ。
妙に心揺さぶられるような訴えがあって、それほどでもないのに、あら、かわいそう、とか同情して、
判断を間違えることがあってはならない、という考えでしょ。
大いによろしいんじゃないですか。
どこかで判断基準は必要です。
とはいえ実際にあった話で、37.5度が2日続いた時点で相談した結果、

もう少し待つように指示されたご老人がいたんですね。
ところが翌日症状が悪化し、緊急で入院したんですが、
4日待っていたら、危なかったと、ネットに投稿した人がいました。
つまり、4日、という基準は、目途に過ぎないということです。
保健所職員の四角四面の判断を信頼できるのか、ということになるでしょ。
.
そこで新判断基準が登場しました。
いや、遅い。
後手の典型ですね。
それによると、息苦しさや強いだるさ、高熱などの強い症状がある、ということです。
まあ、これによって解釈が広げられ、1人でも多くに人が検査を受けられるようになるので、

これまた結構なことなんですが、
一方で、その体制ができていれば問題ないのですが、
わっと窓口に希望者が殺到し、その処置ができるのか、という疑問もあります。
だって、判断基準がグレーでしょ。
つまり、あいまい。
息苦しい、なんて、だれでもあるし、本人申告です。
強いだるさもこれまた本人申告です。
はたから判断できない。
まして高熱というのは、何度のことなんでしょうね。
ともかく、批判をかわそうと、安易に基準を変えてきた。
.
こういう場合、こうすればいいのです。
まず、最初の4日、37.5度は基準として残しておく。
で、新たに息苦しい、という項目、強いだるさ、などを付け加え、
今まで報告されている諸症状を整理し、例えば、味覚、嗅覚に異常がある、とか、
咳をすることが多くなった、とか、
腸の不調を感じるとか、まあ、様々な項目を設け、
これにいくつ該当するかで、判断するんです。
これは、目こぼしを少なくし、ささやかな症状を的確判断することができるはずです。
.
これが科学でしょ。
もう少しまともな政策展開ができないんでしょうか。
政治家のリーダーシップというより、判断力のレベルの低さが露呈してきていますね。
まあ、いずれ一段落したら、しっかりと総括する必要もあります。
これは与野党ともに、国のかじ取り和任せられているんですから、
謙虚に反省すべきです。
今日現在600人を超える犠牲者が出ました。
コロナで死んだ、というより、政治家の稚拙な判断で殺された、と言ってもいいでしょ。
.
ともかく、落ち着いたら、各国の数値比較をして、どこに問題があったか、はっきりするはずです。

金メダルの確定は、その時でいいでしょ。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:31 | comments(0) | - | - | - |
屁が怖い

最近、私も外出時はマスクを着用しています。
私の理論的考察では、マスクで、うつすことを減少させても、うつることは防げない、
と考えているので、マスク不要論でした。
ところが、自分は、最も感染しやすい条件を、三つほど抱えているので、
それでも症状が出ていないから、感染していない、と。
ちなみに、三つの要素は、高齢、男、免疫疾患病、の三つです。
にもかかわらず無事なんですから、マスクが必要なのか、と思っていたのです。
でもまあ、このような状態になると、さすがに、なんか公衆ルールのようなもので、
マスクなしで出歩くのは非常識といういことになっているでしょ。
ですから、時に、マスクをするということが、ドレスコードのような感じがするんですね。
例えて言うなら、すっぽんぽんで表を歩いていたら、きっと逮捕されてしまいますよね。
わいせつ物公然陳列罪とか言って。
正確にはチン列罪ですね。
ですから、なんだかんだと、せめて半ズボンでもはいて、隠さなきゃいけない。
マスクも、これはある種のドレスコードでしょ。
ですから、最近なんかの拍子にマスクを忘れて、うっかり買い物なんか出ようものなら、
妙に気が咎めてしまうんですね。
おじさんの3回忌に平服で出かけて行ったら、みんな喪服を着ていた、なんて時は、気が咎めるでしょ。
まあ、あれに似た感じですね。

ところで、うちにはまだマスクが届いていないんですが、皆さんのところはどうですか。

400億余りの予算をとって、騒いだ割には、なんか良くわからないですね。

結果的に、ある程度コロナ騒ぎが収まってから届くのでしょうか。

ラーメン屋さんに出前をたのんで、遅いから催促したら、

へい、もう出ましたので、とか言い訳をしつつ、

結局、伸びたラーメンが届いたようなもんですね。

.
まあ、ともかく、いかに感染拡大を防ぐか、が世界中のテーマでしょ。
そこで様々な研究が行われ、様々な感染経路の解明が行われています。
そのうちの一つ。
おならです。
.
私の友人に、以前どうしておならは臭いのか、といういことを論理的に説明したことがありました。
簡単にいえば、嗅覚が反応するということは、そもそも臭いの元となるある物質が、
空気中を漂い、鼻に入ってきて、嗅覚を刺激するからでしょ。
何ミクロンなのか知りません微粒子状のものがが、ともかく、発生源から離れて鼻にたどり着くわけです。
例えばバラの花だったら、きっと、花弁のどこかから揮発性の物質が空気中に放たれて、
その物質を鼻の嗅覚神経が分析し、その情報を脳に届ける。
すると脳が判断して、これはいい匂いだ、となるわけでしょ。
おならの場合も原理は同じで、ある物質が空気中を漂い、鼻に入ってくる。
で、まあ大体はくさい、と感じるんです。
そこで、友人にこのメカニズムを説明したんですね。
要するに、おならがくさいのは、ある物質のせいだ、と。
詳しくは知らないけど、空気中に放出される前までは、大腸の中に存在したガスでしょ。
よくよく周りの環境を考えれば、要は、クソに囲まれていたわけだ。
つまり、クソの一部が微粒子として漂ってきてあなたの鼻に入ったから、くさい、と感じる。
はっきり言えば、おならは空気ではなく、細かいクソが漂っているわけで、
要はクソそのものが鼻に飛び込んできたわけだ、と説明したのです。
まあ素人の解説ですから多少は誇張されているかもしれないですけど、
以来、友人は、あまり気にしていなかったおならのにおいを、極端に避けるようになったそうです。
でも、まあ正解でしょ。
.
そこでこんな研究が発表されました。
このほどオーストラリアの医師が「オナラによって感染が拡大している可能性がある」と主張したのです。
実は、過去にも何人かの医師が「オナラを介して他人にウイルスがうつるのではないか」という説を主張したことがあります。
これには、ウィルスが大便中に生存していると言うことが前提です。
で、研究の結果、新型コロナウイルス感染者に一連の検査を行った結果、

55%の糞便から新型コロナウイルスが検出された、と報告しているんです。
しかも、無症状の患者の糞便でも用を足してから17日間もウイルスが存在することが分かった、というんですね。
当然のことですが、おならがくさい論理から言っても、空気中にウィルスが拡散する可能性はあるということです。
ですから、マスクではこれは防げないでしょ。
おならのにおいは、マスクをしていてもくさいですもんね。
.
で、もうひとつ。
またある研究のレポートです。
新型コロナウイルスは、患者の症状が回復し始めても男性の精子の中に残っていることがあるんだそうです。
これは中国の流行がピークに達していた1月〜2月にかけて、

男性患者38人の検査の結果、約16%は精子に新型コロナウイルスの痕跡があったというんですね。
で、専門家の話です。
「ウイルスはたとえ男性生殖器の中で増殖できなかったとしても、

恐らくは精巣の免疫特権のために持続する可能性がある」と。
免疫特権とは、免疫系がその領域に到達してウイルスを攻撃できない状態のことで、

これをやられると、精子の遺伝情報が壊されて、精子の機能が果たせなくなります。
だから、免疫系の攻撃から守るために、あの玉にはバリアが張られているんですね。
犯罪現場のトラロープのようなものです。
でも、ウィルスの奴らは、免疫担当の一般警察官が入れないことをいいことに、
ここに入り込んで来るわけです。
したがって、性交によって感染する可能性がある、と警告しているんですね。
.
もっとも、こちとらは、もう縁のないことで、そっちの心配はないですね。
むしろ、屁が怖い。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 10:20 | comments(0) | - | - | - |
闇で野味
人類史の中で特筆すべきことは、農耕牧畜の発見です。
特筆ということの意味は、より多くの個体を養えるようになったということです。
きっと、画期的と言っていいと思うのですね。
それまでの狩猟・採集の時代では、まさに自然の恵みですから、食料の確保が安定していない。
ちょっとした自然の要因に変化で、飢餓が襲ってくるわけです。
それと、生産性が低い。
一日、野山を駆けずり回って、獲物一匹ということだってあったはずです。
それが、今まで以上の量を収穫できて、しかも無駄に動き回ることもなく、
手元で食料を管理できるわけです。
さらに、貯蔵しているわけすから、飢餓の恐れは少なくなったんですね。
当然ですが、ここで人口は増え始めます。
現在に至るプロセスでは、この1万年前の、農耕牧畜の発見は、いかに重要なプロセスだったか、
ということは歴然としています。
.
ちなみに、よく希少な生物種が絶滅に向かっている、という話を聞かれると思うのですが、
これには大きく二つの原因があります。
一つは、人間に食べられてしまうからです。
もう一つは、その種が主な食料としていたものが、少なくなってしまうからです。
つまり、食料が少なくなるということが、種の絶滅に近づいてしまう大きな要因なんですね。
.
さて、人類が最初に手掛けた牧畜は、ヤギと羊でした。
やがてしばらくして、牛と豚がこれに加わります。
馬が家畜として飼われるようになったのは、当初は、食用としてでした。
乗るようになったのはずっと後のことです。
まあ、様々な動物が私たちの身の回りに存在しますが、
牛や豚、ヒツジなど、食用として、完全に飼いならしてしまっています。
1万年ですから、それなりに改良されてきました。
おそらく最も進化した改良は、最も少ないエサで、最も多くいの肉を確保するための改良ではないでしょうか。
とはいえ、カロリー換算で、牛の場合、穀物の総カロリー10に対して得られる肉の総カロリーは1だそうです。
さらには、肉の臭みが少なくなってきましたね。
いや、1万年前の牛や豚を食べたわけではありませんが、もっと獣臭がしたはずです。
それと、柔らかさとか、ジューシーさなど、ちょっと贅沢な要求ですが、
これも向上しているはずです。
私は、以前銃猟をしてしていた時、いわゆる山の漁師の家で食事をしたことが度々ありましたが、
そこでは、イノシシやクマなど獲物が時に出されることがあるんです。
まあ大体、臭みと肉の硬さに、おいしいと思ったことがありません。
食べながら、これなら、豚や牛のほうがましじゃないか、と。
わざわざ野を超え山を越え追い回して捕まえるほどのことはない、と思ってきました。
話は変わりますが、時々、クジラの肉をもらうことがあるのです。
持ってきてくれる方は、貴重品のごとき言葉を添えるのですが、
正直、あまりうまいと思ったことはありません。
小学校のころに、給食でクジラの竜田揚げというのが出てきて、これは感激しましたが、
まあ、めったに肉を食べれない時代だったからではないか、と思っています。
.
考えてみれば、牛や豚には申し訳ないのですが、おかげさまで、私たち人類は、大いに満足させていただいています。
おいしく成ってくれてありがとう、というところですね。
ということで、改めて、中国の野味へのこだわりは何なんだろうと思うんですね。
.
このコロナ騒動の始まりの時、多くの人が感染した武漢市の水産市場が、封鎖されましたが、
そのころ、まことしとやかに感染の原因は蝙蝠とか、センザンコウではないかと言われていました。
テレビカメラが市場に入って野生動物の売買の実態を映し出していましたが、
改めて、えっ!こんな動物まで食べちゃうの、という感じだったでしょ。
まあ市場ですから当然ですが、それぞれの動物の姿と、その下に価格が書いてあって、
あたかもレストランのメニューみたいでしたよね。
正直、ハクビシンも、コブラも食べたことがなかったので、うまいまずいの評価はできないのですが、
ぐずぐず言わずに、牛と豚で満足しろや、と言いたくなるでしょ。
何も得体のしれない感染症の恐怖を抱えてまで食べるものじゃなかろう、と。
.
まあ世論というか、海外からの意見なども相まって、
ここにきて、野味はやめようというキャンペーンが始まりました。
野味というのは、野生動物を食べるということです。
キャンペーンの最大の要因は、コロナの感染源ではなかったのか、という疑惑が晴れていないことです。
そもそも地球上の動物は、発生した時から、おそらく多くの細菌、ウィルスの取り囲まれて生き抜いてきました。
それぞれの動物種は独自の、対ウィルスとの闘いの歴史を持っているはずです。
まあ、その意味ではどんな動物も、ウイルス戦争という共通の経験のもとに、戦友なんですね。
ですから、戦いに勝って今日があるわけで、それぞれ征服したウイルスはそれぞれの動物によって違います。
キクガシラ蝙蝠にとっては、すでに抗体が出来上がったウィルスでも、人間ではまだ、ということでしょ。
ところがウィルスだって変異しますでしょ。
この変異したものへの抗体がなければ、また新たなウィルス戦争が始まるわけです。
ですから、野生動物との接点をきちんと整理しておかなくてはいけないんですね。
いわばソシアルディスタンスです。
.
で、中国では、この経験から野味を規制しようと。
中国ではもともと、栄養価が高いとされ漢方の材料などにも使われてきたいきさつがあるのですが、
中国の国会に相当する全人代は、野味を「悪習」と断罪して、野生動物の食用利用を禁止することにしたんですね。
これにより、センザンコウはもとより、孔雀やヤマアラシ、ハクビシン、
それにコブラなどは交易できなくなると言うんです。
いやいや、何をいまさらでしょ。
あわせて、犬についても「文明の進歩によって、人類のパートナーとなった」と明記し、
家畜扱い、つまり食用とするということを禁じたそうです。
いやいやいや、まさに何をいまさらでしょ。
そこで、ネットを含め野味拒絶の声が広がったのですが、
ただ、中国はやたら広く、やたら人がいます。
まあ、なんだかんだと、なにが悪いんだ、とばかり、闇で野味を楽しもうとする輩はいいるんでしょうね。
.
まさに、やるな、と言われても、パチンコ屋に集まってくる輩がいるのと同じです。
| 水嶋かずあき | グルメ | 09:55 | comments(0) | - | - | - |
女性主導社会

アフリカのコンゴのコンゴ川流域にボノボという、チンパンジーによく似た類人猿が生息しています。
別名ピグミーチンパンジーと言われていて、見た目はよく似ているんですが、別種なのです。
ドイツの生物学者が1928年に、ドイツの博物館の剥製の標本を見て、
これはチンパンジーとは別種だろう、と新種として発見したそうです。

新種発見を、コンゴの密林の中ではなく、ドイツの博物館というのも妙なことですね。
ま、それほど似ているんですね。
で、似ているものの、チンパンジーとボノボは正反対と言っていいほど特性に違いがあるんです。
違いの一つに、ボノボのほうがはるかに長距離、と言っても数十メートルですが、
二足直立歩行をします。
チンパンジーは、基本的には、ナッキングと言って手の甲を使った歩行法だったり、
体形が幾分か太めだったり、手足の長さが短めだったり、よくよく見ると違いがあるんですが、
生態としての決定的な違いがあります。
それは、チンパンジーは父系家族なんですね。
ボノボは母系家族です。
そして、最も違う所は、ボノボは、個体間で緊張が高まると擬似的な交尾行動をします。
そもそもグループで生活している動物たちは、しばしば個体間の緊張を高めてしまうことがあります。
特に人間社会はこの特徴がありますよね。
いじめとか、村八分的なこととか、時に喧嘩とかは、その一種です。
で、ボノボは、まあまあ穏やかな種ではあるんですが、それでも、なんかの拍子にもめる。
そこで、その緊張を和らげるために、疑似的交尾をするんです。
これは、もめているオスのところに行って、リーダーのメスが、交尾をさせるんですね。
すると、もめていたご当人は、幾分か落ち着いて、ま、いいか、となるわけです。

きっと人間でもそうであったらそうでしょうね。
このほか、オス同士で尻を付けあったり、メス同士で性器をこすりつけたりして、

まあ一種の精神緩和をするわけです。
ですから、人間は、生殖、繁殖のため以外の性行為を頻繁にしますが、
他の動物で、繁殖以外の目的で性行動をとるのは、ボノボぐらいのものなんですね。
そこで、愛の動物、とか言われているわけです。
これは、そういう行為から、連想されただけではなく、
実質的に、群れの統率をメスが行っているため、基本的に穏やかな行動をとるんですね。
オス主導のチンパンジーから見れば、はるかに平穏な生活をしているんです。
.
人間社会でも、男主導と女主導の様々形態がありますが、
男に主導権があるのは、争いが前提になっているんです。
争い、戦争のときが、やはり男の役割が拡大するので、そのために戦時は男の権威が大きくなるんです。
でも、平和で、争いがないときは、徐々に女の力が大きくなってゆきます。
日本は、もう70数年にわたって争いがないわけですから、
必然的に女が強くなってゆくんですね。
男尊女卑的傾向があったり、そういうことそのものの概念が男女差の概念になっていたりと、
まだまだ人間社会は、男主導が中心の社会ですが、
これは、争いの歴史を繰り返している、という証左なのですね。

.
私がまだ学生だった頃、
戦後強くなったのは女性と靴下、というフレーズがはやりました。
靴下は、ストッキングのことで、ナイロンが発明され、
より丈夫な製品が作られるようになったからです。
女性も、平和な時になったのですから、必然的に強くなって行ったわけですね。
.
さて、ボノボを例にとるまでもないのですが、そのプロセスはともかく、
コンゴ川をはさんで、一方はチンパンジーとして進化を進め、
一方はボノボとして進化を遂げてきたわけですが、
何が原因か、一方は男社会で、幾分か闘争的な性分を持ち込んでいる。
一方は女社会で、平和に温和に暮らしている。
ま、どうでもいいのですが、どうもボノボのほうが知能が高いようです。
特別に訓練されたボノボは、ほとんど人間の言葉を理解し、発音こそできませんが、
ボードに書いた言語を指さしすると、何を意味しているのかを理解するんですね。
圧巻は、テレビゲームで、ぱくぱく敵を食べながら、迷路を進んでゆくゲームがありますが、
このコントローラを操り、練習三日目にして、かなりの高得点をたたき出す動画を見たことがあります。
猿の惑星じゃないですが、人類が滅びた後は、

ボノボがこの地球を支配するんじゃないか、と思えるくらい賢いんですね。
もし、そうなったら、きっと平和な地球が生まれてくるんでしょうね。
人類でなしえなかったことです。
.
今回のコロナウィルス感染拡大防止に顕著な功績を顕した人がいます。
まあ、成果が多かった、というか適切な対応策をとったというか、
要は、優れたリーダーシップを発揮した、という人たちです。
逆に、何をもたもたしてたんだと言われる人たちもいます。
きっと、一段落して冷静な評価をしたとき、
多くのリーダーが、危機管理能力に欠けていた、ということが判明するでしょうね。
で、現段階で思いつく有能な決断と選択をしたリーダーと言えば、
ドイツのアンゲラ・メルケル首相、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相。
そして、台湾の蔡 英文(ツァイ・インウェン)首相でしょう。
間違っても、シンゾー・アベは入りませんね。
で、この評価の高いリーダーはそろいもそろって女性宰相なわけです。
.
ボノボが女性主導で、いい社会を作り上げてきたことに学んで、
人間も、そろそろ大きく舵を切る必要があるかもしれませんね。
無能な男たちは、静かに消えてゆけ、といういことです。

| 水嶋かずあき | あれこれ | 09:57 | comments(0) | - | - | - |
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